無償で、
与える慈愛である。
それは、使命でもある。
「不思議なハートの力」「裕也の冒険」「闇と光の慈愛のコントラスト」のブログの旧話を投稿・公開しました。少し手を加えています。
「元始の子(2)(3)」「チベット⑦」「戦争のはじまり2」です。覗いてみてください。
( ^)o(^ )
(Yuya's adventure)0089_Demon King⑭→0092⑰
--King of Demon (014) --
And it was night.
Yuya left the house that had been hidden.
He went out to the alley of the shopping street.
(No one)
A castle towered in the same place as when I came to the demon country before.
(OK, I'll go)
Yuya decided and dispelled his mind.
After a short walk, there is a convenience store this time.
The convenience store was on.
The signboard was shining brightly.
(I'll go in. Let's buy something)
Yuya entered the convenience store.
Sweets are lined up on the shelves.
In the back is a lunch box.
There is a box with ice cream.
It is also placed a variety of drinks and alcoholic beverages.
(It's the same as a convenience store in the city where I live.)
(What is good?)
(Yes, let's buy wine.
Celebration mood?
It's not the case, but it's okay)
Yuya went to the cash register with three bottles of wine.
Nobody is here.
"I'm sorry, I'm sorry, do you have a clerk?"
There was no reply.
Wherever he goes, there is a "king's rule".
He has to show a sample to others.
(I have to pay)
Yuya, place two thousand yen of the money to the cash register, decided to leave the convenience store.
--King of Demon (015) --
Yuya hurried the way to the castle.
(The castle is on a small hill.
The front is no good.
To the west, let's go up the slope first)
Yuya went west and then climbed the hill.
He climbed up and reached the road leading to the western gate of the castle.
There was a problem. He saw several figures.
(Did the information I come to leak to others?)
The shadow suddenly started running here.
The wine that Yuya has is heavy.
He throws away two bottles of wine,
He ran to the alley with only one of the wine.
After running for a while, there was a park.
The park was covered with trees.
(Let's hide here for a while.
But what if I get caught)
Yuya hit the fence with a bottle of wine in his hand.
It was scattered.
--King of Demon (016) --
Yuya broke the bottle of wine he had in his hand.
The jar is sharply cut, leaving one-third from the mouth.
(Is it a weapon?)
He stopped thinking a little.
(What am I trying to do?
Using such a weapon,
It will hurt the other party.
It must not commit such an action with any person.
It's a sinful act)
Yuya remembered that he wouldn't do that at the last minute.
--King of Demon (017) --
Yuya threw away the piece of the bottle he had in his hand.
"Yuya. I found it."
Suddenly, a demon guard surrounded the park.
"I just came to see Princess Ayria."
Yuya told the guards.
But, he does not think that such a thing is leading to the opponent.
"You have been resurrected from those who have vowed to practice Buddhism.
You have to know that.
You are a Buddhist.
If you make a mistake, you will be guilty.
You must build a Buddhist land. "
Yuya said.
"We are devils.
Do you know that? ”The guard shouts.
"When you were resurrected, you must have vowed to believe in Buddhism.
Did you forget! Yuya was furious.
"Uh, I don't know." The guards are wondering what to do.
"Don't say four or five. Do it."
The guard decided to obey the Queen's orders.
The demon guards attack Yuya.
One, two, three, four, five and Yuya dispelled.
"What a power. An ordinary human being?"
The defeated guard restrained Yuya's leg.
It is pressed by the force of numbers one after another.
At last Yuya was suppressed by the guards.
On Yuya's body, as many as 50 guards were under pressure.
(I can't move. Have you ever been?)
Yuya is about to give up. At that time.
to be continued. Next time (King of Demon (017))
--魔族の王(014)--
そして、夜になった。
裕也は、匿(かくま)われていた家を出た。
商店街の路地にでた。
(人はいない)
以前に魔族の国へ来た時と同じ場所に遠く城が聳(そび)え立ついた。
(よし、私は行くとしよう)
裕也は、心を決め、心の迷いを払った。
少し歩くと、今度は、コンビニがある。
コンビニに電気が点いていた。
看板が煌々(こうこう)と光っていた。
(入ってみるか。何か買って行こう)
裕也は、コンビニに入った。
棚には、お菓子が並んでいる。
奥には、弁当。
アイスお入れたボックスがある。
色々な飲み物や酒類も置かれている。
(自分が住んでる街のコンビニと同じだ。)
(何が良いかな?)
