海猫の宝物

人生を豊かにする冒険を求めて

京都 紅葉 ~ 永観堂 2014.11.22(土) ~

2014-11-24 16:01:15 | 国内旅行


ちょうどタイミング良く3連休に見頃を迎えているというし、
今年こそは絶対行きたい
ということで人混み覚悟で行ってきました、京都 永観堂 禅林寺の紅葉を巡る旅

JR京都駅から市バス5系統で”南禅寺・永観堂道”にて下車

3分も歩かない内に、燃えるような赤い紅葉に包まれた
永観堂の総門を早くも発見
(発見というか、バス停からすごく近いし皆同じ方向へ歩いていくので
さすがの私も迷い様がなかっただけ!)

あの赤色は幻







なんなの~  この膨らみ上がった期待をも遥かに超える現物の美しさ

今年は昼と夜の寒暖差が激しくて紅葉が格別に綺麗~
どこかの番組のお天気にいさんが言っていた気がするけど、
ここまで赤色中心のグラデーションが見事に出来あがっているとは

言葉通り、 KI RE I SU GI


(今日は11月後半にも関わらず暑くて、顔が真っ赤になりました


(今回搭載の紅葉写真は敢えて色彩編集を一切入れていません

ここはまだ総門入ってすぐ、拝観券売場に辿り着く前のほんの入り口なのだが、
ここから境内に入る前に期待を遥かに超えた綺麗な紅葉に見惚れ、かなりの時間を費やした。
あまりの美しさに周囲の人々も次々と歓喜の声を上げている!
    

中門前、受付横の紅葉。
もみじ以外の葉の色付きも赤いカーテンの中で見事に融合しています



中門とその左右に設置されている獅子の像。
ここからいよいよ放生池や釈迦堂のある境内中心に入って行きますが、
すでに1年分の紅葉を見尽した気分。



誰も写真を撮っていなかったが、これは中国より伝わる獅子の像。

右手に毬を掴んでいるのは雄の獅子。



左手の下に戯れる子供を抑えているのが雌の獅子。



威嚇的な表情の雄に対して、
ここの獅子は極端に雌が優しい顔をしています。笑

受付で境内のご案内のパンフレットをもらいました。
左下の総門~中門から境内に入ります。



どこも綺麗なんだから代表して数枚を写真に収めたら良い・・と言えば良いのですが、
人生で綺麗な物を見ると少しの違いでも1つずつ写真に収めたくなる性・・

海外にでも行こうものなら1週間で数100~1000枚近く写真を撮ってしまう。

呆れる程撮影に没頭してしまう私だが、
全て忘れないように思い出に残したいという思いからの行動でもあり、
この極端な写真への執着心は自分でもどうしようも無い程制御が効かない・・。

ここに搭載させて頂いた写真でも全体の写真数の1/3程度だ。





11/8(土)~12/4日(木)は寺宝展を開催中です。
この大玄関から寺宝展を拝観する経路が続いているようです。



大玄関横のサザンカの花。
一面の紅葉のカーテンの中でのコントラストが美しいですね。





一際目を引く赤い木。
遠くからでも燃え上がるように目立って
周囲に人を集めていました。



紅葉の奥にススキ。白くて可愛い猫じゃらしのようです。





もみじをUPで撮影
可愛い葉の形
1枚の葉の表面自体がグラデーションになっているものもあるのですね
子供の頃大切に持っていた折り紙の模様のようです



とっても混んでいましたが身動きが取れないほどではなく、
境内をぶらり散策。
紅葉の創る木洩れ日がまた清々しいです。



今回、紅葉がメインの旅だったので寺宝展は見送ってしまいましたが
今から多宝塔という二重の塔に登り、京都の町並みを一望します。



多宝塔へと続く階段の途中から見える御影堂




大分と登った場所からの町の眺め



多宝塔
比較的少ない段数で紅葉の向こうに広がる町並みを見渡せる為、
多くの人が登っていました。



上から見渡すとこの永観堂地域一帯がどれほど紅く染まっているかが
よく分かりますね
改めて幻想的な赤い世界が目の前に広がります
必見です



まだ青いもみじ。
これだけ全体が赤かったりオレンジだと、この青い葉もとても際立って綺麗に写る。



落葉したもみじの川



塔から降りてきました。先ほどの御影堂 正面。
ここは見事なオレンジの葉をバックに人々が写真撮影の行列を作っていました。
思いっきり手を伸ばして高い位置からの撮影を試みる。




