アライグマ防除奮戦記             【NPO法人おおいた環境保全フォーラム】

特定外来種「アライグマ」防除のための日々の活動を報告します。果たして地域社会から排除することができるのか?乞うご期待!

ため池や湿地などの閉鎖性水域は生物多様性の宝庫!!

2009年12月05日 | 環境、生態系、生物多様性
現在、我が国で生息生育が確認されている動植物の約30%が里山、里地などの農業関連の水域及びその周辺に生息し、レッドデータで絶滅が危具されている動植物種の約50%が指定されている。まさに人類農耕の歴史2000年に及ぶ関わりの中で多様に進化してその環境に適応してきたのだ。
近年、その生物多様性に多大な影響を与えてきた水田や灌漑用ため池などの水環境と人間の関わりが希薄化し、安全面、衛生環境面でそれらの地域のお荷物となっている。
このまま荒廃が進めば、貴重な生物多様性が失われる可能性がある。

今日は、先日亡くなった義父の葬儀をお願いした日出のお寺さんへのお礼を兼ねて久しぶりに母の墓参りに行った。人間関係は不思議なもので私の亡き母の希望で葬儀をお願いしたお寺に義父の葬儀をお願いする様になるとは単なる偶然とは思えない。何かの因縁を感じる。