(そうだ、ワインにしよう。
お祝い気分?
そんな場合じゃないけど、まあいいや)
裕也は、ワインの瓶(びん)を3本抱えてレジに向かった。
誰もいない。
「すいません すいません 店員はいますか」
返事はなかった。
どこへ行っても『王のルール』がある。
人に見本を見せなければならない。
(お金を払わなくてはいけない)
裕也は、お金を2千円置いてコンビニを出ることにした。
--魔族の王(015)--
裕也は、城への道を急いだ。
(城は、小高い丘の上にある。
正面は、だめだ。
西側へ、まず坂を進もう)
裕也は、西に進んで、それから坂を登った。
登り切り、城の西側の門に続く道に出た。
まずい。数人の人影が見える。
(来ることが漏れたのか?)
その影は、急にこちらに走り出した。
裕也は、ワインが重い。
ワインの瓶を2つ捨て、
1本だけ持って路地へと走った。
しばらく走ると公園があった。
公園は、木々で覆(おお)われていた。
(ここで暫く隠れよう。
でも、もし私がとらえられたらどうしよう)
裕也は、手に持ったワインの瓶を柵にぶつけた。
それは、片を飛び散らせわれた。
--魔族の王(016)--
裕也は、手に持っているワインの瓶を割った。
瓶は、口から3分の1を残して鋭く切り立っている。
(武器になるかな)
彼は少し思考が止まった。
(俺は、何をしようとしているのだ。
こんな凶器を使っては、
相手を傷つけてしまう。
それは、どんな相手でも、そんな行動を犯してはならない。
それは、罪の行動だ)
裕也は、ぎりぎりのとっころでその行動をしないことを思い留めた。
--魔族の王(017)--
裕也は、手に持っている瓶の欠片を捨てた。
「裕也。見つけたぞ」
ふと気づくと魔族の警備隊が公園を囲んでいた。
「私は、アイリア王女に会いに来ただけだ」
裕也は、警備隊に言った。
だが、そんなことが通じる相手とは思っていない。
「あなた達は、仏法を行ずると誓った者から蘇らせられた。
その事を知らねばならない。
あなた方は、仏法者なのです。
過ちを犯せば罪は大きい。
あなたがたは、仏国土を築かねばならない」
裕也は、言い放った。
「俺たちは、悪魔だ。
そんなこと知るか」警備隊は、叫ぶ。
「蘇らせられた時、仏法を信じると誓ったはずだ。
忘れたか!」裕也は、激怒した。
「う。分からん」警備隊は、どうするか迷う。
「四の五の言うな。やれぇー」
警備隊は、女王の命令に従うことに決めた。
魔族の警備隊は、裕也に襲い掛かる。
一人、二人、三人、四人、五人と裕也は、払いのけた。
「なんて力だ。普通の人間か」
倒された警備隊が裕也の足を抑えた。
次々と数の力で圧し掛かる。
とうとう裕也は、警備隊に抑え込まれた。
裕也の体の上には、50人ともあろう警備隊が圧(の)し掛かっていた。
(動けない。これまでか)
裕也が観念しかけた。その時。
つづく。 次回(魔族の王(018))
#Yuya #adventur #YuyaAdoventur #King_of_Demon #⑭⑮⑯⑰ #English
不思議なハートの力00073-1回戦対牧野-
--1回戦対牧野(中堅戦)--
(浪速剛剣道場VS枚野海剣館)試合の中堅戦。
浪速が赤、牧野が白である。
中堅:海来峰美(うみらい みねみ)VS相手方中堅(名前は、省略する)が始まった。
両者は礼をする。
浪速は、女性である。だが、小学生の女子は、身長が高い。
あ!よく見ると相手も女性。でも、身長は、そんなに高くない。
海来より低い。小柄である。
「はじめ!」
「バシィーー。バシィ。バシィィーーィ」
竹刀が飛んでくる。
(早い。早い。なんでぇ)海来は、焦(あせ)る。
(神海君。私が挽回(ばんかい)して見せるから)
「ふん。ふん。ぷん」
朋子は、少し不満げである。
(焼きもち?朋ちゃんらしい)
真菜美は、少し可笑(おか)しくなった。
海来は、頭上に竹刀をかざし必死で受ける。
「バン。バン。バン」
(身長が私より低い何て思えない)
(ふふふ。舐(な)めるな)
相手は、防具で見えないが面の隙間から
不敵な笑みを浮かべる。
(身長差なんて関係ないのよ)
海来は、有利に最初は見えたが、劣勢(れっせい)である。
「バシィーーーー。メェェェーーン」
一瞬、観客は、何が起こると覗き込んだ。
相手が、面を打った。
それを止めずに頭を振り交わした。
そして、次の瞬間、竹刀を振り下ろした。
赤い旗が3本上がった。
まだ、中堅戦の試合は、続いたが、
相手は、防戦に作戦を変えた。
海来は、もう一本は、取ることは出来なかった。
「ピィーーーーー」
終了の笛が鳴った。
「神海君。やったよ」
海来は、合図し小声で言った。
神海も笑顔になった。
「もう!まぁ、まぁ、上出来。まぁね」
朋子は、何か不満げであるが、じっと抑(おさ)えていた。
「浪速。ナイス。ファイトォォォオ」
朋子は、叫んだ。
不満の発散か?
