海月美紗のおでかけ日記

おでかけ大好きです
見つけた小さな“happy”を記録していきます

3月2日(土)おひな様めぐり

2024-03-02 20:00:00 | 可愛い

明日は桃の節句。あちらこちらでひな祭り展が開催されている。

去年、福島県周遊デジタルラリーに参加して応募したら見事に当選!送られてきた商品券は福島県内の高速サービスエリアでしか使えない、利用期限は3月17日まで。

桑折ICから高速にのり国見SAを経由して白石ICへ。県北から仙南へ、おひな様めぐりのおでかけを計画した。

 

 

 
 
旧亀岡家住宅は明治37年頃の建築。平屋部分の住居棟と2階建て部分の座敷棟からできていて、建物正面の八角形の塔屋と二基の尖塔が特徴。
ひな祭り展で飾られていた享保びなは江戸時代に作られたおひな様。大きくてどっしりとした感じ、表情はあどけない。男びなの足が壊れてしまっていて可哀そう。


国見サービスエリア内「和食屋 はらくっち」の牛タンパワー丼。お肉がとても美味しい!これで1000円はコスパよし!
商品券2000円分の牛タンさらみと笹かまぼこ、桃の果肉入り饅頭を買い込む。これで初期の目的達成!
 
 
 
 
 

白石・人形の蔵。ひな人形の保存状態はあまりよくないが、いろいろな時代・たくさんの種類の人形が飾られていて興味深い。
(上)は明治時代の古今びな。(下)は明治時代の名工・大木平蔵作のおひな様。



壽丸屋敷のほっこりおひなさま展。おひな様の7段飾りが7セットど〜んと並び、全長は8m。どのひな壇飾りもきれいで可愛らしく「これが一番!」と決められない。
江戸時代から大正時代までは、向かって右が男びなで、左が女びな。左右が入れ替わったのは昭和3年の昭和天皇の即位式から。
お屋敷の外にはマンサクの花が咲いていた。
 
 
 
 

高蔵寺 阿弥陀堂。1177年に建立、現存する宮城県最古の木造建築。平泉町の中尊寺金色堂、いわき市の白水阿弥陀堂と並ぶ東北三大阿弥陀堂の一つ。
堂内に安置されている阿弥陀如来坐像も国指定重要文化財、拝観には予約が必要。
寒い時期の拝観は避けた方がいいかと思って予約しなかったが、今日は日が差して風も穏やか。阿弥陀様に会えなかったことがとても残念。桜の咲く頃に必ず予約を入れよう。
参道の脇に大きなお樒の木。薄い黄色の花は甘い優しい香りを漂わせていた。
 
 
 



角田市郷土資料館。明治~大正時代に大地主だった初代・2代目氏家丈吉が建築した邸宅を角田市が譲り受けた。
展示されていたのは、角田館主石川家に嫁いだ仙台藩主伊達家息女の嫁入り道具として伝わるひな人形。凛とした表情を見ていると気持ちが静かになって、ずうっと見ていても飽きない。
伊達家の家紋・雪薄(ゆきすすき)紋が施された金梨地蒔絵のひな道具。金箔がまだ十分残っていてとても豪華、もっと近くで見られないのが残念。
 
 




あちらこちらに可愛らしいひな人形がひっそりと飾ってあって、書院造りの邸宅にとても似合っていた。一番のお気に入りはこれ!三人官女が着ていた5枚重ねの桃色の衣装が黒いひな壇に美しく映える。
 

桜や椿の生木に紙で作った造花が付けられている吹花(ふきばな)。「早く春になぁれ」という思いを込めて造花を折ったのだろう。たくさんの可愛らしいおひな様を見て春の訪れを感じた一日だった。











 
 

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