ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

不思議なハートの力00038電子の世界⑧

2012年04月22日 11時25分17秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00038電子の世界⑧

--赤い玉--

真奈美「学級のみんなも来るのかな?
    まあいいや
    いざ 電子の世界へ」

パソコンのアイ(目)が光る。
どんどん光り」、真奈美と雅美を包んだ。
「シュッ」二人を吸い込む様に光が消える。
「どさ」二人の肉体だけ部屋に残されていた。

真奈美「入った」(マトリックスか?)
雅美「同じ部屋だね
   あ 体が光ってる」
真奈美「電子だからね」
レイナ「急ぎましょう」

真奈美「出発!」
真奈美の家が浮上する。道路を円状に抉(えぐ)って。
そして、猛スピードで街の端まで移動した。
雅美「トンネルがある」
真奈美「ここからが外界よ」

暗いトンネルが光りだす。
雅美「マナ どこ行くの?」
真奈美「朋家のパソコンの中」
「シュー」家はトンネルの中を瞬時に移動した。
雅美「広場
   四角い屋根が並んでる」
真奈美「ネットワークの中心ね」
雅美「トンネルが壁ぎっしり並んでるよ」
真奈美「レイナ どのトンネル?」
レイナ「正面の4つ右のトンネルです」
家は、朋の家に繋がるトンネルに入った・
「ビュン ビュン ビュン」
赤い玉の光のつながりが向かってくる。
真奈美「ブロックして」
家は、赤い玉の一つの前に立ちふさがった。
赤い玉のつながりは、真奈美たちのいる部屋に入ってきた。
「ビュー ビュ ビュ」
真奈美「雅美 捕まえて」
雅美は、必死で目の前を通る赤い玉にしがみついた。
「ギュ」
赤い顔をした男の子が雅美の腕の中でもがいていた。

つづく 次回(ウィルス少年)


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不思議なハートの力00037電子の世界⑦

2012年04月22日 09時41分57秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00037電子の世界⑦

--世界創造②--

真菜美は、朋を助け出す準備としてパソコンをアップグレードした。
パソコンの中には、真奈美の地域の街が出現していた。
その中では、電子が具人化されていた。
真奈美が電子の世界にいるレイナに出来栄えを聞いた。
レイナは、真奈美の想像力に関心した。
そこに、雅美が現れた。(リアルの世界の方だけどね)
雅美「マナ 人が止まってる」
真菜美「入って来て」二階から顔を出し雅美を呼んだ。
雅美「お邪魔します」
真奈美の母は、夕食のジャガイモを左手に持ち、
右手に包丁を持ち、むきかけたまま止まっている。
(やっぱり、みんな止ってるんだ)雅美
真奈美「二階 二階 上がってきて」
雅美「マナ 何が起こったの?」
真奈美「話は、朋のパソコンから始まるの」
朋が買ったパソコンに古代の神様が居て、
その神様は、世界の征服を狙っていて、
朋をエネルギー元として、
コンピュータを動かし、何かを企(たくら)んでいる。
朋は、電子の世界に閉じ込められているの。
雅美「朋が危ない!」
真奈美「雅美も来て 助けに行くの」


つづく 次回(赤い玉)
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