研究日誌。

大規模なグラフ処理に対してメモリ階層構造を考慮した高性能なソフトウェアを開発。

PowerEdge 2900。

2008-06-06 16:46:04 | Weblog
研究室に新たなマシン「PowerEdge2900」が先行導入した。
初めてのラックマウント型のサーバになっているが、第一印象はやはりでかいである。5U もあるので、大きめのタワー型 PC の2つ分ほどは大きさがある。

CPU : Intel(R) Xeon(R) CPU X5460 (3.16GHz 2x6MB L2 Cache, 1333MHzFSB) x 2
Memory : 48 GB
HDD : 1GB x 6 -> 5GB(RAID5)

CPU は Penryn 系の新しい Quad-Core Xeon の Dual 構成となっている。8 core であるので、ここまでは昨年購入した PowerEdge と似ているようだが、1コアあたりのメモリ量が3倍になっており、かなり潤沢にメモリを確保しての計算実験ができるだろう。


手始めに、1 thread での実行時間を計測してみた。USA10.p2p についてである。ファイル入力は抜いて計測している。また、bucket, heap に関しては経路検索もしているが、mbpC.exe はしていないようである。


bucket (distance [unsigned int])
15.72[sec]

bucket (distance [unsigned long long])
17.73[sec]

heap (distance [unsigned int])
23.44[sec]

heap (distance [unsigned long long])
27.76[sec]


mbpC.exe (distance [unsigned long])
24.42[sec]