つづく。 次回(1回戦対牧野(副将戦))
イラストを載せます。少々お待ちください。
#不思議なハートの力 #不思議なハート #自作小説 #真菜美 #朋子 #神海 #剣道大会
0003_山の奥の裂けた入口
--山の奥の裂けた入口--
デミュクは、森を奥へ奥へ進む。
もう、進む足元に道はない。
元々、人は立ち入らない。(人ではなく悪魔だが)
草が腰まで伸びている。
デミュクを探す追手(おって)の声は、遠(とお)のいていく。
山へ山の火口へ。
ふと周りを見る。
(そうだ、子供の時、入って怒られたっけ)
(何の木だろうか?
ブナの木?
何千年?万年か?
老齢に曲がりくねった幹。
だが、上部には葉が生い茂っている。
そこにいつまでいるのだろう?)
棘(とげ)をもつ蔓(つる)が巻き付いている。
(靴を履いていて良かった)
手や体は、擦(す)り傷だらけになる。
疲れた。
木の曲がって空いた幹の隙間に蹲(うずくま)って座り込む。
静かにしていれば、やり過ごせる。
でも、人界への入口はどこにあるのだろう?
暗い。
追手の声は、聞こえない。
疲労で瞼(まぶた)が重い。
眠ってはいけない。
(いけない。 い けなぃ)
デミュクは、眠気に負けた。
眠りにつく。
はっと!目覚(めざ)める。
月に替(か)わり、
青い光を放つ金環食の太陽がでている。
悪魔の世界の太陽である。
月と同様、太陽の真ん中を黒い影が覆(おお)っている。
人間界の地球の影なのか?
茂(しげ)みがざわつく。
黙り込んでいるものが静かに手探りして茂みの中を歩いている。
甲冑(かっちゅう)の音がする。
デミュクは、口を押えた。
気配を消した。
「白(しら)みつくしに探せ。
いないぞ。見つけ出さねばならない。
我々の命がかかっている」
話し声が聞こえる。
(追手だ)
静かに進む。
「バキィ」
枝を踏んだ。
「いるぞ!向こうから音がした」
デミュクは、走りだす。
「ザザァザァザ」
「あそこだ!あそこだ!」
追手に完全に見つかった。
追手は、甲冑で重い。動きが鈍い。
だが、デミュクは、素である。
森は、障害で覆(おお)われている。
茂みをかき分けるが思うように進めない。
棘(とげ)が痛い。
しかし、必死でかき分け進む。
追いつ追われつ、暫く時間が経過した。
辺りが暗い。
「まだ昼?」と言うのに。
(本当に昼か?)
山のどこかも分からない。
(木々が光を遮(さえぎ)っているのか?)
ついに追い詰められる。
周りを追手が囲(かこ)む。
「もう。逃げられないぞ。
観念(かんねん)しろ」
(囲まれた)
「殺すようにいわれたよな。
そう、面倒だ」
一斉(いっせい)に追手が槍(やり)を投げる。
数本の槍が飛んでくる。
デミュクは両腕(りょううで)を顔の前にかざして防御する。
顔に向かう槍は防ぐことが出来た。
「グサ」
だが、左腹(はら)に一本の槍が刺さった。
「うぅ」
デミュクは、槍を掴(つか)み傷口を抑(おさ)えた。
手に血が滲(にじ)む。
そして、何かが口をついて出る。静かに呟(つぶや)く。
「ゴンドリヤ。イゲ。オフマイワーゲデ」
(何の意味?)
