研究日誌。

大規模なグラフ処理に対してメモリ階層構造を考慮した高性能なソフトウェアを開発。

OpenMP - その11(まとめ)。

2009-10-29 16:23:21 | Weblog
今回の実験でわかったことは次のこと。

OpenMP で生成したスレッドは、コアを 数十% ほどしか専有せず、本気で実行してくれない。そのためコア数以上のスレッドを起動させても、性能が伸びるが効率は pthreads に比べ非常に悪くなってしまう。

プロセスの優先度を設定することで、もしかしたら改善できるかもしれない(未確認)が、そこまでするなら、素直に Pthreads でいいだろう。