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ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

「裕也日記」ストーリーの予定

2011年10月16日 22時25分11秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
「裕也日記」ストーリーの予定

チベット

見施三界

神の世界

北の宇宙(日本の神道・仏法)

ハルマゲドン

ガウルの破壊

宇宙の静止(時の終わり)

魔族と天照大神との契約

命の始動

神社に逃げ込む

同名天同生天

科学の世界

ゼウスの戦い


未来からの応援


過去との意識の一致

太古の都市

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0028_魔物の誤解⑨(ミディアム③)裕也日記

2011年10月16日 17時03分41秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0028_魔物の誤解⑨(ミディアム③)裕也日記

三人は、そそり立つ岩壁の前に立った。
その壁は、地底から呼び出されたかのように土に生えていた。
先はとがり、それが、一面の土地からむき出し、周りを囲んでいる。
正面に岩と岩との切れ目が有る。
暗く先は見えない。
その暗黒は人受け入れないと言うよりも、
全てを闇に飲み込むように3人を包んでくる。
裕也「入りますか?」
二人「そうですね」
裕也はジーンズのポケットからオイルライタを取り出した。
「カチ ジュポ」灯りがともる。
空気が重い。
岩の切れ目は、そこが始まりであることを示す。
(終わりじゃない。始まりなんだ)
(たぶん。ここから闇と光の歴史が始まったのね)
足の下は砂ではなく固い。
風の音がする。
出口。
「ヒュー」
ライタが消える。
目が慣れてくる。
3人は岩の切れ目を出ていた。
エジェ「何なのここは」
荒らされることなく、整然と石の墓標が並んでいる。
円を描き、中心に向かって放射状に道があった。
中心は少し高く柱らしきものが突き出ている。
(守られてきた)
(そう 力によって)
(封じ込められたのよ)
(神によって)

3人は、いろいろな思いが交錯した。

ここは、闇の門(ミディアム)。
神に閉ざされた。死と生をつなぐ門。
(追いやられた?)
その場所は、余りにも整然と整っていた。

つづく
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