憂いの篩'95

同名のブログがありそうなんで、名前の後に'95を付けました(fromサワダスペシャル)

ブレイブストーリーZ観てきたよ (軽いネタバレ)

2006年07月23日 | 日常
パイレーツオブなんとかとどっちを観るか迷ったあげく、ブレイブストーリーを観てきましたよ。

いやーなんつーかキャストなんだけど、松たか子は合格ね(アッチッチ以外)、大泉なんとかさんも合格(寒いアドリブはあったが)、ウェンツもまあいいんじゃないの?と思ったんだけど、序盤のチョイ役にて石田彰を発見!
「なんだよ、石田がいるんなら、ミツルの役やらしてやれよ!」と思いました。
そして最悪だったのが、病院で戦った怪しい教団の手先。
サザエさんスペシャルの岡村と中居くんの悪夢が蘇ってきましたよ。
ボソボソとハスキー声で抑揚が全くない棒読み、ほんと素人をキャスティングすんのは勘弁して。
せめて芸人じゃなくて俳優にしてくれ。

えーその他、作画は良かったです、よく動くし。
ストーリーはというと、はっきり言って劇場版「ドラゴンボールZ」と同レベルです。
ビジョンで登場するキャラクターが薄っぺら。
動機付けも薄っぺら。
ビジョンの世界観も薄っぺら。
展開は強引の極致。
主人公の成長してゆく過程が観たいのに、安っぽい青春ソングをバックに旅のダイジェスト映像。
こいついつのまに仲間になったんだ?
そして、いつのまにそんな信頼関係を築いたんだ?
「外はまかせとけ!」って、いや絶対無理!
と思ったら、何とかなってるし。
ミツルの行動も謎、というか不条理。
例えるなら、劇場版ドラえもんでタケコプターが壊れたから危険なジャングルを徒歩で抜けなければならない、そして当然のごとく「どこでもドア」の存在はスルー!(1光年以内ならどこでも行ける設定なのに)
それくらい不条理。

■どっかで見た事があるなと感じたシーン
・魔物が飛び出るシーンはピッチブラックを思い出した。(これは偶然だろう)
・影との融合、これはまんまゲド戦記ですね、ブレイブ原作は読んだこと無いので、原作にもあるかは解りませんが。

あと、個人的に気に入らなかったのが、テーマソング。
壮大なファンタジー映画のつもりなら、あの青春ソングはあまりにもミスチョイスだろう。
ゲド戦記ですら「テーマソングだけは良かった」なんて言われてるんだからさ。
スタッフロールくらいは壮大な気分にさせて欲しかった。

まあ、図らずとも批判みたいになっちまいましたが、映画的にもストーリー的にも中途半端すぎて、逆に原作本が欲しくなりました。
このへんは評価しても良いのかな。


正義無き力は無力 力無き正義もまた無力

2006年07月20日 | 日常
私が学生時代の話、宿題を忘れてきたら拳骨を頭に落とす先生がいました。
私も何度か宿題を忘れ、慌てて友人にノートを見せてもらおうとしたところに拳骨が降ってきたことがよくありました。
とにかく怖くて硬い先生で、特異な性格が陰でネタにされることはありましたが、決して人から憎まれるような先生じゃありませんでした。

しかし、一人の女生徒の頭に拳骨を落としたことで、この先生の運命は急変することになったのです。
まぁよくある話なんですが、その女生徒が親にチクったんですな。
普通の親なら「宿題を忘れたお前が悪い」の一言で済ますはずだったのが、このバカ親はPTAで問題提起して学校に訴えたんですね。

結局その先生は、クラスの前で反省文を読み上げ、教卓に頭をこすり付けて謝罪するハメになりました。

正直ものすごくツラかったです。
あの怖ろしかった先生が生徒に謝って頭を下げるなんて、目も当てられませんでした。
「先生が謝ることなんかない!なんも悪いことしとらん!」と声を大にして叫びたかったんですが、ヘタレの私には無理でした。

