研究日誌。

大規模なグラフ処理に対してメモリ階層構造を考慮した高性能なソフトウェアを開発。

DIMACS グラフ の可視化 - NY。

2008-06-04 04:47:36 | Weblog
最短路問題の Web サービスをするためにはやはり可視化ができなくてはと思いプログラムに追加する事にした。以前、枝情報とフラグ(探索済みか未探索)を入力し、EPS ファイルを出力する perl を頂いたのだが、できるだけプログラム内で処理できるようにした方が良いと思い、C 言語で実装した。

EPS ファイルの書式を知らないまま、なんとなくでやってしまったが、なんとなくできている。ただ、実際には枠の外にも枝があるため、少しは学ばなくてはならないと思う。

画像は、USA-road-d.NY.gr の 枝情報を EPS に書き込み、JPEG に変換したものである。264346 点しかない NY でも、EPS ファイルは 31.6MB になってしまう。

USA では簡単に GB を超えてしまうために、探索した枝情報のみを出力し後で画像を重ねるといった工夫が必要になってくるのかもしれない。