#海とJAZZ

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JAZZ SAX 吹き

アネルギー(anergy)

2008-07-19 08:12:20 | 医学・獣医学
アレルギーの文字の間違えではありません。
anergy(別の読みではアナジー)であり、免疫機能の低下した状態です。
この症例にもよく遭遇します。

白血病 エイズなど免疫不全症候群、SLEなど自己免疫性疾患、代謝性疾患 高齢 悪性腫瘍 などでなりますが、
先天的免疫異常でも起きています。

Th3も低位の場合は成長にも問題があり、矮小であったり骨格(椎骨・胸骨・関節などに特徴が出ていることが多いです)に異常がみられたりします。
もちろん他の体組織強度も脆弱です。
また、体形・活力に問題がなくても体の修復力が少ないため角膜変性(ジストロフイ-)や良性の腫瘤ができたりします。

アレルギー治療を症状緩和目的(アトピ-体質の本質ではなく表面の症状緩和を外用以外で行なうなど)体内免疫抑制系で行ったときにもTh3の上昇とともに注意が必要です。
本当のアウトグローではなくマ-チとしてアネルギ-に変化します。
エイズに似た免疫不全状態で、線維症・腫瘍性疾患の発生にも注意が必要になります。

免疫機能は低下していますのでアレルギー反応などは起きにくいのですが、抗病性も低下しています。

どちらにしても病歴・現状は凛告・画像などで診断できても、アウトグロー(治癒) 現状維持 進行 するのかTh検査で確認した治療立案が有効と考えます。