海月美紗のおでかけ日記

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3月4日(月)相馬·鹿島の社寺めぐり

2024-03-04 20:00:00 | 神社仏閣
日差しがあり暖かい。でも西の山々には雪雲がかかっているから福島はきっと雪。今日は相馬・鹿島で寺社巡りをするとしよう。本当は桜の季節の方がきれいな写真が撮れるのだけれど「思い立ったが吉」というから。
 
 
相馬中村神社は相馬三妙見社の一つ。御祭神は相馬家代々の氏神である天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)。手水舎の隣に書かれてる「実践の一番深いものが祈りである」という言葉が好き。北野天満宮の近くに淡い桃色の梅がひっそりと咲いていた。 
 


相馬神社は明治12年に中村城本丸跡に創設された。御祭神は天之御中主大神と平将門、相馬師常(もろつね)。令和2年3月の地震で倒れた灯籠がきれいに修復されていた。中村城跡の白梅が満開で辺り一面に梅の香。桜や藤の咲く季節が待ち遠しい。
 
 
 


涼ヶ岡八幡神社。「すずがおか」ではなく「すずみがおか」と読むのだと初めて知った。「縁結びの榧」は2本のカヤの木が太い枝で繋がっている。今さら誰と縁を結ぶ必要があるかと考え枝下の鳥居を潜るのはやめにした。
 
 
 
伊勢大御神上大神宮(いせおおみかみかみだいじんぐう)。伊勢神宮内の御分霊を勧請して創建、御祭神は天照大御神。
 
 
 

伊勢大御神下大神宮。御祭神は撞賢木厳之御魂天疎向津姫神(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのかみ)で天照大御神の荒御霊。樹齢100〜199年というヒイラギは緑色がつやつやと美しい。
 
 
 
鹿島御子神社。浪江鹿島線はいつも通っていたのに駐車場が分からなくて通り過ぎていた。「夫婦欅」は樹齢800〜1000年とか。境内も駐車場も狭いけれど、近くにある「やまざき」の生チョコは天下一品!
 
 
 
日吉神社。震災前は通勤の途中で寄り道して何度も何度もお参りした。あのころ道端に咲いていた夾竹桃は刈られてしまい、地震で倒れた灯籠は未だに崩れたまま。祈りは届かなかったのだと思う。
 
 
 
男山八幡神社。ここにお参りしたから生まれた子どもたちはみんな男の子だったのか。神社も杉木立の参道も全く記憶にないのはなぜなのか。地面が深く掘られ地震で倒れた鳥居の修復工事がやっと始まった様子。
 
 
 

阿弥陀寺。大イチョウは樹齢600年以上、黄葉の季節には遠くからでも場所が分かる。白梅が満開でいい香り。白の馬酔木と本堂の奥の方には薄紅色の馬酔木が咲いていた。
 
 
 

寶蔵寺。桜はほんの少ししか咲いていない。秋に咲く桜が珍しくて毎年必ず訪れる。もう少し暖かくなったらソメイヨシノも満開になるはず。桜の頃と紅葉の頃に必ずまた。
 
 
 

長命寺という名前がいい。奥相三十三所観音巡り第7番札所。真言宗、奈良の長谷寺が総本山。山門は中村城の鐘撞門を移築したもの。境内に大きなイチョウの木があり、5月には薄紫色の大ツツジが見事に咲くらしい。
 
 
 
社号標は「村社鹽竈神社」。松川浦を見下ろす高台にある。震災の津波もここには届かなかった。大洲街道の向こうには太平洋。ここからは浦と海と空と3つの青色が見える。
 
 
 

北野神社。昔から古びてはいたけれど度重なる地震でとうとう壊滅状態になったのか。道路が新しくできて周りの家々もリフォームされて、村の鎮守なのに今の姿はあまりにも痛々しい。












 







 




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