そしてまだまだ載せる。
しつこいようだがこれでも搭載写真をがんばって1/3にまで絞ったのだ。




境内の中にある放生池を架ける極楽橋より撮影。
うっわぁあ~  紅葉が水面に映って本当に綺麗




池の周りを一周しました。
左奥に弁天島と呼ばれる離れ島があります。



その離れ島に架かる錦雲橋。
ここは渡れませんが、赤く染まる境内に架かる石橋は
眺めているだけで風情豊かで趣がありますね



日本屈指の紅葉スポットより


~ 京都 紅葉 ~ 京料理・奥丹 /南禅寺 /京都タワー 2014.11.22(土) ~ に続きます ~











最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (リフィ)
2014-11-29 15:34:45
11月の三連休の京都はさぞ混んだことでしょう・・・
11月も末になると(年の気候にもよりますが)東山区の紅葉も盛んになりライトアップ始まりが本格的混雑地獄の到来ですねっ

私的には12月頭がベストシーズンです
(もちろん年によって異なると思いますが)
11月末の一番の真上紅葉満開の超混雑シーズン
これを少し過ぎると 紅葉も落葉し人も少し減ったあたりが
上のもみじはもちろん、下 足元も一面がもみじ絨毯、あるいは真っ黄色のイチョウの絨毯 しかも若干人が減っている・・・と言う 一番の紅葉ピークの直後
上も下も紅葉だらけというのが一番好きだったりします

写真、どれもこれも載せたい、こっちの写真の方がコントラストが素晴らしい、こちらは構図的に美しい こちらは繊細な表現が・・・とキリがないのにすべてを載せるわけにいかないこの悩み・・・わかります、よ~っくわかりますっ

私なんぞ水族館に入ただけで簡単に500枚以上は撮ってます

私は無駄に京都紅葉マニアだったりします
いえ、行ったのは中3の修学旅行と2012年に舞妓体験にはまり
その年に4回言っただけの回数で言うなら素人ですが
背景と撮れる特別な舞妓髪結いなどにこだわっているお店やら
どの時期がどうだと調べているうちに行く回数の割には無駄に知ってます。

本格舞妓姿で風景をバックに写真を撮れるというのは限られた信頼のあるお店のみでして けっして京都の、そして 本職舞妓さんの本来の美、決まり事を壊してはならないため
外出時はその月の決められた簪しかさせないなど徹底していますが

まれに東山区の観光客よせメインのお店ですと
かつらで簪も時期のそぐわないもの、着物もポリエステルやら安物のへんな物や 成人式のような無駄に華やいだ可愛いものなど 違うだろ!!!

という本来の京都、舞妓の風情、美をぶち壊している物もたまに見かけますが(観光客が!と言うそれがまた風物詩として見れるものはそれでいいのですが、本当になんだこれ!!?ってひどいすがたのがたまにあるのです)

と、失礼しました。久々に京都熱で興奮して暴走してしましました

最初に本格舞妓姿で帯も簪もこだわり舞妓写真で有名なプロの写真家を付けたり・・・とかなりの京舞妓通の方々もいらっしゃいまして

やはりその方々の晩秋人気のスポットというと
このジェラさんが今回書かれた京都記事2件の場所です。

舞妓撮影の際にはお店のある河原町からタクシーのため
大まかの方向しかわかっていないのですが。

やはり東山区より先に上の方側から始まるのですね

素晴らしいグラデーションですっ

私も2012年は10月の最後と12/1に行きましたが
やはり10月末は少し早かったようです、しかも東京から深夜バスで 京都駅に早朝5時少し前というパターンで京都入りしてますので
まずは6時に開く清水寺へ向かいますが10月末はやや始まった感じでした。山の上の為若干 近隣エリアより早いものの黄色い落葉樹が・・・という程度で
やはり12/1の方ですが こちらは凄かったですね、
私のブログにもその清水寺の早朝写真を載せていますが
「なんでこんな色が出るんだろう?」と書かれていますが

本当になぜこんな色の赤やオレンジ色が!???
と言うような色でした。

清水寺はまた地面が緑の苔などの上に朝露にの濡れた赤やオレンジ、黄色のもみじが乗ると私の美意識を刺激する配色、絵柄で 他誰も見てませんでしたが私は激写しまくってました。

それほどにすごい色が出ます。
この都会には無い・・・京風情と言うのでしょうか・・・
平安や鎌倉の自分から何も変わらないであろうと思わせる(実際変わらないのでしょう)門構えの上を覆う枝を伸ばした木々と赤い色が周囲の緑や黄色を赤い色に反射させより深みの帯びた秋の風情

門の奥に待っている色・・・
千年も前もこのような光景の中を人々は歩き、同じ事を思ったのでしょう。

暖簾のような薄い白生地に透ける淡い色の紅葉がまた美しいですよねっ

私はこういった透けて入る色などが大好きです。

が、結構他の皆さん そこはスルーして現物の紅葉のみに注目している方が多かったり・・・もったいないと思いつつこれは趣向の好みですから何とも・・・
お写真の色の感じからお昼を少し回ったくらいの時間帯でしょうか、真上から光を受けている紅葉たちが自ら輝いているような写真に元気をもらえます

