ナックルボーク2号 

たいしゅんの唄と野球の夕べ

りんご売り

2008年02月29日 23時37分32秒 | ひとりごと
去年10月の末、
青い目のりんご売りに白いノート本を買わされた。

毎日その白いノートをみているうち、
街中の人が持ち歩いている
ちっちゃな音の玉手箱が欲しくなってきた。

ワシには必要ないと思っていたのだが…

今日届いたちっこいヤツ、
相性のいい白いノートから
いっぱい音を詰め込んであげた。

とっても商売上手な
りんご売り、なの。


届けられた音たち

2008年02月27日 23時42分00秒 | 音楽
Amazonは便利だ。
ちゃんと発売日に届けてくれる。
送料もかからんし。

本日発売のチャットモンチーの新曲
「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」
とライブDVDの
「レストラン スープ」。

「ヒラヒラ~」の方は
3月1日公開の映画「ガチボーイ」の主題歌。
「歌姫」で”クロワッサンの松”役を好演していた
佐藤隆太の主演なので観てみたい気もする。
カップリングのベースのあっこちゃん作詞
「意気地アリ」がちょっとよい。

「スープ」は去年の7月7日の七夕に
日比谷野音で行われたライブのDVD。
野音ってやっぱ、いいよね。
やってみてえ~なあ~。

あ、それとは別に
先日の西荻窪でのワシのライブ音源が
タカーシ氏より届いた。

こちらは楽しめんかった…
反省材料いっぱい、
やる事はまだまだ沢山あるね!!!

空いてるレイトショーが好き。

2008年02月27日 16時24分27秒 | 映画
昨日の夜、
借りていたDVD2枚を返しにいったついでに、
近くのシネスコのレイトショーを観てきた。

観た映画は
『アメリカン・ギャングスター』

1970年代に実在した黒人麻薬王の話だ。
こんな話が実話っていうのも恐ろしい事だと思ったが、
同時に実話を扱った映画と比べて観ていた。
それは借りていたDVDの1枚、
『誰も知らない』だ。
カンヌで主演男優賞もとったし、話題の作品だったが、
今回借りて観るまで本当に何も知らなかった。
静かな語り口が逆に物語の悲惨さを伝えていた。

実話に基づいている映画も監督によって表現方法が違うもんだ、
と当たり前の事を思ってしまった。

ちなみに借りていたもう1枚は『ハチミツとクローバー』でした。
蒼井優、西田尚美、堺雅人とワシの好きな役者大集合で楽しめた。


カンタ・ブラジル10周年おめでとう!

2008年02月20日 20時48分09秒 | 音楽


本当に先週末の大阪紀行、滞在期間は短かったが内容が濃すぎて
書きたい事を一気に放出した感じです。
でも、一番書きたかった事がこれ!
今回の旅のメインのイヴェントです。

『カイピリーニャ』

大阪・西区靱本町の靭公園近くにある
ブラジル料理とお酒のお店です。

ワシが初めて行ったのはまだ店が心斎橋にあった頃。
甲子園でナイターを見た帰りでした。
カエターノ・ヴェローゾのCDを
あさるように聞いていた時期だったと思います。
初めて訪れたワシを暖かく迎え入れてくれました。

その『カイピリーニャ』で毎月第三土曜日に行われている
”カンタ・ブラジル”というブラジル音楽好きが集い、
セッションするというイヴェントが
今回でめでたく10年目を迎えました!

実はワシは知っていて行った訳ではなく、
偶然そんな節目の日に参加した訳でして
とてもラッキーでした。

ワシもギターをお借りして歌ってきましたよ。

1.Metafora(Gilberto Gil 完全耳コピバージョン)
2.涙ひとつ(原曲:Insensatez -Antonio Carlos Jobin-)

そしてありがたい事に(気をつかってくれたのね、でも嬉しい)
アンコールをいただき
San Vicente(Milton Nascimento)を歌いました。

大阪はつっこみの反応が素早くて大好きです。
細かいボケをうまく拾ってくれます。
いやボケているつもりがない時も。

一番上の写真はフォフォー・オセロッティーの皆様方。
フォフォーのリズムに演歌調の歌詞が渋い!
他の方々の演奏も落ち着いて楽しめる
本当に10周年記念にふさわしい楽しい夜でした。
今年はお店が出来て20年目という事もあり
本当にいい日にお邪魔出来ました。

また寄らせていただきます、カイピさん、ミドリさん!


