アライグマ防除のための地域協議会が発足！

特定外来生物「アライグマ」の地域根絶を目指す、地域自治会と大学、ＮＰＯが参画した大分市一木地区アライグマ対策協議会が設立されました。

これまでの協議会での活動と成果を先日、農業文化公園で開催された生物多様性地域セミナーで発表しました。

【ポスター発表】


【アライグマと在来種3種の標本の展示】


【大分で実証実験が実施されている我が国初の巣箱型わなの展示】

アライグマ防除実施計画の認定

2014年9月22日、大分県全域を対象としたアライグマ防除実施計画を策定し環境省及び農林省より認定書が届きました。

海泳ぐ、アライグマ！

2014年6月より実施している大分県北部地域のアライグマ生息状況調査で国東半島の付け根に位置する日出町の漁港で海を泳ぐアライグマの情報を入手。同時にその時の画像を頂きました。



　

授乳中のアライグマを捕獲！

4月12日、大分市南部、戸次利光の民家内で出産間もないアライグマと4匹の子供（生後3～5日）を捕獲しました。
潜んでいた場所は人の通行が頻繁にある仏間下の物入れの中で前の戸を外して出入りしていたようで周辺に溜糞が2ヶ所。
大分市戸次地域での捕獲はもちろん初めての生息情報で、アライグマの生息拡大は想像以上に進んでいるようです。

アライグマ生息状況のモニタリング（NO４）

3月、２回目のカメラトラップの画像チェックを実施。今日もすべてのカメラでその姿を捉えていました。
その中で１台のカメラが冬眠中の沢カニを掘り出して食べているアライグマの姿が写っていました。

アライグマにキレイに食べられたカニ殻。

アライグマ生息状況をモニタリング中！

大分市東部で実施しているアライグマ調査では現在13ヶ所にモニタリングポイントを絞り込みカメラトラップを実施中！
今回のカメラチェックで新に2エリアで繁殖の可能性が。親子の疑いがある画像？

最近良く出現する個体。

アライグマ・モニタリング合同調査の最終日！

今日は、北大 池田教授、兵庫県立大 阿部助教との合同調査の最終日。午前中は、新規に3ヶ所のモニタリングポイントを追加し計15ヶ所を設定しました。また冬期の重要な餌と思われるミカンの被害を調査しアライグマ食害が疑える場所を確認。午後からは日本文理大 杉浦教授と面会、大学構内を調査しました。

ミカン畑での調査　投棄された摘果ミカンに疑える食痕が。




写真左が鳥による食痕、右がアライグマらしき食痕？


近くのカキノキで見つけたアライグマらしき爪痕？

アライグマ生息状況のモニタリング（NO3）

2月13日は４ヶ所のモニタリングポイントを調査し内１ヶ所でアライグマの生息を確認しました。また今日調査に廻ったため池のほとんどでオオイタサンショウウオの卵塊を確認したことで、この地域のため池群には意外と大きなパッチのオオイタサンショウウオ個体群が生息する可能性があると思われます。
自動撮影カメラの設置の様子


撮影されたアライグマとおまけのキツネ




アライグマの足跡


食害されていた絶滅危惧種「オオイタサンショウウオ」の死骸

アライグマの食害？固有種「オオイタサンショウウオ」が危ない！

今日調査したモニタリングポイント３ヶ所で絶滅危惧種「オオイタサンショウウオ」の卵を確認しその内１ヶ所でオオイタサンショウウオの死骸を見つけました。この大分市東部域はアライグマの生息が急増している地域だけに絶滅が危惧されている「オオイタサンショウウオ」への悪影響が心配です。
卵が産み付けられていたため池の流れ込み口




オオイタサンショウウオの卵塊


食害跡のあるオオイタサンショウウオの死骸

今日は、3ヶ所でアライグマ生息をキャッチ！

今日は午後から雨の予報のため自動カメラを仕掛けているモニタリングポイント１２ヶ所のうち８ヶ所を急いで廻り画像をチェック。
＜3ヶ所のモニタリングポイントでアライグマの姿が・・・＞
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＜足跡もくっきり！＞