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突然きた

2015-01-20 23:50:05 | 日記
お風呂で突然きた



動物園にいる父とあたし



妹が生まれた時、父が毎週連れて行ってくれてた動物園




あたしが寂しい思いをしないようにとの




父の愛情だった




あの時の写真がある。出してこなくても鮮明に覚えてる。



あの写真を思い出すと、どういうわけかいつも涙がとまらなくなる。




2歳のあたしと父の2人。ゾウ舎の前で、鳩に餌をやってる。




いまだにあたしはゾウ舎の前でいくらでもいられる。




父はあたしにあふれんばかりの愛情を注いでた。



でも、母に遠慮する幼いあたしは、父の愛情を存分に受け取りきれなかった。



母の目があったから。こわかったから。いつの間にか、そんな気持ちに蓋をした。



父の愛情を受け取りきれないあたしは、父を不機嫌にした。



父が不機嫌なのは、あたしのせいだと母は言った。でも、本当は無邪気に受け取りたかったんだと思う。




母の目なんて気にせずに。母に遠慮してた自分。そんなあたしを



ふてぶてしいと怒る父。父と母の気持ちにどうしていいかわからないあたし。



あー、これで繋がった。



父のあふれんばかりの愛情を受け取りたかったんよね。ありがとうって。



そう思うとね、また涙があふれるの。



ありがとう、ありがとうって…また涙が出る。



そのあふれんばかりの愛情を、彼が表してくれてるのかなって。



そう思ったの。受け取るために、出逢ってしまった。



そんな気がした。