以下 10年以上前に存在していたHPに掲載されていた情報のコピペです。
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内気の利用
気を感じるようになると身体の調子を自分で整えることができる。
気を通しながら身体のあちこちの気の流れを感じとっていくのである。
気の通り道である経絡に意念を注ぎながら調子を診て行く。
呼吸に合わせて、意念(イメージ)を移動させる。
例えば息を吸いながら頭のてっぺんの百会から天の気を取り入れるように意識して
任脈(身体の前面の中心線)に沿って下げていき
丹田(下腹部)までいくと息を吐きながら命門(会陰)より排出する。
または両足まで下げていき湧泉(足裏)から大地に排出する。
又反対に息を吸いながら湧泉から大地の気を取り入れるように意識して両足にそって丹田まで上げ、
吐きながら背中の督脈(背骨)にそって上げ、百会から排出する。
丹田から任脈にそって気を咽まで上げ、
両肩へ分け両手に沿って流し、労宮(手のひら)から排出する。
身体の調子のいい時にはこれだけで身体が熱くなってくる。
寝不足などで調子の悪いときには、吐き気のような不快な気(邪気)が丹田から上がってきて
頭から抜けて行くのが感じられる。
これが抜ければ気分爽快になる。
じっとしながら呼吸と意念だけで気をとおすことが出来ない場合は、
身体を揺すったり叩いたりしながら気を呼び起こして通すことができる。
このほうが簡単である。
しかしこれにも順序があって大まかには上から下へと移動させればよい。
太極拳などのゆっくりした動作に呼吸と意念を付けながら気を巡らせると気功となる。
ゆっくりと動作するためにはどうしても意識を使うことになり、
それにより気を呼び出し巡らせることができる。
身体が熱くなり、血液の循環がよくなり、浮腫が取れるため、
足のむくみがとれ靴が大きく感じられるようになる。
鼻づまりなどの局所的な症状も気の移動を小さく行えばとれる。
例えば額から気を入れ、眼の奥、鼻の奥、咽の奥へと移動させ、
喉仏から排出させるという小さな循環を繰り返しおこなえば
鼻の通りがよくなる。