楽善な日々

新社会人となった楽と、大学生善、おとん、そしておかんの日々を綴ります。新しい街に引っ越して、新しいスタートを切りました。

子守歌がいっぱい

2019年05月28日 | 2019年日記
火曜日は仕事がオフなので、一日ちょこまか動き回る。
そして、午後のひとときは、いつも眠い。

本日は周りに子守歌がいっぱい聞こえる。
まずは、雨の音。
ぴちょん、ぴちょん。
ベランダの柵に当たってるのかな。
風が木を揺らす音が、ぶわんぶわん。
風が小さく開いた窓を通る音が、ひょーひょー。
テスト期間を終えた善の部屋から、こもった感じのゲームの音。
シャカシャカ。
善、お疲れ。テストの結果はどうだったのかな。
遠くを通る車の音、ぐおーん。

全部が合わさって、子守歌のオーケストラになる。
そして、否応なく寝てしまう私。

さて、目覚めた。
作り置きのお惣菜を作ろうか。
いっぱい寝て、動きがにぶいけど、がんばろう。

今日は一日、雨かな?
また、「ふるやのもり」がやってきたら、どうしよう。
古屋の雨漏り。
一応、畳の上に、受け皿を置いておいた。
修理は土曜日だとか。

楽は雨に濡れてないかな。
帰りは遅くないとよいな。
善の部屋を見に行ったら、善も眠りの中だった。
子守歌のオーケストラ、善にも聞こえていたのかな。
                        おかん

フライングリラックス

2019年05月27日 | 2019年日記
仕事から帰宅してみると、居間に善が3人。
よく見ると、善とその友達2人がいた。
なるほど、仲良く勉強か、よしよし。
アイスを買ってきてよかったよ。

しかし、よく見ると、勤しんでいるのはオンラインゲーム。
おいおい、それはフライングでしょ。
テストはあと一日残ってますよ!!!!
フライングリラックスしている場合ではない。

私の勤めている学校は本日から中間。
テスト後に、何人かが表現の質問に来たので、指導してきた。
昨年度私のクラスにいた男子の面々たち。

高校1年も高校3年も、1学期はだいたい同じことを勉強している。
5文型と時制。
善にも教えたばかりのことを、再び生徒たちへ。
「これ、善にも教えたよ。善、これだけはできたって言ってたよ」
生徒いわく
「えー!こんなの1年で習った?覚えがまったくない」
私いわく
「君たちはいつでも軽く記憶喪失なのよ」
生徒たちも全員、善に見えてくる。

善もみんなも、中間がんばって。
まだ善の部屋で大音量の音楽を聴きつつ、たぶん、勉強している善の友達も
あと一日、がんばって。
応援しているよ。
             おかん

悪夢にまでみた

2019年05月26日 | 2019年日記
行きたくて行きたくて悪夢にまで見たカラオケに
やっと行けた楽。

楽をカラオケに導いた人、それは一昨日泊りに来ていた中学時代の親友K。
お泊りの翌日、
みんなで居間でまったりテレビを見ていた。
あそこ行こうよ、ここ行こうよ。
あれ食べようよ、これ食べようよ。
テレビに映ったものことごとく食べたり、行ったりしたくなるらしい。
話がどこをどう流れたか、結局カラオケ行こうと決まった。
まったく別の進路に進んだ大学生と専門学校生の二人。
しかし、話の流れ方は中学時代の頃のままだ。

本日朝から出陣の楽。
そして、歌いきり、力を使い果たした楽が帰宅。
帰宅するとすぐごろ寝して、夢の中へ。
今度の夢は悪夢ではないはず。
よい週末でしたね。

一方、まだまだテスト中の善。
今日も今日とて、数学の得意な友達に教わりに行っている。
残すところあと二日。
どんな結果が待っているのやら。
善の様子が気になりすぎて、おかんは全然ブログ日記を書けないでいる。
善の周りをぐるぐる行ったり来たりして、うざがられる日々。
やきもきしない。
呪文を唱えてみる。

今週末はおとんが帰ってきていた。
おとんが帰ったとたん、久しぶりににぎやかな居間。
一人分の存在感は、案外大きいのだな。
頼りない家族3人が心配なのか、
せっせと大量の食材を買ってきて、
せっせと大量のお惣菜を作って、
心配そうに赴任先に帰っていった。
おとん、ありがとうね。
3人でがんばっているよ。
力合わせてやってるよ。
また一週間、がんばろう。
おとんも身体に気を付けて。
             おかん


家の中にバックパッカーと虚ろな男

2019年05月23日 | 2019年日記
家の中にバックパッカーが歩いている。
ものすごい大きなリュックを背負ってさっきから家の中を歩き回っている。
椅子に座っているときも背負っている。
背負いながらヨーグルトを食べている。
台所でも背負っている。背負いながら料理している。

来週から山へ出かける楽。
4、5日帰ってこない。
リュックとともに過ごすことで、荷物との一体感が生まれ、
重さに体が慣れるのではないか、と思ったそう。
無事を祈っているよ!
美しい景色を見てきてね。
楽しい思い出を作ってきてね。
一生の宝物だ!

私も大学時代、バックパックのサークルに入っていた。
初めての1週間山歩きの初日、
巨大なリュックを担いで最寄り駅のホームに立つと、
腹筋がプルプル震えた。え~!立ってるだけで?
不安しかなかった。
無事に帰ってこれるのか?
1週間後、広大な北海道の景色や楽しい思い出を、たくさん持って帰ってきた。
行ってよかった。
今でも楽しく思い出す。

本日仕事から帰宅すると、表情のない男が居間に座っていた。
机に教科書ノートを広げてはいるが、
室内にはTVの音とスマホの音が入り乱れ、
もはや本人もどっちを見ているのか聞いているのか分かっていない。
混乱の中、表情はなくなり、目は虚ろ・・・

って、そこまで勉強嫌い???

まあ、おかんは、家族みんなから変人と言われているので、
気持ちが想像できないのかも。
家族が全員口をそろえて言うには、
「おかんの趣味は勉強」
確かに、勉強は好きかも!
何歳になっても、知りたい!と思えるし、問題集解くのは楽しい!
でも、みんなが言うには、「それは変人」だそう。

勉強嫌いな善は、テレビの音から逃げて自分の部屋に移動。
テレビ、自分でつけたんでしょうに。
さて、やる気は戻るのか。
明日のテストの結果はいかに!!!!
今のところ、布団にもぐり、気持ちよさそうでしかない。

やきもきせず、長い目で見ていこう。
これがおかんの呪文。
             おかん


ふるやのもり

2019年05月21日 | 2019年日記
昔話のじいさまの一番怖いもの、それは「ふるやのもり」。
この大雨の本日、我が家にも「ふるやのもり」がやってきた。
ひえ~。

ふるやのもり。
古屋の雨漏り。
天井の割れ目から、ぴちょんぴちょんと、畳に雨が。
楽がすかさず受け皿を置き、いろんなものを避難させた。
おかんの読書コーナーも部屋の隅に小さく避難。
修理、大変だろうな。
とほほ。

ふるやのもりが我が家を襲った本日は、
楽とおかんは、お疲れモード。
雨で買い物にも行けないし、
雨風の音を聞きながら、こんこんと寝てしまった。
ふたりとも。

大学をさぼってしまった楽は、
「もう夏休みまで、絶対さぼらない」と宣言していた。
がんばれ。

善は朝、「数学が得意な友達に放課後教えてもらいに行く」と宣言していた。
がんばれ。

雨があがった。
明日は天気だそうだ。
こんこんと寝てパワーを蓄えたから、明日からまたがんばろう!

                           おかん