中国の獅子
右上の紅葉仕切っていないこの緑やわずかに染まりつつある青々し差の残るもみじが光をいっぱいに浴びて

下の獅子の白い肌(?)にもみじの赤い色を映しおとして
もみじ色に染まっていますね
こういった自然の持つ美しい色合いも物から受ける光の色・・・
私の大好きなものです。 
絵を描くときも一番重要視する 周りにあるものの色から受ける色彩の反射・・・

構図も右上に入り込むもみじがとても綺麗です

まりをもつ獅子
後ろの古びた木材建築となる陰の色に輝くように白い獅子
さらに上にもみじを入り込ませたのはジャラさんの狙いさだめた美的位置として意図した構図と思いますが
とても美しく大変好みですっ

反対側の雌の獅子は逆に陰になって青々しい芝生の家の赤く落ちた紅葉の赤や青に深みを出していて

上の紅葉の色の反射を受けて赤く染まる雄
自らの影を下の落葉に落として紅葉や芝生を影の色を落とす雌
こういった対照的で対称的な構図写真も大好きです
狙って描かれた絵画のようで

呆れるほど撮影に没頭と言うのもわかります、
京都に10月に行った際に電池が持ちませんでした。
12月にはたしか電池のスペックを購入して・・・。
電池のスペックはないとダメ
その後 八重山旅行でもとの教訓を実践で知ったのは京都でしたが
それだけに とんでもない量の写真と
それを掲載するのに選べない気持ちは物凄く 痛いほどにわかります。

私も毎回 似たような写真なのに沢山載せてしまったり。
(ヨーロッパのノイシュヴァンシュタイン城やらパリのコンシェルジュリーなど、ほかの方のブログを見るとあそこまで似た構図、位置で撮ったものを載せているなんて人はほとんどいませんでした
サザンカ、見事に花盛りですねーっ

先ほどにも書きました12/1に清水寺に早朝行った際
唯一一個のみ サザンカの花が残ってました・・・
もうかなり散って 地元の参拝客の方にサザンカだと教えてもらわないとわからないくらいの・・・

バックに赤い紅葉をしょって・・・お互い赤さ、白さを際立たせあっていますね

萌えるような真っ赤な赤、形も炎が舞うようで
火の鳥みたいですね
鮮やかで華やいで強烈なインパクトを放つ美しい踊り子のようです

ススキはこの時期にはすっかり紅葉に主役の座を奪われてしまっていますね

いえ、個人的にはこの紅葉に埋もれ 何食わぬ顔で毅然と立ちそよいでいる姿は主役級の凛とした物を感じ取れますが

紅葉前ですとこのススキのみが南禅寺の窓外を支配し
10月当たりの舞妓写真などではこの南禅寺でススキをメインに映すこと多いので やはりこの姿形は紅葉のない自分それこそ秋の花は地味ですので かなり人目を引く存在感を放っています(・・・私が勝手にそうとらえているだけかもしれません)

アップ写真がまた素晴らしく可憐で美しい紅葉ですね。
葉などは先端から赤く色づいていきますが
いきなりポンっと夕日でも落としたかのように
九に真赤な色を入れてる葉もいますね
なんとも可愛らしいです

塔からの景色 やはりこの一辺が紅葉が他より早いのがわかりますね

新緑と言いたくなる青い紅葉もとても美しくて・・・
これが黄色になりオレンジ、赤くなり 紫帯びた赤になって落ちると 地面にもみじの絨毯が出来て・・・
最後まで本当に美しいです 紅葉って

逆さに写る橋、美しいですねーっ
京都に行き狂っていた年の最初、4月の桜の時期に臥龍廊のライトアップに行ったのを思い出します
紅葉の時期も逆さに移る竜のような長い橋はかなりの人気なようで
私が行ったのは4月の夜でしたが 得もいえぬ美しさがありました。
水面に移る景色って本当に美しいですよねっ

