私の子宮内膜症・不妊治療・双子育児

20代前半から子宮内膜症になり、その後体外受精にて双子を授かった、ドタバタストーリー

素敵な夢

2008-05-21 23:28:31 | Weblog
 ここ最近は生理前でイライラし不眠症で、自分でも嫌になっていた。昨日生理がきて、夕方位から気分がすっきりした。もちろん昨夜は熟睡できた。そしてとっても良い夢をみた☆少し前に早春物語をみたが、その映画の梶川さんが登場し、私と梶川さんは夢の中では同じ職場の上司と部下の関係だった。そして嬉しい事に、二人は不倫関係。夢はいつも良い所で終わってしまう。でも、目が覚めると久々にときめいていた。お洒落を楽しみたくなった。
 こんな夢、私の若い頃の実話みたい・・・。独身時代に勤めていた職場は、かなり乱れていた。まぁ、職員が500人もいれば、ルール違反の色恋はあって当然だろう。入社して1年目にして、42歳の課長に誘われた。彼は頭もいいし、見た目も上等だった。ただ、彼にはずっと前から回りも公認の不倫相手がいた。彼女は3人の子持ちの36歳だった。そのことを知らなかった私は、彼女に憧れていた。3人の子持ちなのに、スタイルも良く、性格もサバサバしていてカッコよかった。新入職員が人事課に入ったと、私の事は有名になり、おばさんたちのイジメの的になった。そんな中でも、彼女は私と普通に接してくれ、いじめで仕事を教えてくれないおばさんばかりなのに、聞きに行けば快く教えてくれた。自分も彼女のようになろうと思った。だが、課長との関係を怪しんだ彼女は、私の行動をチェックし、課長の目線がいつも私を追っている事を気にしていた。「おかしいなぁ」と思った私は、うわさ好きの同い年の先輩に聞いてみた。やっぱり!!二人は切っても切れない不倫関係だった。それを知ってバカバカしくなった私はスグに課長から手を引いた。その後も30代前半から半ばの職員から誘いがあった。でも、この年齢はつまらなかった。もともと彼(今の旦那さん)とは結婚するつもりでいたので、独身には興味はなかったし、私に彼がいることはみんなが承知だったのか、既婚者ばかりから誘われた。今の私たちが30代になり分かることは、30代とは子育てに追われていること。男性は中間管理職でヤキモキしていること。だからだったのか、彼らには心は動かなかった。中には関係を怪しんで職場のテニスサークルに奥さんまで登場し私の前で腕を組んだりラブラブ振りを見せつけられた。この時、困っている彼をみてアホらしくなった。家庭では家事や子育てを任せきりで、奥さんに頭が上らないんだろう。その上、まだ収入は文句を言われる年代だ。それに比べ出世の早い課長は自信と落ち着きにあふれていた。映画の中の梶川さんだ。
 こんな話はもう14年も前の事だ。若かった時は自分の若さに気づいていない。だから無事に今があるんだろう。もし自分の若さに気づいていれば、もっと楽しい20代になったかも知れないが、危険も増えるだろう。これでいいのだ。
 地元を離れた今、あの時のみんなはどんな風に歳をとったのか気になる。私は普通に幸せ?とても幸せ?だが、あの時の「美」はもう無い