デミュクの血筋につたわる悪魔の古い言葉。
無意識にでた言葉だ。
意味は、分からない。
(支配されている。誰かに?)
『窮地(きゅうち)に至(いた)った時に唱えなさい』とおばあ様に幼少時に教わった気がする。
おばあ様は、死んだの?
悪魔に寿命はあるの?
今は、そんなことを考えてる余裕はない。
そして、血の付いた指で十字を切る。
『開こーぞ』
天空から声が響いた。
足元に裂(さ)け目が現れる。
「ガガァガァ」
追手は、恐れおののき慌(あわ)てて後ずさる。
裂(さ)け目の底は、黒い黒い。暗黒である。
裂け目の壁は、岩肌にどす茶色の土と白い石が剥(む)き出しである。
良く底を見ると何かが渦(うず)を巻いていた。
(吸い込まれそうである)
デミュクは、裂け目の上、宙に浮いていた。
そして、意を決して飛び込む。
それは、簡単な事だった。
力を抜くだけで良かった。
体が吸い込まれ落ちて行く。
暗い。明かりが無くなる。
そして、空気が薄くなる。
(息がしにくい)
何かが体を通り抜ける。
暗いが木の香りがする。
目に風景がひらけてくる。
月が見える。
まん丸く光った月。
足の下に地面を感じる。
(森!人間界?
満光(まんこう)の月。
でもなぜか同じ!
同じ森。
でも、追手がいない)
(灯りが見える)
(助けを求めるべきか?)
ふらふら、足は、進む。
血が滲(にじ)んでいた。
森の向こうに畑が見える。
民家の灯(あか)りが見える。
(意識が、出血のせいぃぃ ぃ)
膝(ひざ)からゆっくり崩(くず)れて行く。
森の外(はず)れで気を失った。
つづく。 次回(初めて見る人の女)話名は、変わるかも知れません。ご容赦ください。
次回は、第Ⅱ章。「現れし古に伝わりし指輪」です。
#自作小説 #~失望と愛~ #導かれし悪魔の未都市 #デミュク #導かれし未都市
(Yuya's adventure)0085_Demon King⑩→0088⑬
--King of Demon (010) --
Aries went on to talk.
"And Yuya.
I found out that you were chanting the name of Jesus.
This person.
I was convinced that I was resurrected for this person.
I prayed to Jesus.
I want you to do something about this country.
Then, I heard a voice.
(Yuya will definitely solve it.
He will come to this country tomorrow)
I understand.
I nodded to God.
And I met you today.
It is God's will.
Amen "
Yuya heard the story.
Why they were born. Why was I called to this place again?
He knew the reason.
--King of Demon (011) --
"Father Aries. Please lend me a Buddhist altar for a while."
(What is Yuya going to do?
Are you willing to talk to God? )
I had such a feeling.
"Please. Please use."
Aries gladly accepted Yuya's request.
Yuya quietly sat in front of the Buddhist altar.
The Buddhist altar was made of red cherry blossom trees.
The statue of Jesus is enshrined.
It is a statue of Jesus crucified.
His feet and hands are stakeout painfully.
However. It looks like he has a happy expression with his face facing heaven.
Behind it is a hanging scroll of "Nanmu Myōhō Renkakyo".
The hanging scroll is the light and shadow of the Lord.
Yes, I was taught in Tibet.
And Yuya calmed down and thought about him.
(Jesus. Please help me.)
After a while,
(Ailia. Princess of the demons. Answer)
Yuya repeatedly thought about it several times. Then
(Yuya? You are safe, aren't you?
I'm Ayria)
--King of Demon (012) --
(Princess of the demons. Why. Kill people)
Yuya asked Ayria.
Ayria replied.
(When we died last time,
I vowed to believe in Buddhism.
Therefore, unnecessary killing is not possible.
The same is true for the Queen.
However, the Queen's sister is different.
The Queen first wanted to revive her many relatives.
And she revived her Medi.
Medi is the first time she has revived.
She had not lost the evil blood in the demons.
Those who have been revived by evil have evil blood.
