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宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

三粒の種

2006年01月28日 | Weblog
「遥かな昔の黄金時代のエジプトの地は、人々は
労働せずとも何不自由なく暮らす事が出来、しかも
清水を酒に変容する事の出来る石をも与えられて
いたので毎日が宴会という状態で、人々はしだいに
働く事を忘れてしまいました。

沈黙の神ホルスは人間達の状態を嘆き、終に水を
酒に変容する石を普通の石に戻し、豊かに実っていた
果実をなくしてしまいました。
村の代表がホルスのもとを訪れ何故この様な仕打ちを
受けねばならぬのかを尋ねましたがホルスは沈黙した
まま人間に三つの種を渡しました。

第一の種は半年間待っても芽が出ず、人々は自発的に
狩りを行う様になりました。
第二の種は発芽してツルが伸び、雪の舞い散る冬の寒さが
飛び出しました。人々は互いに身体を寄せ合い、そこで
物を分け合って食べる事を覚えました。
第三の種からは春が生まれ、人々が必要とする全ての作物の
種子が得られ、人々はこの第三の種を絶やさぬ様に努めました。」

ホルスは人間に言葉を差し挟まずに様々な知恵や忍耐を会得する機会を
与えた、というお話しです。冬の寒さにも、春の暖かさにも、どちらからも
得られるものがあり、その間の優劣なくどちらも人間に大切であるいう事で
しょうか…。
一月にも関わらず、こちらは風の中に少し春の陽気が感じられます。
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