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海月美紗のしょうかっこう

小確幸とは 小さいけれども確かな幸せ という意味
何気ない毎日の中で見つけた 小さな幸せを記録していきたいと思います

初夏の花がいっぱい~まぁるの庭

2025年05月23日 | 

鹿狼山の中腹にある「新地Garlandまぁるの庭」は、太平洋を一望できる手作りの庭です

今日の気温は28℃、花たちが驚いて一斉に咲き出すかもしれません

オルレア、シラン、アケボノフウロ、おなじみの花々

大好きなハコネウツギとヤマボウシ

日陰で気持ちよさそうな源平小菊

カモミール、キャットミント、ジキタリス

情熱的な色のクレマチス

アリウムとオキナグサ、咲き終わりでも綿毛になっても美しい花たち

アーチのナニワイバラはそろそろ終わりですが、これからが本番というバラたちがたくさん!

淡いピンクのデンティベスが咲き始めました

△モナルダ(ベルガモット)

△ラグラス(ウサギノオ=兎の尾)

△セイヨウオダマキ

△アケボノムグラ(花車葉草)

カタカナの名前がつく花は、別名があったり和名があったり、なかなか覚えられません

でも、みんなとてもきれいです

暑かったり肌寒かったり、花たちもいつ咲きだしたらいいかと悩みそうですが、見事なバラの季節はもうすぐ…


2025.5.21

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いづれアヤメかカキツバタ~浄楽園にて

2025年05月22日 | 

福島市にある浄楽園は、東北の名庭園として知られる池泉回遊式庭園です

大きな池のまわりを歩きながら、四季折々の花や景観を楽しむことができます

ツツジやシャクナゲはおしまい

スイレンとヒメサユリは、これから見頃を迎えます

亀さんが石の上でひなたぼっこ

アヤメとキショウブがきれいです

東屋で美味しいお茶をいただいていたら、「いづれ菖蒲か杜若」という言葉が思い浮かびました

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今まで撮った写真から、アヤメの仲間をピックアップしてみました

△イチハツ(一初)

淡い青紫色の花びらの付け根部分に、白いトサカ状のもじゃもじゃがあります

稀に白花もあるそうです

△カキツバタ(杜若)

青紫色の花びらの付け根部分に、白い線が入ります

アヤメよりほっそりした印象があります

△アヤメ(菖蒲)

濃い青紫色の花びらの付け根部分に、黄色と紫の網目模様があります

花は紫や白が中心ですが、青や黄色などの品種もあります

△キショウブ(黄菖蒲)

鮮やかな黄色の花ですが、花びらの付け根部分に薄い模様があります

△ハナショウブ(花菖蒲)

花びらの付け根部分に、黄色い線が入ります

青紫、濃紺、赤紫、白、黄色など数多くの品種があります

△ダッチアイリス

青、黄色、白などの品種があります

細くて、スッとした印象です

△ジャーマンアイリス

花びらの付け根部分に、ブラシ状の毛があります

華やかな色とりどりの花を咲かせ、とてもたくさんの品種があります

△シャガ(射干)

白い花びらに、青紫と黄色のぼかし模様が入ります

草丈は30~60cmくらいです

△ヒメシャガ(姫射干)

淡い紫色の花はシャガより小さく、草丈も30cmくらいで小さいです

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「名もかぐわしき安積野や 伝えゆかしき花かつみ…」 3年間通った高校の校歌には、「花かつみ」という花が歌われていました

郡山市はヒメシャガを「ハナカツミ」として市の花に制定しています

花かつみは万葉集や古今和歌集に出てくる幻の花です

懐かしい校歌を口ずさみながら、花かつみはどんな花だったのかなぁと思いました


2025.5.19

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土湯の山奥、不思議な花の館

2025年05月21日 | 

土湯温泉の東鴉川(ひがしからすがわ)第一堰堤が、涼しげな音を立てて流れ落ちています

温泉街から男沼・女沼へ向かう山道は山野草の宝庫

△ミツバウツギ

△タニウツギ

△シャガ

△ユキザサ

△コンロンソウ

△ラショウモンカズラ

△ヤマオダマキのつぼみ

△ヒメフウロ

△クロバナフウロ

この先に民家が1軒ありますが、誰も住んでいる気配がありません

でも、荒れ放題の庭いっぱいに、たくさんの花が咲いているのです

お邪魔するわけにはいかないので、道ばたの花だけ撮らせていただきました

△ツツジ

△サクラソウとクリンソウ

△ムラサキツユクサ

△ヤマブキソウとセリバヤマブキソウ

△アキグミとコデマリ

△テマリカンボク

△オドリコソウ

△フランスギク

これはミヤコワスレだと思います

でも、これだけ山野草が咲いている場所だから、ミヤマヨメナだったりしないかな…と期待してしまいました

誰ひとり、花々に気づかず通り過ぎてしまうこの家を、私は勝手に「花の館」と呼ぶことにしたのです

2025.5.19

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初夏の花図鑑~仙台市野草園にて

2025年05月19日 | 

仙台市野草園の隣りには、NHK仙台放送局のアンテナ塔が建っています

大年寺山の標高120m+150m、常磐道を運転していても「あそこが野草園だな」とすぐに分かります

今日のめあては、①コマクサを撮る、②イチハツの特徴を確かめる、③どんぐり山周辺を散策する、の3つです

△ヒメシャガ(姫射干)

