アライグマ防除奮戦記             【NPO法人おおいた環境保全フォーラム】

特定外来種「アライグマ」防除のための日々の活動を報告します。果たして地域社会から排除することができるのか?乞うご期待!

アライグマ防除のための地域協議会が発足!

2014年11月09日 | 環境、生態系、生物多様性
特定外来生物「アライグマ」の地域根絶を目指す、地域自治会と大学、NPOが参画した大分市一木地区アライグマ対策協議会が設立されました。

これまでの協議会での活動と成果を先日、農業文化公園で開催された生物多様性地域セミナーで発表しました。

【ポスター発表】


【アライグマと在来種3種の標本の展示】


【大分で実証実験が実施されている我が国初の巣箱型わなの展示】



授乳中のアライグマを捕獲!

2013年04月12日 | 環境、生態系、生物多様性
4月12日、大分市南部、戸次利光の民家内で出産間もないアライグマと4匹の子供(生後3~5日)を捕獲しました。
潜んでいた場所は人の通行が頻繁にある仏間下の物入れの中で前の戸を外して出入りしていたようで周辺に溜糞が2ヶ所。
大分市戸次地域での捕獲はもちろん初めての生息情報で、アライグマの生息拡大は想像以上に進んでいるようです。





アライグマ・モニタリング合同調査の最終日!

2013年02月20日 | 環境、生態系、生物多様性
今日は、北大 池田教授、兵庫県立大 阿部助教との合同調査の最終日。午前中は、新規に3ヶ所のモニタリングポイントを追加し計15ヶ所を設定しました。また冬期の重要な餌と思われるミカンの被害を調査しアライグマ食害が疑える場所を確認。午後からは日本文理大 杉浦教授と面会、大学構内を調査しました。

ミカン畑での調査 投棄された摘果ミカンに疑える食痕が。




写真左が鳥による食痕、右がアライグマらしき食痕?


近くのカキノキで見つけたアライグマらしき爪痕?

アライグマ生息状況のモニタリング(NO3)

2013年02月13日 | 環境、生態系、生物多様性
2月13日は4ヶ所のモニタリングポイントを調査し内1ヶ所でアライグマの生息を確認しました。また今日調査に廻ったため池のほとんどでオオイタサンショウウオの卵塊を確認したことで、この地域のため池群には意外と大きなパッチのオオイタサンショウウオ個体群が生息する可能性があると思われます。
自動撮影カメラの設置の様子


撮影されたアライグマとおまけのキツネ




アライグマの足跡


食害されていた絶滅危惧種「オオイタサンショウウオ」の死骸



アライグマの食害?固有種「オオイタサンショウウオ」が危ない!

2013年02月13日 | 環境、生態系、生物多様性
今日調査したモニタリングポイント3ヶ所で絶滅危惧種「オオイタサンショウウオ」の卵を確認しその内1ヶ所でオオイタサンショウウオの死骸を見つけました。この大分市東部域はアライグマの生息が急増している地域だけに絶滅が危惧されている「オオイタサンショウウオ」への悪影響が心配です。
卵が産み付けられていたため池の流れ込み口




オオイタサンショウウオの卵塊


食害跡のあるオオイタサンショウウオの死骸