あの百貨店では

2008年02月20日 20時46分55秒 | 旅行
梅田駅周辺の某百貨店の
某プロ野球チームショップに行ってきました。

携帯のカープ坊やストラップをわざとじゃらじゃら見せながら…


彼だけのコーナーがありました。

つうか、このTシャツ、オリンピックアジア予選の写真使ってねえか?
手前のシルエットTシャツはおそらくカープ時代の写真…


各サイズ、揃っております!

でもそんな物に金使うなら…

やけ食い。うまかった。

タカラヅカ

2008年02月20日 20時45分32秒 | 旅行
大阪紀行記はまだ続きます。

西宮球場に行った後、先日、当ブログで紹介しました
「阪急電車」の舞台となった、阪急今津線に乗ってみようと思いました。


駅構内の本屋さんではもちろん、堂々の売り上げ1位!

読んだばかりの小説、内容も恋が始まる話が多いので
何故かドキドキしながら
西宮北口駅から宝塚駅行きの
車両に乗り込みました。

図書館はどこ?
”生”の文字は?
おばはん集団に遭遇するのか?
白いドレスの女は?

詳しくは小説をお読み下さい。
耳がずっとダンボになっていて、
いろんな人の会話を聞こうとしていました。

そんなこんなで15分、宝塚に到着しました。

せっかくなんで、宝塚歌劇団を観劇することに。
前から1度観てみたかった、タカラヅカ。
初観劇は、B席3500円の席です。

15:00の回はもうすでに始まっていました。
客席についたとたん、10年前の感覚がすぐに戻ってきました。
そーです、同じような劇場でワシは
小屋付きの照明屋として、5年ほど仕事をしていたんです。

いや~、すっかりそんな事は忘れていました。
でも、ステージを見た途端、行灯の球切れてないか?とか
ピンスポットの当て方、絞り方とか気になってしまい、
(宝塚劇場の方の仕事は完璧です。
そんな事を気にしながら仕事をしていた自分の話です。
誤解のないように書いておきます。)
純粋に芝居を楽しむ雰囲気になれなかったのがちょっと残念。

公演は宙組「黎明の風」。
吉田茂の懐刀として戦中、戦後を生きた白洲次郎の物語なのだが…

野球場ツアーの疲れと深夜バスの寝不足が一気にやってきて
うとうと観劇となってしまいました…

このタカラヅカのスタイルを最初に思いついた人はすごいね。
男役の感じって、ずーと変わらず受け継がれているし
もう何年かたてば
歌舞伎と同じように日本の伝統芸能になるんだろうな。
いや、もうすでに伝統芸能です。

休憩をはさんでの約1時間のレビューは
本当に!素晴らしかった!
これぞまさにエンターテーメント。
入団するのに一苦労、花形役者になるのに一苦労。
鍛え抜かれた出演者たちの歌、踊りは完成度バツグン!
これがタカラヅカか、とグングン引き込まれました。


ショップにてCDを購入。

"Quatre Saisons~日本の四季を歌う~"
歌/晴華みどり、華城季帆、音花ゆり、和音美桜

ちなみに音花ゆりさんは相武紗季ちゃんのお姉さんです。

かつてそこには野球場があった~プロローグ~

2008年02月19日 20時00分30秒 | 野球
先週末、15日の金曜日の夜、
横浜から深夜バスに乗り込み大阪まで行ってきました。
朝7時半に梅田駅前ヨドバシカメラのあたりで降りて、
さあ何しようと思ったのですが、
2日前に浮かんだとてもいいアイディアを実行する事にしました。

