「金光明経」の滅業障品を一部でも
読経したり 憶えたり 他者に教えたりする事で
三千世界の一切有情に人身が与えられて 独覚道が得られる如くの
無量無辺の功徳が得られるとされます。
以下 「滅業障品」の一部です。
「善男子（ぜんなんし）
若人成就四法（にゃくにんじょうじゅしほう）
能除業障（のうじょごうしょう）
永得清浄（えいとくしょうじょう）
云何為四（うんかいし）
一者 不起邪心 正念成就（いっしゃ ふきじゃしん しょうねんじょうじゅ）
二者 於甚深理不生誹謗（にしゃ のうじんじんりふしょうひぼう）
三者 於初行菩薩起一切智心（さんしゃ のうしょぎょうぼさつきっさいちしん）
四者 於諸衆生起慈無量（ししゃ のうしょしゅじょうきじむりょう）
是謂為四（ぜいいし）
爾時（にじ）
世尊而説頌言（せそんにせつしょうごん）
専心護三業（せんしんごさんごう）
不誹謗深法（ふひぼうじんほう）
作一切智想（さいっさいちそう）
慈心浄業障（じしんじょごうしょう）
善男子（ぜんなんし）
有四業障難可滅除（うしごうしょうなんかめつじょ）
云何為四（うんかいし）
一者 於菩薩律儀犯極重悪（いっしゃ のうぼさつりつぎはんごくじゅうあく）
二者 於大乗経心生誹謗（にしゃ のうだいじょうきょうしんしょうひぼう）
三者 於自善根不能増長（さんしゃ のうじぜんこんふのうぞうちょう）
四者 貪著三有 無出離心（ししゃ とんじゃくさんう むしゅつりしん）
復有四種対治業障（ぶうしじゅたいじごうしょう）
云何為四（うんかいし）
一者 於十方世界一切如来（いっしゃ のうじっぽうせかいいっさいにょらい）
至心親近（ししんしんこん）
説一切罪（せついっさいざい）
二者 為一切衆生勧請（にしゃ いいっさいしゅじょうかんじょう）
諸仏説深妙法（しょぶつせつじんみょうほう）
三者 随喜一切衆生所有功徳（さんしゃ ずいきいっさいしゅじょうそうくどく）
四者 所有一切功徳善根（ししゃ そういっさいくどくぜんこん）
悉皆回向（しっかいえこう）
阿耨多羅三藐三菩提（あのくたらさんみゃくさんぼだい）。」
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