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海月美紗のしょうかっこう

小確幸とは 小さいけれども確かな幸せ という意味
何気ない毎日の中で見つけた 小さな幸せを記録していきたいと思います

馬陵城と相馬神社と藤の棚

2025年05月15日 | 

馬陵城(ばりょうじょう)は相馬中村城の別称、お城跡は馬陵公園として整備されています

中村城は、慶長16年(1611)に相馬利胤が築き、明治時代までの約260年間にわたって相馬氏の居城、藩政の中心地でした

今は駐車場になっている東三の丸跡、イチョウやニセアカシアなどの大きな木がまわりを囲んでいます

中堀には、カキツバタやスイレンが咲き始めていました

大手門のすぐ向かい側に、相馬市立中村第一小学校があります

お城跡にある2つの神社、相馬中村神社の一の鳥居と相馬神社の社号標です

赤橋を渡って一の門・二の門跡を過ぎ、本丸跡へ

本丸跡には、第19代当主が植えたと伝えられる、推定樹齢約400年の藤棚があります

本丸御殿は、この藤棚を囲むようにつくられていたそうです

たわわに咲き下がる紫の花房はとてもきれいで、風に揺れると辺り一面に甘い香りが漂います

クマバチが蜜を集めているのでしょう、あちこちからブンブンと大きな羽音が聞こえていました

相馬神社は、藤棚から少し離れたところに鎮座しています

明治13年(1880)に、相馬氏の始祖である相馬師常(もろつね)公を祀って、本丸跡に創建されました

お詣りをすませ、鳥居の前の黒橋を下り、南二の丸(長供)脇の桜並木を通って、中の門跡へ

内堀の向こうに見えるのは、相馬市役所とスポーツアリーナそうま

お城の北側に広がる蓮池には、キショウブが咲き始めていました

蓮池門跡を通って大手門に戻ると、何台もの草刈り機の大きな音が響き渡っていました

今年は、5月24日~26日に相馬野馬追が開催されます

24日の朝9時30分、相馬中村神社の御鳳輦(ごほうれん)に従い、総大将を守る宇多郷の騎馬武者たちがこの大手門から繰り出すのです


写真は「うつくしま浜街道」より引用

2025.5.12


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