十日町「さがの」チャレンジメニューへぎそば一升

十日町の蕎麦屋「さがの」で、へぎそば一升（４人前）を２０分以内に完食すると無料になるというキャンペーンをやっている。しかも成功すれば一年間お店に名前が貼られる。もし時間内に食べられなければ実費払い、３３８０円。最近食欲が旺盛なので、挑戦してみることにした。

お店に入ると、入り口のところに昨年の成功者の名前が貼ってある。最高記録は２分台だ。

注文。最初にわさびが来た。



これを摩り下ろす。



鼻にツーンと来る。

次は胡麻とネギ。



胡麻は擂り鉢で擂る。



時間制限なので、薬味や胡麻は先につゆに入れておく。薬味は食べきらなくてもいいらしい。

へぎそば一升が来た。





艶やか～。でもはたして２０分以内に食べきれるか？

ストップウォッチを持った店員が来て、「食べ終わったらベル鳴らしてください」と言って用意スタート。

へぎそばというのはこの地方の特産品で、ふ海苔の入ったそばだ。腰があっておいしいが、ちょっと硬めで食べづらい。同じへぎそばでも、小嶋屋の方が柔らかい感じだ。

半分ほど食べきった。



わあ、写真おもいっきりブレ。ストップウォッチを見ると３分経過していた。昨年の最高記録者は、もうこの時点で食べきってた事になる。

これは余裕かもしれないと思ったが、やはりだんだんお腹が膨れてきた。わさびを追加したら入れすぎて、麺をすすると鼻にツーンときた。ヤバイ、つゆを足そう。

あんまり上品に麺をつゆにつけている余裕が無い。ドカンとつける。



このあたりでペースも落ちる。ストップウォッチを見ると７分経過。お腹に入れるのが苦しくなってきた。

どう見てもペースダウン。もしかして食べられなくなるのではないか。なんか気が焦る。とにかくザルからお椀にまず全部移そう。



なんとなく気持ちが落ち着いた。これに残りのつゆを全部かけて、薬味を足して最後の挑戦。

この一杯がかなりきつかったが、最後の一口を口に入れたところで、壁のボタンを押してベルを鳴らす。店員さんが来て、ストップウォッチを押してくれた。１０分７秒。

「おめでとうございます、成功です」



完食は完食だが味わう余裕が無かったなあ。次回はきちんと味わいながら食べてみたい。でも高級店のこのお店、料金払って食べるのはちょっときつい。



切り上げて、１０分にしてくれた。

追伸　後日再来して、このウェブの２つの間違いに気が付きました。
昨年の最高記録　×２分台　○４分
この蕎麦の値段　×３３８０円　○３３６０円

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