〈私〉はどこにいるか?

私たちは宇宙にいる――それこそがほんとうの「リアル」のはずである。この世界には意味も秩序も希望もあるのだ。

現代の主な7つの不安(転載)

2018-09-21 | サングラハ教育・心理研究所関係
 岡野守也先生のブログの更新について、繰り返し陰ながらだがこの場で転載させていただきたい。

 実際、こうした七つの不安で現代のわれわれは心のどこか、またははっきりと「この先お先真っ暗だ」と思考している。
 私の身の回りでもメンタル不調になる者が続出だが、こうした素地の上にストレスフルな社会だから、「元気に生きていく」というのは、うわべはともあれ(うわべがつくろえなくなり病むわけだが)実際のところ難しい。

 こうした不安から目をそらして生きることが、お幸せなご本人の主観はさておき、社会としていいわけがない。また落ち込みっぱなしのほうはさらに悪い。

 そうではなく、直視しつつ、心理的に元気に生きる、いわば心理的な「第三の道」があるという。
 この講義は私も受講して、実際その通りだと感じた。こうしたまっとうないわば哲学的心理学が不安に満ちた社会に広まることを願う。


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 先日(15日)、東京土曜講座の「不安の時代の心理学――なぜいまコスモロジー心理学か」の第1回目を行ないました(*当日のメモに基づき昨日の記事を若干修正し、タイトルも変更しました)。

 その内容のポイントをご紹介しようと思います。

 まず、参加者のみなさんと現代の主な不安にはどのようなものがあるかを考え、筆者があげたのも含め以下のような不安があることが確認―共有されました。

 読者のみなさんは、どう思われるでしょうか。
 もちろんこれ以外にもいろいろあると思われますが、「主な」というとほぼこれだけなのではないでしょうか。もし、お気づきのことがあれば、ぜひコメントをください。



  現代の主な不安

 ①生活水準が保障されなくなるのではないか

 ②社会秩序が崩壊に向かうのではないか

 ③災害が巨大化するのではないか

 ④環境がますます悪化するのではないか

 ⑤戦争に巻き込まれるのではないか

 ⑥科学技術が行き過ぎてしまうのではないか

 ⑦人類は絶滅に向かうのではないか



 こうした不安に目をつぶらず、どう向かい合うか、が学びの課題です。

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