次の日、他の選手たちは次々と帰って行って、私はこの後旭川の街に行きたくて、ここで一泊することにしました。名寄から旭川までの電車の中雪像大会の審査委員の渡辺信氏とお話しをしながらの車中、面白いお話をずっと聞いていました。氏は若かりし頃故岡本太郎氏の仕事に携わり、雪で太陽の塔の制作に携わったりし、太陽の塔の模型の原型も所持しているとのこと。実に貴重な経験をされ羨ましい。また北海道ではムツゴロウさんこと、畑正憲氏とは10回程お会いしているそうで、様々な世界で卓越した才能を発揮してきた方々と有ってきておられる。「やはり人との出会いは人生の中で一番大切なものだ。」と心の底から仰っておられた事が印象に残る。旭川の街は丁度氷の彫刻祭りの真っ最中で、これを見学しつつ、去年行った中原悌二朗記念館 旭川市彫刻美術館に行きたくてバスを調べて行く事にしたのだが、前もって情報収集していなかったので、閉館になっていた事を到着して知った。一人寂しくバス停でご婦人に聞いてみると、2月初旬から改装のの為に閉館になったそうで、これから開館まで3年は掛かるとのこと。記念写真だけでもと思いパチリ。
私がここに行きたかった理由は電車の中で渡辺氏と話していた砂澤ビッキの彫刻展をしていると聞いた事も有ったのだが、どうやら私の勘違いで、道立旭川美術館だったようだ。でも一人でこうして街から離れた美術館までたどり着け、ひっそりと佇むここまで来れた事が何とも旅をしている感が有って、こういった事が有るから旅は楽しめるのだと思った。目的の砂澤ビッキは見れなかったが、ホテル内の風呂に入って一息をついてから夜の旭川の街を楽しむ事にした。旭川の氷祭りは料理人が作る彫刻で、技術的には素晴らしい物が幾つも有り、形の限界への挑戦のような者が沢山並んでいた。氷の特質を利用し、光の美しさを競っているようでもあった。私達がこれを作ったらどうなるのだろうか?と思いつつ歩くのも楽しい。
旭川でもう一つの目的は食い物である。去年見つけたお店「八角屋」は北海道名物八角を食わせるお店。本当は刺身が食べたかったのだが、季節的には出さないそうで少しがっかりしたのだが、味噌焼きで出てきた物、これが絶品。
何時も写真を撮る時箸をつい付けてしまったから慌てて写真撮影をしてしまう。どうも撮る事より食欲の方が先走ってしまうようだ。そしてゴッコ汁も食べたのだがこれは写真を撮り忘れてしまった。
そして雰囲気の良いバーに行きました。ここは知る人ぞ知る秘密の隠れ家的お店です。
大人の雰囲気を持ったお店で、若い方も来てはいたのですが、「若い方達にははっきり言って合わない。」ちょっと人にはあまり教えたくない感じのお店でした。
そんなこんなで旭川の街を満喫しつつ北海道を楽しんできました。
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