〈私〉はどこにいるか?

私たちは宇宙にいる――それこそがほんとうの「リアル」のはずである。この世界には意味も秩序も希望もあるのだ。

今年はなぜ台風が多い?(転載)

2018-08-26 | 持続可能な国づくり
 岡野守也先生のブログの更新を転載する。  明らかな異常猛暑と、異常な数そして進路の台風。気候システムが人間の主に産業活動によって壊れつつあるのが体感される時代にまでなったということだろう。  下記にある通り、「さかのぼった原因」たる近代産業メカニズムの転換が必要なのははっきりしており、まさに大問題だと思う。そしてそれを変えられない・変えたくないという、私・私たちを含むすべての人間のエゴイズムの問 . . . 本文を読む

JFK暗殺事件の真相――オズワルド単独犯行説の虚構を暴く 46 リムジン同乗者の証言

2018-08-17 | JFK暗殺事件について
 さて戻ると、例えばこのジョンソンの公式証言のみならず非公式の陳述においてすら、証言の証拠能力は限定的であることが理解できる。人間の記憶自体がかなり曖昧なものである上、政治的陰謀によるこうした事件では、それはなおさらである。  だからこそ、事実を端的に写し取った視覚的証拠としての写真・映像等の記録が重要である。それこそ捏造・変造でもされない限りは。ザプルーダー・フィルムに関する変造疑惑を後程取り . . . 本文を読む

異常気象が通常になることを恐れる

2018-08-06 | サングラハ教育・心理研究所関係
 岡野守也先生のブログの更新が続いており、及ばずながら引き続き転載させていただきたいと思う。  「人類は滅びに瀕している」というのは一昔前のアニメのセリフのようだが、まさにそれが現実化しているのが現状にほかならない。  にもかかわらず報道は、のみならずわれわれの日常感覚は、そのことを忘れたふりをして営まれている。気候に関し「命の危険」を言っているすぐ後にお笑い番組と来た。  たしかに、実にグロテ . . . 本文を読む

会報『サングラハ』第160号(2018年7月)について

2018-08-05 | 書評『徳川時代の宗教』(R・N・ベラー)
 サングラハ教育・心理研究所HPから転載する。  PDF版で購読いただけるので、ぜひご一読いただければと思う。 *********************************  隔月刊の会報『サングラハ』について、160号(2018年7月号)の発行をお知らせします。  各会員には8月初旬に到着予定です。  会員以外の一般の方でもご購読いただけます。当HPフォームメールまで号数・冊数を記載し . . . 本文を読む

8月のコスモロジーセラピー講座

2018-08-05 | 書評『徳川時代の宗教』(R・N・ベラー)
 サングラハ教育・心理研究所のHPから転載する。  マルクス・アウレーリウス『自省録』は、ローマ皇帝にしてストア派哲学者による古代の有名な本で、戦争や陰謀の中生きざるを得なかった哲学者皇帝の、にもかかわらず高邁な精神が感動的で、それがストア派哲学のコスモロジーに裏付けられた本気の人生哲学であったことが『ストイックという思想』(岡野守也著、青土社)を読むと実感的に理解できる。  ぜひ東京での講座ご参 . . . 本文を読む

『サングラハ』第160号が出ました!

2018-08-04 | サングラハ教育・心理研究所関係
 岡野守也先生のブログから転載する。  過去記事の再録がしばらく続いたが、ぜひ下記リンクの記事をお読みいただきたい。極めて困難であろうが、現在進行している環境危機、日本と世界の持続可能性の危機に関する中長期的な対処の方策はほぼこの線で間違いないと思う。  サングラハの会報については、入会のほかPDF版で購入できるので是非お読みいただければと思う。  特に「唯識と論理療法」講義録は、論理療法が世界 . . . 本文を読む

JFK暗殺事件の真相――オズワルド単独犯行説の虚構を暴く 45 リンドン・B・ジョンソンの証言

2018-08-02 | JFK暗殺事件について
 これらのことを踏まえると、「就任と同時に暗殺の陰謀を知った」というジョンソンのインタビューでの言葉は、さらに重大な意味を持つことになる。それは、「大きな隠謀の一環として自分が大統領に就任することを知っていた」という、彼の置かれた状況を踏まえた言葉だったことになるからである。  すなわち、機上での就任宣誓の際どころか、暗殺のまさにその瞬間に、ということはそれ以前から、彼は自分が陰謀によって昇格す . . . 本文を読む