私の子宮内膜症・不妊治療・双子育児

20代前半から子宮内膜症になり、その後体外受精にて双子を授かった、ドタバタストーリー

恐怖感

2008-03-08 23:01:15 | Weblog
 手術が近づいてくるのは、やっぱり怖い。全身麻酔じゃないから、この程度の恐怖感なんだろうが、夜中、手術のことを考えると怖くなって叫び発散したくなる。アルコール固定で上手くチョコレート嚢腫の中身を注射器で吸い出せればいいのだが、固まってしまっている場合もあるそうだ。その場合は、もちろん手術は終わりで別の手段の手術をしなければならない。とにかく、このままチョコレート嚢腫を持ってることは、卵巣癌になる恐れもあり危険だそうだ。また、アルコール固定は病組を切ることが出来ないので、手術後数ヶ月で卵巣が大きくなってしまうこともあるそうだ。やはりそうなったら、次は全身麻酔の手術になる。今でさえこんなに怖いのに、全身麻酔になったら鬱になってしまいそうだ。私は全身麻酔のかかる時と目覚めた時と一晩明けるまでが一番嫌だ。
 今回の手術は、膣から注射器で卵巣を洗浄する方法。これに似た手術は、体外受精をやるときに、採卵でやったことがある。痛かった~。同じ手術を友達もしたが、彼女は「全然痛くなかったよ~」とO型らしい感想だった。手術室から出てきた私は眠っていたにもかかわらず、旦那さんの話では、涙を流しながら「痛い!痛い!」と、うなっていたそうだ。なんとなく記憶があるのは、眠ってはいたが、針を刺される度(多分)、頭の中がグワァ~ッっと周る感じだった。周りの様子も四次元の世界のように見えた。点滴で眠っているはずなのに、神経質な私はしっかり眠れてなかった。今回は採卵の時より時間は長い。40分間だ。40分あの不思議な痛みと戦うと思うと怖い。だが、やるしかないのだ。人生、仕事も生活も逃げようと思えば逃げれることが殆ど。でも、自分の体の治療からは逃げることは出来ない。私は手術台に上る時、いつも「これがまな板の鯉なんだ」と実感する。