宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「招財気呪」

2020年03月08日 | Weblog



タイ仏教において 唱えられている「招財気呪」です。

「ナク・マミ・マ・マハ・ラ(Lの発音)パ
 イティク・プタサク・スクワン・ナンワ
 ラチャ・タン・ワ・マクニ・ワ
 タナン・ワ・ペー・チャン・ワ
 アタン・ワ・パタン・ワ
 エヒク・エヒク・アカク・チャイヤク
 イティク・ミマ・ナク・マ・ミク・ハン。」


以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。

++++++++++++++

5年くらい前の話を投下します。少し長くなりますが、お付き合い頂けたらと思います。



当時、娘は3歳。テレビを見ながらきゃっきゃしてる娘を見ながら、
私はごろごろ横になっていました。スマホで娘(仮にRとします)の写メ撮ったりしながら、
そんな休日の昼間を楽しく過ごしていました。


そんな中、急に体がまったく動かなくなり声も出なくなってしまい、
娘は確かに目の前で今も笑いながら某子ども番組のDVDを見ているのに。
名前を呼ぼうと必死に声を出そうとしましたが全く出ず…

どうしようどうしようと思っていたら急に背後から手が出てきました。
片手は私の右目を覆い、もう片手はわたしの左手首をがっちりと掴む形で。


この時自分がどうにかなる、というよりも目の前の娘に何かあったら!と思って気が気でなく、
なんとか体を動かさなければと必死に歯を食いしばりながら、目玉だけを右に左にと動かして抵抗していました。

次第に涙がこぼれはじめて、その瞬間に私を拘束していた手がゆっくりと後ろに下がり視界から消えました。
その瞬間、「R!!」と娘の名前を声に出せたのです。

あまりに恐ろしくてそのまま娘を抱えて家を出て実家に帰りました。



そのことを母に話したところ、一応みてもらった方が良いのではないか、と言われ、
知り合いの神職…祈祷師というんでしょうか?そういった力を持った方にお話を聞いて頂くことにしました。

祈祷師さん=Kおじさんとします。


Kおじさんは、祖母(母方)が昔から付き合いがあり困った時等ご相談に行かせて頂いておりました。
家を建てる時に地鎮祭をお願いしたり、この話とは別の霊障があった際にもご相談したりだとか。

Kおじさんはもう高齢で現在では96歳になるおじいちゃんなのですが、
私も、元気ー?と顔を出して雑談したりするようなそんな仲です。
Kおじさんのお宅に、私と娘、祖母の3人でご相談にお邪魔したのですが…、


別の話になるので端折りますが、私の祖母が私と同じくらいの年の時、
接客業をしていたのですが、急な高熱、体調不良で悩まされていた時、視界にずっとおかしな男性が映っていたらしく。
祖母は祖父(祖母の夫)が既に鬼籍だったため働かなくてはいけない、
と体に鞭をうって仕事に通っていたそうです。


仕事から帰宅するとKおじさんが家にいたそうで、その場ですぐ祓ってくれたようで
体調もすぐ回復しこと無きを得たのですが、
それからは「普通の人には見えない何か」が見える、聞こえるようになったとのことでした。



そんな祖母は、私を見てまず最初に「なんか連れてきたね。」と一言。

「ああ、私についてるんだね、よかった。Rじゃなくてよかった。」

と、そこからはずっと泣いたままKおじさん宅へ。訪問してすぐに、
Kおじさん宅の敷地内にある、鳥居と祠まで連れていかれました。


よくある大幣を使用するやり方で、般若心経唱えながら祓って頂きました。
特に体が重いとか、体調が悪いとかいうこともなかったため
「憑いていた」「祓われた」という実感はありませんでした。

「お前どこか行ったか?」

とKおじさんに聞かれましたが、心霊スポットに肝試しに行くなんてことビビりなわたしに出来るはずもなく、
本当に心当たりがありませんでした。


Kおじさんのお部屋に通されて、そこで4人で座って(娘はちょろちょろ歩き回ったりもしていましたが)
お茶を啜りながら、急にKおじさんが目を閉じて眉間に皺を寄せて、
手のひらが上になる状態で右手を少し前にだし、左手の指でその上を行ったり来たり、動かしています。
暫くして、

