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宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「るり色プリンセス」

2008年04月15日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)



この漫画は、この世界と異世界との関わりの中で登場人物達が
様々な戦いや発見を繰り広げていく展開で、最後はもちろん
ハッピーエンドで終わるのですが、この漫画の中に登場する
「ガラスの靴のペンダント」を模したペンダントが読者の全員プレゼントに
採用されるなど、この漫画に影響された少女達は少なくなかったと
思います。
また後に中国語版も出版されたようです。

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(あらすじ)

大林るりは高校一年生。
幼い時に両親を火事で失って以来、従兄のとおるの家で暮らしていた。
とろい方なのでとおるの世話になってばかりだが、実は異世界の
魔法の国のプリンセスだった。

るりの父親は魔法の世界の王子で、るりは人間の母親から生まれた
混血児であったが、本人はそれを知らず、教えられても自覚がない
まま、自分の意志とは裏腹に王位継承争いに巻き込まれ、命まで
狙われてしまう。

とおるは命がけでるりを守り、二人は他の魔法の世界の者で人間界に
留学中の魔法世界の者達と出逢っていく。

その時丁度悪の魔王が甦り、人間界と魔法の世界に魔手を伸ばし
始める。
二人は戦いを決意した所、一人の混血児が魔王に操られ、「るり」と
「とおる」の間の信頼関係を崩そうと試みる。
その試みは途中まで成功したものの、最後に崩れ、二人は戦いに
赴いて、「愛の力」で勝利し、世界に平和が取り戻され、二人も
普段の生活に戻る。

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この漫画を初めて目にした当時、わたくしは未だ小学生で、
しかも毎月漫画雑誌を購入するわけにもいかなかったので、
この漫画の全ての詳しい内容に関してはこれまでわからずに
いましたが、偶然この漫画の関連本を入手して、懐かしく感じました。

またこの漫画の異世界の設定などもファンタジーなのですが、バンドの
ボーカルである魔王に操られた一人の混血児が、「彼女が歌う
音楽に乗せて邪悪な力を人々に送り、人々の魂を侵そうとする」
など、少々現実味のある描写も混在して、個人的に面白く感じます。

この漫画は今でも入手可能なようなので、今でも一定の方々に
読まれていると思いますが、わたくしには懐かしい「おまじない
コミック」を思い出せる漫画です。


またかつてこの漫画の登場人物を題材にしたトランプが作られた事もあり、
そのトランプ(画像向かって右)のおまじないで、

「自分ではフツーの女のコだと思っていたるりに、とてつもない
パワーが眠っていたように、誰にだって思わぬ才能が隠されて
いるもの。
あなたも眠っている才能を引き出してみませんか?

やり方は簡単。
スペードのA(画像)のカードを、あなたのお気に入りのハンカチで
包んで、枕元において眠るだけ!
さあ、あなたも是非試してみてね。」

というものもありました。


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