0050_チベット(08)裕也日記
ガイド「この中心で合掌している人は、主です。」
裕也「キリストですか?」
ガイド「いいえ。精心の主です。
人では、ありません。
概念と言うか
その宗派の人なら分かります。
行ってみますか?」
裕也「是非、合わせてください。」
街のはずれに着た。
角に石の家がある。
路地を曲がり、車を止めた。
二人は車を降りた。
古びた家。
ガイド「ここです。」
木戸をたたく。「トントン エディケさん エディケさん いらしゃいますか?」
エディケ「はぁーい」
女性が出てきた。裕也は少し驚いた。
ガイド「エディケさんに会いたい人がいます。」
エディケ「あ ガイドさん」(名前をつけようと思ったが、取りあえずガイドでよろしく)
ガイド「裕也さんです」
裕也「はじめまして エディケさん
私は、ある人から会いに来るようにお手紙をいただきました。
その手紙に、添えられてたのが
このペンダントです」
裕也は、ペンダントを見せた。
エディケ「これは、メニィ(主)のペンダント!」
つづく