ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

闇と光の慈愛のコントラスト(46)はじめての武器②

2018年01月30日 15時18分49秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(46)はじめての武器②

ーーはじめての武器(2)--

ドッボォフは、森に入った。
「二班は、ここで木の枝を集めよ」
片手で、木の枝のサイズを示した。
「石の斧と荷車を一つ置いていく。
 使うが良い。」
そして、また、山を登る。
ドッボォフは、枝を採り、地面に突き刺しながら歩いていた。
(この土壌で良い)
「三班。ここを掘り粘土の土を積め」
「各自、スコップを取れ」
そして、また、山を登り始めた。
頂上に近づいた。

切り立つ崖に、鉄の塊が見える。
「この地層をハンマーで叩き採掘しろ」
ドッボォフは、ハンマーを取り叩いて見せた。
「この鉄を採取しろ」
そして、山を下りたり登ったりして指示を続けた。

つづく 次回(はじめての武器3)



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闇と光の慈愛のコントラスト(45)はじめての武器①

2018年01月30日 15時17分58秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(45)はじめての武器①

ロイアナは、船の石碑の前に20人の若者が集まって連れてきた。
(神を集いました)
「ゴー ドスン」ドッボォフが降り立った。

「ロイアナ。集まったか?」ドッボォフは、尋ねた。
「集めてまいりました」ロイアナは答えた。
「今から三班に分ける。
 第一の班は、鉄鉱石を堀に行く。
 第二の班は、炭を作る木を集める。
 第三の班は、炉を作る。
 荷車を三台とスコップと斧とハンマーを容易しろ。
 では、別れろ」ドッホォフは、ロイアナに命じた。

暫くして、光の民は、三班に分かれた。
「では、三班とも、まず付いて来い」
ドッボォフは、全員を連れて山の頂上に向かい進み始めた。

つづく 次回(はじめての武器2)

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不思議なハートの力00047電子の源③

2018年01月30日 13時45分19秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00047電子の源③

--電子の源(3)--

真奈美は、踊り場に出て、また、階段を駆け上った。
そして、最上階の部屋に着いた。
黒い闇が漂っている。
扉を引いた。(開かない)
「エィィィィイー」
扉を切り裂いく。
部屋の真ん中に、黒い水晶が置かれ、
そこから邪悪な気が出ていた。
真奈美は、水晶目掛けて走り、それを叩き切った。
「ガシャン。バリバリィ」
水晶は、真奈美の剣を受け止める。
真奈美の剣は、青い炎と光が満ちていた。
水晶は、その炎と光を受け止める。
ヒビが入り、中から青い光の水晶が現れた。
うわべに覆っていた黒い水晶は砕けて散った。
青い水晶は、空間に浮かび消えた。
古城が崩れ去る。
床が割れ、天井が空間に吸い込まれていく。
真奈美は、空を落ちていく。
「ガチ」
誰かが、真奈美を受け止めた。
エディである。
「遅くなってすみません。
 ウイルスは防ぎました」
「ご苦労様。エディ」
そして、真奈美は、ゆっくりと地上に降りた。

つづく 次回(パソコンはこりごり)
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不思議なハートの力00046電子の源②

2018年01月30日 13時21分22秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00046電子の源②

--電子の源(2)--
(レイナって、パソコンから出れないと思った。
 間に合い、助けてくれて良かった)
真奈美は、急いで階段を上った。

「ヒュー」
マイァシイの剣がレイナの頭上で空を切る。
レイナは、済んでで屈み剣をかわす。
「ビィビィ」
マイァシイは、左手の手のひらを突き出し、
光線を出した。
レイナは、飛びのいた。
そして、マイァシイの周りを回る。
「ガシャン」
飛び込みマイァシイの頭めがけて、一撃を放った。
マイァシイは、盾で受け止めた。
左胸。喉に突き。足払い。
レイナとマイァシイの死闘は続いた。
そして、決着の時が来た。
レイナは、足を滑らした。
「闇の種族ごとぎがてこずらせおって」
マイァシイの一撃がレイナの頭を捉えようとしたとき、
部屋が、響きをあげた。
「ゴォゴォゴォー」
部屋が空間に吸い込まれていく。
マイァシイも吸い込まれていく。
「己(おのれ)ぇー」
(真奈美さんが、成功したか)
レイナは、安堵をついた。

つづく 次回(電子の源3)
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不思議なハートの力00045電子の源①

2018年01月30日 12時21分51秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00045電子の源①

--電子の源(1)--
「遅くなって申し訳ありません。
 朋子さんのパソコンを調べていました」
レイナは、マイァシイと闘いながら話していた。
「真奈美さん。剣を出して。
 望めば現れます。
 そして、朋子さんを救出して、ここを出て、
 真ん中の塔のてっぺんにある電子の源を
 壊してください」
真奈美は、手を握り振りかざした。
「ジュワーギュ」
「シュバァー。シュバー」
檻の格子の策を切った。
「朋ちゃん。急いで。
 雅美!」
雅美は、肩に浅いが傷を負っていた。
「雅美だいじょうぶ?」
「大丈夫
 急いで出ましょ」
 雅美は、真奈美、朋子の後に続いて、
 この部屋を出た。
「真奈美さん。電子の源を破壊してうださい。
 頼みました」後にレイナの叫ぶ声が響ていた。

三人は、廊下を走り、螺旋階段を上った。
1階に着き。
「雅美。朋ちゃんを外に、私の家まで連れて行って」
そう言うと真奈美は、階段を掛け上っていった。

つづく 次回(電子の源2)
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不思議なハートの力00044電子の世界⑭