謝罪を終えた後、その先生は教室を後にしたんですが、教室内の雰囲気は暗く、「いい気味だ」なんてことを言う生徒もおりませんでした。

しばらくして先生は学校を辞めました。

あの時、勇気を出して先生を擁護したら何かが変わっていただろうかと、いまだに考えることがあります。
私一人が何を言っても結局何も変わらなかったんでしょうがね。

天にツバを吐きかける人達

2006年07月18日 | 日常
最近ウンザリしてきたこと。

どうも「国=政府」と思ってる人間が多い。
そりゃ間違いじゃないが、飽くまでも用法の一つ。
人と土地と文化と歴史と政治、全て合わせて「国」なんだし。

「国のせいで」「国に取られた」「国を訴える」
とかあまりにもネガティブなイメージが強いように思う。

政府に文句があるなら、××党の○○議員が~とか、○○の制度が~、みたいに具体的に不満を述べたらよいのに、国が国がと喚き立てる様は異様なものを覚えるよ。
そもそも喚き立ててるあなたもその「国」を形作っている一員だし、あなたの国でもあるけど、私の国でもあるんだよね。

もうちょっとね、物の言い様ってもんがあるんじゃないかな、と思うわけですよ。

あと子育てでゴネてる主婦は、国のせいにする前に、親と同居せずに核家族を選んだ旦那を責めるべし。
祖父母が家にいりゃーね、共働きでも子供は立派に育つんだーよ。

昨日の笑点のクオリティが異常に高かった件について

2006年07月17日 | 日常
笑点というか大喜利ですね。
円楽師匠が引退してから初めて視たんですけど、
いやはや、大喜利であれだけ笑ったのは久方ぶりです。

正直、円楽師匠がいない大喜利には興味もなかったし、もう楽さんの「馬がしゃべるなー」とか、歌さんと楽さんの抗争が見れなくなったと思うと、どうもテンションが上がらず、視る気がおきなかったんですが・・・いやぁ、みごとに予想を裏切られました。
予想を裏切り期待に応えるってやつですね。

まさか歌丸さんが司会の座についただけであそこまで変わるとはねえ。
新メンバーの春風亭昇太もいい味を出しているし、なによりメンバーが活き活きしてきてるように見えました。

あとは、たい平が何とかなればね…
あの空気の読めない勘違いキャラは、どうも受けつけないです。

「海の日」反対!神戸フィールドワーク ・・・アホかw

2006年07月14日 | 日常
「海の日」反対!神戸フィールドワーク
だって!
いくら温厚な私でも限度ってもんがありますよ!
日本人のふりをせず、堂々と「わたし反日韓国人です!」と宣言してから行動しろって。
うーん、もう辛抱たまらん…
よーしおまえら!
いい子だから、今すぐパスポートを用意して空港に向かうんだ。
そしてだ、いーか、決して振り向くな。
そのまま朝鮮半島に帰れ。
家に帰ったらママの作った暖かいスープを飲んで、ベッドに入れ。
そして日本の事はもう忘れて眠れ。

あと借りたモノはちゃんと返せ
(もう戻ってこないモノが多すぎるが…)

メタル・ヘッドバンガーズ・ジャーニー

2006年07月11日 | 日常
観てきたよ。
誰だよ、渋谷じゃ10人も入ってなかったって言ったやつ。
かなりパンパンだったよ。
まぁ初日だからなんだろうけどさ。

感想、思ってたよりかなりおもしろかった。
レイトショーだし、途中で眠くなるかと思ったけど、最後までダレずに観れた。
でも、ラストシーンのマスパペのループは、いつまで続くんだよ!って感じだった。
あと、パンクスはしょっぱなでムカっとくるだろうから観ない方がいいかも。
(パンクスでこの映画を観ようという人はいないだろうけど)
ああいう言動は同じメタルヘッズとして頭が痛い。

最後の締めくくりはちょっと青臭かったけど、もうああ言うしか無かったんだろうな。

とりあえずディオのおもろいおっさんぶりは必見。