僕は常〃仕事などで植物に接する度に自然環境とは何か?本当の自然とはどんな状態なのか?そして私たちが目指している自然環境の保全とは何時の時代の自然環境を言うのか?解らなくなる。前回のブログで里山や草原などの荒廃により生物多様性が失われ、多くの生物が絶滅に瀕している事に触れ、今、その様な二次的自然の保全が必要であると書いたけど、見方によってはそのような二次的環境は、人間が作った物で自然環境ではないという意見もある。
確かに私たち人間の関わりで維持されてきた里山や草原、水田、湖沼などの湿地は本当の自然ではないかも知れない。しかしその様な二次的環境で適応し進化を遂げた多くの生物が存在する事を考えれば、自ずから答えは、保全すべきである!
森林は遷移により刻々と変化している。しかし里山などの荒廃はおそらく自然遷移の枠組みからは除かれるであろう。それは宅地開発などの自然喪失であり、外来種の進出などの撹乱である。多くの荒廃した里山ではアレチウリや竹類などが侵入し成長の早い先駆種の進出を阻んでいるからである。
確かに私たち人間の関わりで維持されてきた里山や草原、水田、湖沼などの湿地は本当の自然ではないかも知れない。しかしその様な二次的環境で適応し進化を遂げた多くの生物が存在する事を考えれば、自ずから答えは、保全すべきである!
森林は遷移により刻々と変化している。しかし里山などの荒廃はおそらく自然遷移の枠組みからは除かれるであろう。それは宅地開発などの自然喪失であり、外来種の進出などの撹乱である。多くの荒廃した里山ではアレチウリや竹類などが侵入し成長の早い先駆種の進出を阻んでいるからである。