Now, Medi is in control of her country and is free to do whatever she wants.
Yuya. What should i do)
Yuya thought about this for a moment.
--King of Demon (013) --
Yuya said after thinking a little.
(I will preach Buddhism to Medi)
(Can you do that?
The castle is in the same place as in the past.
Open the west gate.
Please come around 8 pm today. )
Ayria decides to prepare to welcome Yuya.
(OK) Yuya promised.
But he is not confident that he can persuade Medi.
(May be a conflict)
(Jesus. Thank you.)
Yuya has finished communicating his mind.
to be continued. Next time (King of Demon (014))
--魔族の王(010)--
アリエスは話を続けた。
「そして、裕也。
あなたが、イエスの名を唱えているのを知りました。
この人だ。
この人のために、私は蘇ったのだと確信しました。
私は、イエスに祈りました。
この国を何とかしてほしいと。
すると、声が聞こえてきました。
(裕也なら必ず。解決してくれます。
彼は、明日、ここの国に来ます)
分かりました。
私は、神に頷(うなず)きました。
そして、今日、あなたに会えました。
神の思し召しです。
アーメン」
裕也は、話を聞いた。
なぜ、彼らが生まれ。なぜ、自分が、また、この地に呼び出されたのか。
彼は、その理由を知った。
--魔族の王(011)--
「アリエス神父。私に仏間を少しの間お貸しください」
(裕也は、何をする気なのか?
神と話す気なの?)
そんな思いをいだいた。
「どうぞ。お使いください」
アリエスは、裕也の頼みを快く了承した。
裕也は、静かに仏壇の前に座った。
仏壇は、赤いく桜の木で出来ていた。
イエスの像が安置されている。
十字架にかけられたイエスの像である。
痛々しく足と手を杭で打ち付けられている。
しかし。顔を天に向け幸せな表情をしちるように見える。
その後ろに「南無妙法蓮華経」の掛け軸が掛けてある。
その掛け軸は、主の光と影である。
そう、チベットで教わった。
そして、裕也は、心を落ち着け、念じた。
(イエス様。どうぞ力をお貸しください。)
少し間を空けて、
(アイリア。魔族の王女よ。答えたまえ)
裕也は、数回繰り返し念じた。すると、
(裕也ですか?あなたは無事なのですね。
私はアイリアです)
--魔族の王(012)--
(魔族の王女よ。なぜ。人を殺す)
裕也は、アイリアに問いかけた。
アイリアは、答えた。
(私たちは、前回、死んだとき、
仏法を信じると誓いました。
だから、無用の殺生は出来ません。
女王もそうです。
しかし、女王の妹は、違うです。
女王は、始に多くの親族を蘇らせようと思いました。
そして、メディを蘇らせました。
メディは、今回、初めて蘇ったのです。
彼女は、魔族の中の悪の血が消えていませんでした。
悪に蘇らせられた者は、悪の血が宿る。
今、メディが国の実権を握り、やりたい放題です。
裕也。どうしたら良いのでしょう)
裕也は、少し考えた。
--魔族の王(013)--
裕也は、少し考えてから言った。
(私がメディに仏法を説きましょう)
(そうしてくれますか。
城は、過去と同じ場所にあります。
西の門を開けておきます。
今日、夜8時ごろに来てください。)
アイリアは、裕也を迎え入れる準備をすることにした。
(分かりました)裕也は、約束した。
しかし、彼にはメディを説得出来る自信はない。
(争いになるかもしれない)
(イエス様。有難うございました)
裕也は、心の通信を終わった。
つづく。 次回(魔族の王(014))
#Yuya #adventur #YuyaAdoventur #King_of_Demon #⑩⑪⑫⑬ #English
チチパスのダウンザラインがさえてる。
ナダル、何とかサーブをキープ。少しサーブが安定してきた。
ナダルがブレイクバック。
ナダル、力むがキープ。
ナダル、やっぱりクレイの王者か?
チチパスのミスが出だす。
1セット???
ナダル、サーブの復調!
チチパス、復調!ブレイク。
チチパスのドロップショット
ナダル、ネットに着く。
キープ。
チチパス、距離を詰める。
ネットに着く、形は出来てるがミス。
強引だがサービスの展開力。
これは、解説者の受け売りです。
ナダル、ブレイクバックできるか?
ブレイク?
