研究日誌。

大規模なグラフ処理に対してメモリ階層構造を考慮した高性能なソフトウェアを開発。

TIGER/Line にも対応。

2008-06-12 01:18:22 | Weblog
9th DIMACS には、枝長が距離である USA-road-d.XXX.gr と枝長が移動時間である USA-road-t.XXX.gr 、さらに座標情報を格納した USA-road-d.XXX.co というデータファイルをそれぞれ Download することができる。

さらに TIGER/Line フォーマットを州単位で merge した XXX.tmp というグラフデータも Download できるため、こちらも使ってみた。

このフォーマットを Dimacs format に変換する perl も Download できるのだが、せっかく1つのファイルにグラフデータ、座標データが含まれているので、このまま使えるように機能を追加した。

図は、TIGER/Line でも一番大きな TX (2,073,870 nodes 5,168,318 arcs)である。実際にはアラスカの方が大きいはずなのだが、グラフデータにするとテキサスが一番大きい。

紫色のパスは、始点 1 終点 2073870 としての最短経路問題を解いた結果である。