それは…

もう既になくなってしまった、あの野球場を訪ねる旅をしよう!
というものでした。

1975年からプロ野球ファンであるワシにとって、
大阪というのはとても魅力的な街でした。
プロ野球の球団が4つもある!
しかし、それはもう過去の話です。
唯一かたち変わらず残っているのは
阪神タイガースのみで、(’75年以降の話をしています)

●南海ホークス→福岡ダイエーホークス→福岡ソフトバンクホークス
●阪急ブレーブス→オリックスブレーブス→オリックスブルーウェーブ
●近鉄バファローズ→消滅
そしてブルーウェーブとバファローズはご存知のように
オリックスバファローズと東北楽天イーグルスの2チームに分かれました。
大阪(関西)にはもう2チームしかなくなってしまいました。

子供の頃に1度は訪れてみたかったあの球場たち…
野球好きだった(いや、今でも)元少年のおっさんによる、センチメンタルな旅。
興味のある方はお付き合い下さい。

尚、この記事は下に行くほど現在に近い時間経過で進めていきます。

かつてそこには野球場があった*その壱~中百舌鳥球場編~

2008年02月19日 20時00分29秒 | 野球
まずは梅田から地下鉄御堂筋線に乗り、終点の中百舌鳥駅で降りた。

ここは南海ホークスがかつて練習グラウンドとして使用していた
中百舌鳥球場があった場所です。


地下鉄の駅から南海電車の中百舌鳥駅前に出てきました。


南海高野線を左手に白鷺駅方面に歩いていきます。


手前郵便局です。
ここら辺から奥に見えるマンションあたりに球場があったようです。


当時からあるのはこの郵便局ぐらいらしい。


りっぱなマンションです。


かつてのここが球場だったことを示す看板もあります。


多くの若鷹が汗を流したグラウンド。


漫画「あぶさん」によく出てきましたよね。
中百舌鳥球場。


「また来てね。」と駅前の鷹ではなく、鳩が申しておりました。

球場がなくなりマンションになっていく様子が記録されています。
検索していて見つけました。
貴重な記録です。
「みーくんの部屋」の”窓からの風景”という所をご覧下さい。

かつてそこには野球場があった*その弐~藤井寺球場編~

2008年02月19日 20時00分27秒 | 野球

中百舌鳥から高野線で移動。
河内長野駅で近鉄に乗り換えました。


かつて近鉄バファローズが大阪ドームが出来るまで使用していた
藤井寺球場跡を訪ねます。

藤井寺球場は高校野球の夏の大会・大阪予選の準決勝の試合を見にきた事があります。
ホームスチールを公式戦で初めて見たのが記憶に残っています。

あと、2004年、出来たばかりの楽天イーグルスの秋季練習初日を、
たまたま大阪にいたので見に来ました。
ユニフォームがまだなく全員白い練習用のユニフォームを着てやっていました。
高校生かと思いました。


藤井寺で頑張るソフトバンク(大した意味なし)


楽天の練習見にきた時も
球場手前のたこ焼きやでたこ焼き買って中に入ったなあ~。






中が見えないよ~。
この奥あたりが、確か正面の入り口でした。


小学校になるようです。






覗いた所で球場がある訳じゃなし。


さらば、藤井寺球場。
さらば、近鉄バファローズ。

かつてそこには野球場があった*その参~日生球場編~

2008年02月19日 20時00分21秒 | 野球
藤井寺から大阪阿倍野橋駅で降りる。
地下鉄の1日乗車券を持っていたので、
環状線ではなく地下鉄で移動する事にした。

目的地は森ノ宮駅。
近鉄バファローズが以前はナイター設備がなかった藤井寺球場の変わりに
よく試合をしていた日生球場跡地を訪ねる。

地図で確認。
めちゃ駅近!




歩道の敷石が野球のグラウンドの模様です。


分かりやすい入り口。


住宅展示場?


スタンドの傾斜がまだ残っています。

駐車場でもあるようです。

今後このスペースをどう使っていくのでしょうか?
立地条件はよいし、今のままじゃもったいない!


腹がへったので昼飯に。
このわかりやすい店名の看板を見て、
何も迷う事なく店内へ入っていきました。

シュルツ哀歌