やはり京都の紅葉は他とは違いますねっ
返信する
リフィさん (ジェラ)
2014-12-02 01:17:43
コメント有難うございます

はいぃ~それはそれはもう京都は混んでまして
しかし覚悟して言った為かまだ身動き取れる程のスペースが境内にあったことにはほっとしました
今回日のある内に紅葉スポットを去ってしまいましたが、夜のライトアップを目的に
見に来られる方も随分多いようで、夕方に駅から歩いて行かれる方とたくさんすれ違いました
真っ赤な紅葉のライトアップもとても幻想的で綺麗でしょうね~
わぁあ~分かります
紅葉のじゅうたんも情緒豊かで素敵ですよね~
パリのシュノンソー城やパレ・ロワイヤル内がまさしく11月辺りに落葉の美しいシーズンで、大きなメープルが
ヒラヒラと静かに散り行く様子はなんとも素敵で趣がありました
日本では桜のじゅうたんも綺麗ですよね
一面上も下も淡いピンクに染まって桜舞う中ゆっくりとお散歩するのが大好きです
本当に短い期間ですが
昔は紅葉やら桜やら、混雑することもあってか敢えて見に行こうという気になかなかならなかったのですが、
年をとると人は変わるのでしょうか笑
最近はもっぱらこういった季節の移り変わりが素敵だなぁなんて思うようになりました

水族館で撮影が止まらない、分かります
動くものを被写体にすると一カ所でも色々な表情の写真が撮れたりするので、気がつけばざらに数100枚、、
なんてことありますよね

リフィさん京都がお好きなようで
ちゃんと色んなところの下調べをして行かれるリフィさんは素晴らしいです
ドイツ・スイス・パリの旅も何度もストリートビューで探険されたり、私なんかがいつも怠ってしまう準備を
ちゃんとされて行かれるので、尊敬の限りですよ
私も次にどこか遠出をすることがあれば必ず見習います

舞妓体験のブログ拝見しましたよー
淡いピンク色の着物ですよね
目尻のラインにかけて入った赤いアイライン(?)がとても華やかで綺麗ですね
とっても可愛らしくて素敵でした
舞妓体験出来るお店にもそんなに色々と種類があり、質も様々なのですね!
昔まだ中学ぐらいの時に母親とその職場のお友達と一緒に良く分からないまま舞妓体験をそう言えば私も
したことがあったのですが、あのお店はどうだったのかしら
4人ぐらいで近くの道を舞妓姿でお散歩していると観光に来られていたと思われる海外の方に一緒に写真をと
声をかけられ、”私達本物じゃないよ~”と言いたかったのですが当時は全く英語も喋れず、
そのまま一緒にはいチーズってなったことがありました

本当になぜあんなに鮮やかな赤色やオレンジが出るのでしょうね私達人間はあんなに美しい色付きに感動して
紅葉やお花見と名付けて季節の恒例に風情を感じたりしますが、あれが自然の賜物と思うと本当に神秘的ですね
私も白い生地に透ける紅葉素敵だなぁと思って撮影しました
だけど仰る通り、入り口付近は人の動きが激しく、誰も撮影せず次から次へと流れ出る人と入ってくる人の入れ替わりが
激しくて、なかなかゆっくりと撮影出来なかったのが残念です
はい、仰る通り、お昼頃から午後2時前頃まで境内にいました。なのであっしにはアリバイがありますぜ~刑事の旦那
じゃじゃじゃじゃっ じゃじゃ~
(すいません
有難うございます
獅子達はもうちょっとゆっくり撮影出来ればよかったのですが、こちらも入り口の夫々左右に位置し、右側通行で入る時に雄の獅子、出る時に雌の獅子の撮影をするチャンスが
一度だけありました。
皆止まらずどんどん流れていくので、こちらもゆっくり撮影出来なくて残念でしたが、
そういって頂けると一枚のシャッターチャンスに前集中力を集めて魂を込めた会心の一撃、ではなく一枚が
報われます
おぉお~カメラの電池なくなりましたか~
確かに電池スペックは旅行の際必需ですよね
ノイシュバンシュタイン城どれも載せたくなるお気持ちすごく分かりましたよ~
一枚一枚少しずつ表情が違って、どれが一番綺麗とか決めることができず、どれも美しいので
私もリフィさんならきっと同じことをします

12月もサザンカの花が残っていましたか
先日の11月三連休ではまだ鼻の形はしっかりしていましたがご覧の通りそれでも随分地面に散ってしまっていました
そうですね、一面の赤いグラデーションの中に純白の白さは更に際立ち、はっきりとした色彩が美しいですよね
火の鳥という表現、まさにその通りで、あの一際赤い紅葉の木は葉の形も影響してか遠くから見ると
燃える鳥のようでした

確かにススキは紅葉の中で以外にも目立っていました
一面紅葉なので、それ以外の植物が生えていると余計に目立つのかもしれませんね
遠かったけど、ちゃんと撮れててよかったです
実は外が明る過ぎてデジカメの画面が見づらくて
帰ってみた時にピンボケだらけだったらどうしようかと心配しましたが、やはり晴れた日の野外は綺麗に撮影
できるものですね

はい、今回永観堂を選んだのも水面に映る紅葉が見たいという理由がありました
本当に綺麗に映っていて美しかったです

たくさんコメントを頂き、有難うございました
返信する

コメントを投稿