研究日誌。

大規模なグラフ処理に対してメモリ階層構造を考慮した高性能なソフトウェアを開発。

性能の異なる Xeon X5460。

2008-09-08 18:25:06 | Weblog
普段はサーバ上で実験を行っているが、
性能が異なると指摘を受けた SDPA クラスタ(16 nodes で 1.399 TFLOPS)のノードで実験も行った。

2つの構成はほぼ一緒であるが、Xeon クラスタの方が後に購入した。
実験をすることで、特性が異なることが分かったので、紹介する。
CPU    : Xeon X5460 3.16 GHz
Memory : 48 GB
OS     : CentOS 5.2 x86_64
GCC    : gcc 4.1.2

画像は、1コアでの実行時間に比べ、どれだけ各コアの性能が出ているかというもので、
4並列であれば、実行時間が 1/4 になっていれば、100 % となる。

画像によると後から買った方のクラスタの方が、
全体的に実行時間が短く、2コアにした時の性能低下がない。

その分、4, 8 となった時に落ちてしまっているが、
クラスタの方がもともとの実行時間が短いため、こちらの方が性能が良いといえる。