「◎月◎日は、車に乗る時に気を付けること。娘は乗せないこと。」
「もうさっきのは今は憑いちゃいんが、つけまわされてもかなわんからこれ持ってけ。」
「Rにはなんもないから大丈夫だから心配せんでいい。」

と塩の入った小さな袋とある動物を模った小さいキーホルダーのようなものを渡されました。
◎月◎日とは、ほんの数日後のことでした。


娘になにもないと聞いて一先ず安心し、そこでやっと、自分がどうになかったら娘が困る!と自分の心配をしはじめました。

とりあえず◎月◎日は自動車の運転は注意しようと思い、前の日から実家に泊まって2泊3日するという予定になりました。

もちろんその際私は仕事があるため運転はしなければなりませんが、
自宅から実家へ娘を預ける際どうしても乗せないといけなくなるため
(ちなみに父は遠方に仕事に行っているため家におらず、母は車を所有しておりません。)そうする事に。


そしてその日から、◎月◎日まで特に何事もなく過ごしていました。



いざ◎月◎日が訪れても、朝仕事へ通う際特に何事もなく、
その日は残業で、定時は17時ですが結局終わったのが22時近く。
疲れているしあとは帰るだけだから、と朝より更に慎重に運転をしていました。


会社から実家のちょうど中間辺り。変な違和感を感じて、視界が少しちらつきました。
そして途中で曲がり入ってきた前を走っている車が遅い。とにかく遅い。時速25キロ程度。

時間が遅いこともあって後続車も1台だけ。でも対向車は微妙な車間距離でずっと続いていました。
指定された日付だったこともあって追い越すのもなあ…と思いその後ろをゆっくりついて行っていました。


…私の後ろを走る運転者はイライラしたんだと思います。中央線をはみ出るようにして煽ってきて、
しかし私と私の前を走る車と2台しか前にないことを確認出来たのか、
対向車の車間距離がある程度あいている時を狙って、その車は2台抜かそうと試みました。


追い越しは成功。と思った瞬間でした。
私の前を走っていた車(時速25キロカー)が急にスピードを出しはじめ、
追い越していった車(追い越しカー)をものすごい煽りはじめ…。

あまりに怖かったので次の道を曲がろうとウインカーを出した時でした。
前のほうですごい音がして。


時速25キロカーが追い越しカーのかまをほった形になり、時速25キロカーが割と勢いがあったのでしょう…
追い越しカーは止まらずに電柱に激突。時速25キロカーもそのまま追い越しカーに突っ込んでいました。

私はハンドルを左にきりすぎて左の前輪が溝にハマってしまい停車したのですが、それだけでした。


追い越しカーは男女のカップル、時速25キロカーは中年くらいのおじさんひとり。
見た感じ3人とも大きな怪我はなさそうでしたが、明らかに揉めています。


そしてふとまた違和感を感じました。
でも私は怖かったので車から降りずにとりあえず警察にお電話を差し上げ、到着を待つことに。

私はどの車とも接触しておらず物損もなかったため、第三者としてどのような状況だったかを説明しただけで、
それ以上介入せずにすぐにいつもお世話になっているモータースの方に来て頂き代車を借りて帰宅しました。


実家に帰り、寝てしまっている娘の頭を撫でながらあった事を母親に報告。
(事故が起きて警察に連絡した後に、タイヤがはまってモータース待ちだから帰り遅くなると連絡は先にしてありました。)

つくづく、その時に娘が一緒でなくてよかったねーと呑気に苦笑いをして、その日はお風呂に入ってすぐ寝ました。


次の日、代車で朝から会社へ。昨夜とは違い明るい中事故現場ももちろん通りましたが、電柱に多少跡があった程度でした。

そしてその跡のついた電柱をにらみつけている男性は、昨夜の25キロカーのおじさん。
なんていうか…目がすごい、怖い。電柱をにらみつけているはずなのにどこ見てるのかわからない感じ。

心臓がバクバクしました、本当に怖かった、何か見てはいけないものを見てしまった、そんな気持ち。


そこからほんの少し先の信号が赤になってしまい、停まっている最中ふと、ミラー越しにおじさんを確認しました。

…明らかにこっちを見ている!!!

