宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「聖号」

2014年05月09日 | Weblog



(薬師如来)




この聖号を一遍誦す事で 
十悪業の障が清浄となるとされる。


「頂礼(ちょうらい)如来(にょらい)
尊勝及尊勝音(そんしょうきゅうそんしょうおん)。」




この聖号を一遍誦す事で 
五毒勝伏の障が除かれ 仏尊より離れる事がなくなるとされる。


「頂礼(ちょうらい)如来(にょらい)
鎮須弥尊及大宝明之塔(ちんすみそんきゅうだいほうみょうしとう) 。」




この聖号を一遍誦す事で 
三悪道に転生する門が閉ざされ
清浄円満な菩提果位を獲得し、
不動仏の仏土に蓮華往生できるとされる。


「頂礼(ちょうらい)如来(にょらい)
鎮三摩地定之殊勝(ちんさんまじじょうししゅしょう)
及初発心断疑尊及怙主不動尊(きゅうしょほっしんだんぎそんきゅうこしゅふどうそん)。」
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2 コメント

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湖 上 (中原中也詩集)
2014-05-09 03:22:58
          湖 上

ポッカリ月が出ましたら、

舟を浮かべて出掛けませう。

波はヒタヒタ打つでせう、

風も少しはあるでせう。


沖に出たらば暗いでせう、

櫂(かい)から滴垂る水の音は

昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、

ーあなたの言葉の杜切れ間を。

月は聴き耳立てるでせう、

すこしは降りても来るでせう、

われら接唇する時に

月は頭上にあるでせう。

あなたはなほも、語るでせう、

よしないことや拗言(すねごと)や、

洩らさず私は聴くでせう、

ーけれど漕ぐ手はやめないで。

ポッカリ月が出ましたら、

舟を浮かべて出掛けませう。

波はヒタヒタ打つでせう、

風も少しはあるでせう。

  角川文庫 中原中也詩集 より
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もみじ詩集より ( もみ@道返玉)
2014-05-09 06:37:12

         道 上

神の帳面切りも近づきましたから、

冥罪の解消に急ぎませう。

時の波はヒタヒタ打つでせう、

予感も少しはあるでせう。


冥罪の中では さぞ暗いでせう、

神から滴垂る 大悲の涙の音は

暗がりの中でも聞こえませう。

ーあなた方の冒涜の言葉と行いとを

司命は聴き耳立てるでせう。

神はやがて降りられるでせう、

かれら驚嘆する時に

まことの月が頭上にあるでせう。

あなた方はなほも、自己正当化するでせう、

そこで感応もない 秘辞や祝詞やら、

洩らさず誦そうとするせう、

ーけれど冥罪の反省はしないで。

そしてポッカリ まことの太陽が出ましたら、

いくら悔いても 全てが遅いでせう

天地は分かれるでせう、

地に属する冥罪と共にあるでせう。

  楓文庫 もみじ詩集 より
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