
なんでもHMVサンのコメントによれば、「中古市場では軒並み高値で取り引きされている、レア本掲載でもおなじみの95年録音、ロマノ・ムッソリーニのイタリアン・ハードバップの傑作。再入荷します!」とのことで...♪
こういった誘い文句にめっぽう弱いのはご存知のとおりで(笑)...^^
迷わず購入したところ... ウワサにたがわずイイんですよ、コレが...♪
■ Romano Mussolini Quintet / Happiness Has Your Name (2007, Beat Records, CDPIA042)
01. Be Bop's Changes
02. Happiness Has Your Name
03. Night Trip
04. Sweet Valse
05. Happiness Has Your Name
06. Lazy Blues
07. Silver's Tune
08. Drum's Bounce
09. I'm Blue Tonight
10. Easy Line
11. Red Leaves
・ Romano Mussolini (p)
・ Cicci Santucci (tb,flu)
・ Francesco Santucci (ts)
・ Dario Rosciglione (b)
・ Osvaldo Mazzei (ds)
まずは録音が1995年ということもあり、最近のSchemaレーベルに象徴されるクラブ系のオトではなく、純粋な「ハード・バップ」と言っていい内容で(要は「Gerardo Frisina」ではなく「Schema Sextet」や「Quintetto Lo Greco」に近い)、全般的に曲が良く出来ているので通しで聴けるのが嬉しいところ...^^
オーソドックスなバップ・チューン「01」にはじまり、「02」は一転して女性ヴォーカル入りのしっとりしたバラード・ナムバー。「03」はホーン陣が大活躍のとってもゴキゲンなバップ・チューン(^^)。続く「04」は、一瞬ソロ・ナムバーかと思えるほどのリズミカルなピアノではじまるピアノ・トリオ曲。他「02」のインストとおぼしき(かなりアレンジされていて同曲とは思えん)「05」、タイトルどおりソウルフルなブルース・ナンバー「06」、これまたゴキゲンなバップ・チューン「07」、再びヴォーカル入りの「09」と、クインテットと名うつもののバラエティに富んだ内容...^^
まとめてみれば、基本的には「ハード・バップ」なんだろうけど、ヴォーカル・ナンバーなどに見られるオシャレ感覚は、やはり「イタリアン」... と言ったところか...
まあいずれにせよ、じゅうぶん合格ですって...♪




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