引き続きイタリアの「Schema」レーベルを中心に「Club Jazzとはいかなるモノか」を探求している今日この頃ですが、同レーベルの名を名前に持つのがコチラの6人組...♪
■ Schema Sextet / Look Out (2000)
01. Look Out
02. Agitazione
03. Blues For Gerry
04. Young Man
05. Before Ten O' Clock
06. Time Was
07. Lothar
08. Bernie's Tune
09. Like Someone In Love
10. Bob's Buddy
11. Preacher
例によってiTunes Music Storeにて試聴のうえ購入したものなので前情報は何もなく、よくよく調べてみればメンバーは、
・ Rosario Giuliani (as)
・ Fabrizio Bosso (tp,flh)
・ Gianluca Petrella (tb)
・ Pietro Lussu (p)
・ Giuseppe Bassi (b)
・ Lorenzo Tucci (ds)
と今をときめく面々に、プロデュースは同レーベルの看板とも言えるNicola Conte(ニコラ・コンテ)サン...^^
まず一聴して感じるのは、彼らの音はこれまで聴いてきた(そんなにイッパイ聴いてないけど...^^;)「Club Jazz」とは異なり、60年代の「Hard Bap(ハード・バップ)♪」に近い内容で三菅のブ厚いユニゾンはマジカッコイイ(^^)
そこでマタマタ調べてみれば、
ジャケットに「Tribute to Basso / Valdambriri」とあるように、本作は50年代から60年代にイタリアで絶大な人気を誇ったGianni Basoo(ジャンニ・バッソ)(ts)とOscar Valdambrini(オスカル・ヴァルタンブリー)(tp)のユニットBasso Valdambriri Quintet(バッソ・ヴァルタンブリー・クインテット(後にトロンボーンのDino Piana(ディノ・ピアナ)を加えセクステットとなる)へのトリビュート・アルバム。
ライナーノーツによると本作の下敷きになったアルバムは、1970年に伊GTAから発売された「Exciting 6」と1959年に米Verveから発売された「The Basso-Valdambriri Quintet」。(crissmorganさんの『雨の日にはJazzを聴きながら』から引用...Tanks!)
とあるのだけれど、上記「The Basso-Valdambriri Quintet」を未聴であるワタクシの印象は、ズバリSonny Clarkの『Cool Struttin'』やLou Donaldsonの『Blues Walk』(編成は違うけど)あたりに合い通じるモノを感じるのだけれど...
まあ、いずれにせよこれまでJazzといえば「Hard Bap(ハード・バップ)」だったワタクシの耳にスンナリ馴染んだことだけはマチガイない(^^)
というわけで、50~60年代の「バップ好きオヤヂ」(ワシのことやねん...笑)にも大いにオススメの1枚...^^
う~む... 意外と奥が深いかも「イタロ・ジャズ」...^^
↓iTunes Music Storeで「Schema Sextet / Look Out」を試聴または購入する
↓このアルバムを紹介するブログたち
■ 雨の日にはジャズを聴きながら
■ 倶楽部 ジャズ
■ AfroCafe
■ never trust a spell
■ 週末JAZZ
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