2018年01月30日 11時57分16秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00044電子の世界⑭

--停電--

「キュン。キュン。…」
発電所にアラーム音が鳴り響く。
メインモニターに警告が出て、画面が落ちた。
室内の電気も落ちた。
「ギューン。ギューン…」
そして、電気が着き、メインモニターが復旧した。
「なんだ。今のは」作業員。
「モニタ。異常なし」
「計器異常なし」
「発電異常なし」

(間に合った)エディは、ほっとした。
そして、赤い少年の額に次々指を当てた。
「これで、仲間」

つづく 次回(電子の源)




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不思議なハートの力00043電子の世界⑬

2018年01月30日 11時21分57秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00043電子の世界⑬

--救出(4)--

「朋ちゃんが捕われている部屋を探してきます」
妖精は、廊下を飛び回り、部屋を確かめて言った。
「ここ。ここ」妖精が一つの扉から出てきて叫んだ。
「雅美さん。あそこ」
二人は、駆け出し、その扉を開けた。
「あ。真っ白」
真っ白な世界の真ん中に檻があり、朋ちゃんがいた。
「朋ちゃん」
(もう一息で救出できる)
真奈美は、慌てていた。
檻に触れたとき、
「危ない。真奈美」
雅美は、真奈美を突き飛ばした。
剣が空中から現れ、空間を引き裂いた。
そして、もう一振り。
「ガキィィン」
「マイァシイ。いざ」
レイナが剣でマイアシィの剣を止めた。

そして、部屋が真っ暗になった。

つづく 次回(停電)
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不思議なハートの力00042電子の世界⑫

2018年01月30日 10時45分52秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00042電子の世界⑫

--救出(3)--

暗い。光が差し込まない。
妖精さんが光った。
(何とか回りが見える)
「ゴォォォォゴ」
一歩進めた足の床が沈んだ。
「危ない。止まって」妖精が叫んだ。
真奈美は、踏み出しかけた足を引っ込めた。
(危なかった)
ギリギリ床と一緒に落ちずに済んだ。
「真ん中を避けて、壁の端によって進んだほうがよさそうね」
雅美も真奈美の後に続いて端に寄った。
「もう。きづかれているね。
 どんと来いだ」真奈美は元気付けに言った。
「私も気を付けるね」
そう言って妖精は、1メートル前を進み壁とか床、天井を触り始めた。

天井が落ちたり、壁から槍が出たり、
でも、二人は、何とかかいくぐり進むことが出来た。

「あ!螺旋階段」雅美は言った。
「下に行けるね」真奈美は返事した。
二人と妖精は、階段を静かに降りた。
そして、地下に着いた。
そこには、廊下があり、
両脇に無数の扉が並んでいた。

つづく 次回(救出4)



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不思議なハートの力00041電子の世界⑪

2018年01月30日 09時51分34秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00041電子の世界⑪

--救出(2)--

(よおし。出陣)
「雅美は、どうする?」真奈美は尋ねた。
「いい…行く。
 私も友達だから」
「了解
 レイナさん。行ってくるね」
突然、部屋のドアの前が光った。
(何?)真奈美と雅美は、驚いた。
(もう、攻撃はじまったの?)
「はじめまして」光は、答えた。
真奈美と雅美は、目を凝(こ)らした。
光の中には、背中に羽の生えた少女の妖精がいた。
「私は、朋ちゃんの部屋の物の妖精です。
 私が案内します」
光の妖精は答えた。
「ありがとう。
 心強いです。
 じゃ。仕切り直し。
 出陣じゃ」
真奈美と雅美と妖精は、家の外に出た。

そこには、古城がそびえていた。
古城は、灰色の煉瓦(れんが)で出来ていて、
三つの塔が突き出て、下に高い土台がある。
そして、壁は枯れてた蔦(つた)で覆われていた。
入口へは、階段が続いている。
二人と妖精は、警戒して階段を上った。
(何も起こらない。魔女はお昼寝中かな?)
入口に着いた。
入口は、3メートルはある木の扉で出来ていた。
(取っ手があ。呼び鈴も)
まさか、呼び鈴を押すわけもいかず。
真奈美は、取っ手を引いた。
(重い)
「ギィィィー」
鈍い軋(きし)む音がした。
空気が重い。何かカビ臭い。
「気を付けて、
 仕掛けがあるかもです。
 朋ちゃんの居場所は地下よ」妖精は言った。

つづく 次回(救出3)

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不思議なハートの力00040電子の世界⑩

2018年01月30日 08時47分23秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00040電子の世界⑩

--救出(1)--
「お待たせしました。
 ウイルスの駆除とデータ・プログラムを復元するソフトが
 出来ました。」
レイナは、真奈美にそう言うとディスクを手渡した。
真奈美は、エディに
「このディスクを行先の各ゲイトと発電所にロードして来て、
 そして、赤少年を捕まえたら、貴方の心の力を与えて、
 出来る?」と言ってディスクを渡した。
エディは、「出来ます」と言い飛び出していった。
(赤の跡がある。追跡できる。念のため分散しておこう)
エディは、5人に分身し、ディスクもコピーした。
真奈美は、電気回線を朋子の家へと急いだ。
そして、
「朋子さんのパソコンに着きました。
 ここから敵陣です」
レイナが言った。

そこには、古びた城がそびえたっていた。
真奈美の家は、静かに着地した。
「プシューン」

つづく 次回(救出2)


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