突風でタオルが飛ぶ。
チチパス、ネットを取る。
チチパス、サーブ復調!ラブゲーム!
ナダル、変化サーブ。
テニスは、2ポイント差をつけないとゲームがとれない。
ナダル、ポイント先行。
ロブショット。
チチパス、セーブ。
チチパス、チャンス。
凌ぐナダル。
チチパス、ホワー、ミス。
ダウンザライン、ミス。
後は、Yahooで見てね。
不思議なハートの力00072-1回戦対牧野-
--1回戦対牧野(次鋒戦)--
(浪速剛剣道場VS枚野海剣館)試合の次鋒戦。
浪速が赤、牧野が白である。
次鋒:斎藤大河VS相手方次鋒(名前は、省略する)が始まった。
両者は礼をする。
相手は、身長は普通。強いいて言うなら小柄である。
そして、位置に着き中段に構える。
斎藤も身長は、高くない。
相手と同じくらいである。
「浪速!頑張れ!」
力一杯。朋子は、叫んだ。
斎藤は、積極的に行くしかないと助言を受けていた。
(そう。積極的に。積極的に。
ぃくんだ。ぃいくんだ。ぃいいくんだ!)
斎藤は、竹刀を振り飾る。
「メェェーーン」
相手は、間合いを詰め竹刀で受ける。
(う。離れない)
斎藤は、力ずくで押した。
相手の力は強い。
(えぃ。離れろ!)
力一杯押した。
「分かれ」
やっと審判の合図がかかった。
(何分過ぎた?
30秒か?
そのぐらい)
斎藤は、自分に腹が立った。
竹刀を振りまくった。
(決まらん。
クソォーー)
息が切れる。瞬間止(と)めた。
その隙を相手は、逃さない。
竹刀を振りかざし、
「メェーーーーン」
済んでのところで受ける。
(これ以上、点を取られたら)
斎藤の心に弱気が過(よぎ)る。
(いけない)
(いけない)
真菜美も思った。
「ファイトだ!諦めるな!」
声が斎藤の心に響く。胸が熱い。
気持ちが上がる。
「えぃ!」
斎藤は、力を振り絞った。
竹刀が胴を打つ。
「バシーー」
旗は、上がらない。
(惜しい)
朋子は、拳(こぶし)を握りしめる。
また、相手は、間合いを詰めて来る。
(離れろ)
(離れるものか)
「ピィーーー」
試合終了の笛がなる。
引き分けである。
「あ、残念」
つづく。 次回(1回戦対牧野(中堅戦))
#不思議なハートの力 #不思議なハート #自作小説 #真菜美 #朋子 #神海 #剣道大会
闇と光の慈愛のコントラスト(95)新たな時
==第二章、闇と光の決着==
--新たな時(008)惑わし光の民②--
それは誘惑の香り(魔寄せ)のせいと言うより、
本来持つその人の本性が出だした言える。
農作業をサボる者がいる一方、
前よりも一層、農作業に励む者もいる。
「おい。デンジ。
お前も休んだらどうだ。
何にか、最近、楽しくないか?
もっと人生を楽しもうよ」
村のある男は、農作業をやめ帰ろうとしている。
「馬鹿を言うな。
そんなことをしてると作物が枯れるぞ。
いい加減にしろ」
「そうだな。
でも、
そんなことを言うなよ。
なぁ。
おれの畑の世話もしといてくれよ。
お願いだ。
俺は、ちょっくら女房の世話をしなくちゃいけねい。
頼むよ」
そう言うとそそくさと帰って行った。
(重荷は、こりごりだ)
デンジは、無視をしたが、そいつの畑が気に成った。
帰りに寄ってみてみた。
デンジは、葉を手に取って触ってみた。
(作物に水が足りていない。
頂(いただ)いた農園だ。
う!奪い取った農園と言うべきか。
神様の命令で。
多くの人が死んだ。
人と言うのか分からないが。
あのものたちは、どうしたのだろう?
良い土地だ。
本当に)
デンジは、川の水を汲(く)み畑に水を撒(ま)いた。
「これで大丈夫」
デンジは、一安心した。
(でも。本当に。
神は、我々に何を望んでいるのか?)
デンジも家路へと着いた。
つづく。次回(惑わし光の民③)
#闇と光の慈愛のコントラスト #闇と光 #自作小説 #サンディア #アクティス #新たな時 #惑わし光の民