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画像はこちらの本の「土」のカードです。
このカードについては、このように説明されています。
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生きものは全ていつか死に、土に還ります。
そしてそこからまた新しい生命が生まれるのです。
地球上に生きるものの定めが、土によって象徴されて
います。
私達は生きている間、この地球を「借りている」だけです。
土は私達のものではなく、宇宙に属するものなのです。
【瞑想】
お金が必要な時、このカードを使って瞑想し、良い結果が
得られた場合は、自然への感謝の気持ちを込めて、
庭に花などを植えると良いでしょう。
【お守り】
園芸、農業、鉱業に携わる人を守ります。
金銭的な願いは叶えられますが、必要以上に求めては
いけません。
自然へお返しする事を忘れずに。
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個人的に、「地球を借りている」という言葉に特に共感
させて頂きましたが、また「必要以上に求めてはいけない」
という事も尤もであると感じます。
必要以上の事を求める事を戒めるお話しが「ダビンチの童話」
にもあります。
以下その中の「欲張りな桃の木」です。
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【欲張りな桃の木】
沢山の実をつけた大きなクルミの木。
隣の桃の木は、クルミの木が羨ましくてなりません。
「僕もあんなに沢山の実をつけてみたいなあ。」
それを聞いた若いスモモが言いました。
「よせ、よせ、実の数なんて問題じゃないよ。
それにお前は、クルミの木よりずうっと細いじゃないか。」
けれど桃の木は、
「クルミの木なんかに負けるな。」
自分の体の隅々に命令しました。
やがて、実のなる季節。
桃の木は沢山の実をつけました。
けれど、ああ、実が沢山なるという事は、何と重いこと!
細い桃の木には支え切れません。
ぴしっ!
真っ二つに折れて、倒れてしまいました。
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