△フタリシズカ(二人静)

△タカネバラ(高嶺薔薇)

△ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)

△ミツバツチグリ(三葉土栗)

△ミヤマヨメナ(深山嫁菜)

△ホタルカズラ(蛍葛)

△キバナウツギ(黄花空木)

△ヒメウツギ(姫空木)

△カンボク(肝木)

△センダイハギ(千代萩)

△ゼンテイカ(禅庭花)

△クリンソウ(九輪草)

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①コマクサ(駒草)

コマクサは「高山植物の女王」とも呼ばれ、日当たりがよく、砂や小石で覆われた場所に自生します

東北地方では、岩手山、秋田駒ヶ岳、蔵王連峰、尾瀬の燧ヶ岳の4ヵ所でしか見られないそうです

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②イチハツ(一初)

アヤメ類のなかで一番早い時期に咲くので「一初」という名前になりました

とさか状の白いもじゃもじゃが、花びらから出ているのが特徴です

葉っぱの横幅が広く、やわらかくて厚みがあります

乾燥に強く、乾いた土地に生えます

昔は茅葺きの屋根によく植えられていました

これは、イチハツの根が茅の隙間に根を張るので、茅が風で飛ばされたり雨水で傷んだりするのを防いだり、屋根の強度を高めたりする効果があったからだそうです

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③どんぐり山の花

△コゴメウツギ(小米空木)

△ズミ(酢実)

△タニウツギ(谷空木)

△サワフタギ(沢蓋木)

△アブラツツジ(油躑躅)

△ハンカチノキ(手巾木)

△ホオノキ(朴の木)

△イヌザクラ(犬桜)

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初めてどんぐり山とその周辺の雑木林を歩きましたが、ここは本当に仙台の市街地?と思うほど静かで、普通に「山」でした

木々の花が咲き誇る一番いい季節に来園したようで、初めて出会った花たちもたくさんあり、今日も楽しい時間を過ごすことができました

それにしても、タカネバラとハマナス、ミツバツチグリとヘビイチゴ、ミヤマヨメナとミヤコワスレ… 区別するのが難しい花が何だかたくさんあります

2025.5.16

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つつじ山公園で故郷を思う

2025年05月17日 | 

つつじ山公園は、土湯温泉から女沼の方へ、山道を10分くらい走ったところにあります

今日の福島市の予想気温は30℃、少しは涼しいかと思った土湯も、さっぱり涼しくありません

カーブが多い細い山道の両脇に、シャクがたくさん咲いていました

女沼駐車場に着きました、目の前の小高い丘がつつじ山公園です

公園の登り口で見つけたスミレとカジイチゴ

山つつじを見ながら、散策路をゆっくり登っていきます

眼下に女沼が見えてきました

まだまだ、つぼみもたくさん…

ミツバアケビ、オトコヨウゾメ、サラサドウダン

山全体に野生のつつじが群生しています、その根元には小さな野草たちが…

チゴユリ、マイヅルソウ、フデリンドウ

ウワミズザクラとガマズミの白い花、つつじの花の色と対照的

山つつじのこの色は何色と言ったらいいのでしょう、素朴で懐かしい色です

山全体がつつじ色一色に染まって、朱い色なのに不思議と気持ちが落ち着きます

田舎生まれで、山道や田んぼのあぜ道が大好きだった私には、つつじ山公園がしっくり合うようです


2025.5.14

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つけたし

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もうすぐ駐車場というところで、タキネツクバネウツギのつぼみを見つけました

去年は5月下旬に咲いていましたが、今年はまだ早かったようです

阿武隈山地の滝根町で発見されたタキネツクバネウツギ、その大滝根山を見上げながら育った私には懐かしい響きの花です

あと数日したら、淡紅色のかわいい花を咲かせることでしょう

(2024.5.21 撮影)

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土津温泉にもどる途中の道ばたで見つけました

イタドリだと思うのですが、斑入りとはまた違うような…

こちらは、イタドリのアルビノでしょうか… 上から下まで真っ白…

珍しいと思うんですがどうなんでしょう?よく見かけるんでしょうか?

この不思議な植物について、どなたか教えてください!

コメント (2)
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