ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

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不思議なハートの力00047電子の源③

2018年01月30日 13時45分19秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00047電子の源③

--電子の源(3)--

真奈美は、踊り場に出て、また、階段を駆け上った。
そして、最上階の部屋に着いた。
黒い闇が漂っている。
扉を引いた。(開かない)
「エィィィィイー」
扉を切り裂いく。
部屋の真ん中に、黒い水晶が置かれ、
そこから邪悪な気が出ていた。
真奈美は、水晶目掛けて走り、それを叩き切った。
「ガシャン。バリバリィ」
水晶は、真奈美の剣を受け止める。
真奈美の剣は、青い炎と光が満ちていた。
水晶は、その炎と光を受け止める。
ヒビが入り、中から青い光の水晶が現れた。
うわべに覆っていた黒い水晶は砕けて散った。
青い水晶は、空間に浮かび消えた。
古城が崩れ去る。
床が割れ、天井が空間に吸い込まれていく。
真奈美は、空を落ちていく。
「ガチ」
誰かが、真奈美を受け止めた。
エディである。
「遅くなってすみません。
 ウイルスは防ぎました」
「ご苦労様。エディ」
そして、真奈美は、ゆっくりと地上に降りた。

つづく 次回(パソコンはこりごり)

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