
(黄色い文殊菩薩)
目の前に 剣と青蓮と 経函を持った
黄色の仏身の文殊菩薩が 蓮華の中に出現して 光を放ち
胸の中央には 眞言の輪が輝きながら
時計回りに回転している様子を観じつつ誦す。
「アー
自性光明界中一刹那(じしょうこうみょうがいちゅういっせつな)
自観文殊童子彩霞色(じかんもんじゅどうじさいかしき)
執持宝剣青蓮経函者(しつじほうけんせいれんきょうかんしゃ)
円飾綢宝住于蓮月上(えんしょくじゅうほうじゅううれんがつじょう)
金剛跏趺放射大光芒(こんごうかふほうしゃだいこうぼう)
心間月上明観智蔵呪(しんかんがつじょうみょうかんちぞうじゅ)。」
何遍も誦す。
「モウ。」
このようにして「モウ。」の眞言を誦す事で
息災や福寿 事業の成就が得られ
300万遍誦す事で 完全な成就となり
解脱や 身心の軽安 清涼
種々の害が避けられるとされる。