以下 10年以上前に存在していたHPに掲載されていた情報のコピペです。
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○フェアリー・テルズ
野山で一輪だけ、すらりと伸びている百合の花を見つける。
棒切れでその花を中心に、半径60cmほどの円を地面に描く。
そしてミルクを円に沿って注ぎ、夜を待つ。
月が出たら、百合の花びらに触れる。
七日間繰り返し、八日目にミルクのかわりにワインを地面にたらす。
花にキスして立ち去ると、後ろから声が聞こえる。
「貴方の望みはなんですか?」
(ふり返らず)「私が振り返っても貴方が消えない事です。」
「その代償は何ですか?」
「貴方の為に祈ります。」
「わかりました。」
そのあと振り返ると、百合の花の上に小さく小さく輝く妖精がいる。
一番鳥が鳴くまで話ができる。未来などを聞けばいい。
会話後は一ヶ月、その妖精のために祈ること。この魔術は17世紀のウェールズに伝わる。
花の生霊はツリガネニンジン、サクラソウ、パンジー、ブルーベルなどに宿る。妖精は半透明とされる。
○ドワーフ魔術
まず、妖精を見つける特殊な塗り薬を作らなければならない。
広口瓶に四葉のクローバーを詰め込み、そこへアルコールを注ぐ。
ビニール袋などで口をふさぎ、日向に一週間ほど放置する。
アルコールにエキスが溶けきったら、
ビンのフタをはずしてアルコールが全て蒸発するまで再び日向に出しておく。
真っ黒い粘り気のある液体がビンの底に少量残れば完成。
岩山のニワトコのある場所についたら、深夜になるのを待つ。
上着は裏返しに着る事。妖精の薬を塗って、ドワーフを探す。
そこで武器作りを頼む。代償として、どんぶり一杯の大豆などを要求される。
ドワーフも、才能のあるものから普通のものまで、
いろいろいる。猜疑心が強いので、弱みを見せず、王様のように振舞わなければならない。
妖精の塗り薬は、本来妖精が人間に教えてはいけないものなので、バレてもはぐらかすこと。
人間に呼び出され、召使になる事を許されている精霊
アシエル 90cmほどの美しい人間で、最強。
魔術師の意思どおりに、一瞬で遠方からいろいろな物を持ってくる。
アニギュエル 10歳の少年の姿で現れる。宝物や鉱物を発見し、与えてくれる。奉仕好きで、有能。
マキエル 美しい乙女の姿で現れる。訴訟や裁判の援助をしてくれる。
○フェアリー・ウォッチ
妖精は悪質なイタズラをするとされ、ヨーロッパ各地に妖精からの防護法が伝えられている。
ヒナギク(デイジー)の首飾りや冠を身につける。
上着、ポケットを裏返しにする。手袋の片方を裏返しにして妖精の輪に投げ込むと妖精が退散するとされる。
妖精は鉄を嫌うので、ポケットに釘を入れる。
戸口に蹄鉄やナイフを飾る。赤ん坊を誘拐されないよう、ベッドの上に開いたハサミを吊る地方もある。
スコットランドでは赤い糸を玄関の扉や、家畜の尻尾に結んだ。
干し魚を塩水で煮詰めた汁を乳房に塗る。
妖精の姿は見えなので、こちらから先に見つけることは最大の防護となる。
見つけ方。
自分の髪を数本抜き、つないで腰のまわりに巻く。
体をかがめて自分の服の間から道路をのぞき、
葬式を二回見ると魔力が目に宿り、妖精が見えるという。
精神集中すると妖精が人間の精神作用を受け、感づいて逃げてしまうとされる。
だからリラックスし、見るともなくまばたきをすると良いとされる。
妖精を見やすい日。
メイ・デイ(夏至の回帰を祝う日 5/1 )の前夜
夏至祭の前夜
ハロウィン(万聖祭、ケルト人の旧暦の大晦日 10/31)
明け方、夕方、白夜