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宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

ペルシャの寓話

2005年09月27日 | Weblog
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或る霊が肉体の死後に昇天した。すると
身体一面に膿液のたまった傷だらけの
醜悪な、汚い恐ろしい一人の女が此の霊の
前へぬっと立ち現れた。

「お前は何用があってこんな所にうろうろして
いるのだ。そんな忌わしい、虫酸(むしず)の
走る様な、如何なる悪魔よりも劣悪な姿をして?」
と霊は訊ねた。
「お前は一体何者だ?」

するとその恐ろしい女は答えたのである。
「私はあなたの行為です。」
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こうした話しは
読む時に応じて、感じ方や抱く印象が異なる様に思います。
当時はこの男性の生前や、人間はこうした方式で自身の
為した行いに対面するのであろうか、と考えていました。
現在はもし自身の行為に対面するならば、行為はどの様な
外観を持って現れるか、もし現在こうした方式によって対面
するならば自身にどの様な変化を与えるだろうか、と
考えております。
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