ミラー越しに目があった気がしました。そしてまた感じた、違和感。

振り返って直におじさんを見てみると…おじさんの右目を覆うように、手。
更に、左腕をしっかり掴んでいる、手。何かを背負っているわけではなくて、
肩から肘の関節のちょうど真ん中あたりまでしかない、そんな印象でした。


見覚えのある光景は、そう、先日私が合った現象と同じでした。

「つけまわされてもかなわんから、」

そういったKおじさんの言葉が思い浮かんできました。
わたしについてきていたものが何かの拍子にきっとあちらに移ったんだと。
何度か感じた違和感が思い出してみると、

視界がちらついた時。本当に視界の一番際、隅っこに黒い影がちらちらして。
事故にあった3人が揉めている時。夜なので暗かったが更に黒いと感じた部分があって。
そして、今日はっきり見えた、手、腕。


怖くて怖くて、信号が青になってすぐその場を離れました。

会社の駐車場に着いて気休めにでも塩をまこうと、
Kおじさんに持たされたあれらが入った袋を取り出し中を見ると…
頂いた塩は3分の2くらいが黒くなって湿っていました。
キーホルダーは、熱をもってすごく熱くなっていました。


その日はそのまま仕事をこなして、帰りは遠回りになりますが別の道を通って帰りました。
母親にはこのことについては話しませんでした。(心配しますし)



次の休日に、とりあえず祖母宅へ行き見た事をそのまま伝えました。
やはりもうすでに私には何もついてきていないようで、「なんもいないねえ。」とだけ。

そして祖母についてきて頂き(娘は母親に預けてきました)Kおじさん宅へ。
そこで再度見た事をそのまま伝え、このままでは気持ち悪いのでと出来るだけの詳細を伺いました。

「お前は憑かれていたのではない。連れてきてしまっただけ。」
「憑かれそうになった時に、娘を守りたいという強い気持ちで自ら弾いた。」
「しかし未練がましく後をつけていたところ、途中で前に入った車の運転手に乗り換えた。」
「見たところ、その運転手は借金か何かで追い詰められ自殺を考えていた。」
「そこにつけいれられて憑かれたのだろう。」
「ああいったものはつけいる隙がなければそうそう憑いてくるものではない。日々強い気持ちでいる事が大切。」
「最近どんな道を通ったか詳しくは聞かないが、アレは腕から先だけだっただろう。見えたか?」
「お前の通った道のどこか(Kおじさんはそのどこか場所も見えているようでした)
 で、腕以外は木の柱のようなものに縄で縛り付けられている。」
「切り落とされた腕はその付近に、…埋められているな。既に骨だ。」
「性別は女で、それをやったのは旦那だな。旦那は…まあそれはいいだろう。」
「間違ってもそれを探しに行こうとは思わない事。他言もしない事。関わらない事。」
「もし万が一、この先その死体が見つけられて警察が動くようなことがあっても知らないを通す事。」
「娘を大事にな。」

と言われました。



あれから、その「腕」はもちろん、憑かれたおじさんも見ていません。
そういった死体が見つかった、等の事件もニュースで流れているのを見たこともありません。
結局その場所がどこなのかもわかりません。

でも確実に、付近…とは言いませんが、自分が行った場所のどこかに、それはあるんだろうなと思うと怖く思います。


私はその後、「霊感が強まった」等という事もなく、それ以降はそのような体験にはあっていません。
(小さなものならいくつか、程度)
しかし祖母やKおじさんの話を聞いていると、ちょっと羨ましくなる時もあります。

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