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花鳥風月猫三昧 Ⅱ

京都にて四匹の猫とマッタリ暮らしています・・・ バオバオ

赤とんぼ?

2011年07月08日 | 居候猫

近畿地方で梅雨明けです。

観察記録の残る1951年から3番目の早さだそうです。

お中元も早かったですよ。

6月中に届きましたからね^_^;

北嵯峨の涼しげな小さな流れに・・・

P51822411 「赤とんぼ」じゃないの?

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トンボはスイスイと飛ぶものと思っていたけど、

このトンボはフワフワ飛ぶのです。

P51822661 翅は赤くて、お腹は白っぽいです。

それに、翅をたたんで一服します。

P51822691 精巧な薄いガラス細工のようです。

家に帰って調べてみました。

「カワトンボ」の仲間でした。

詳しいことはよく分かりません。

赤いから「アカトンボ」だと思っていましたが^_^;

P52425591 トンボを話題にしたのでおまけに「チョウ」も

モンシロチョウとモンキチョウが絡みながら舞っていました。

[今日の居候猫]

P62444762 屋根の上で寝るのが好きなチェリニャンですがさすがにこの暑さ。

エヤコンの効いた部屋でのお昼ね。

最近の腎臓病の血液検査ではいつものように、正常値の上限辺り。

「良し」としますか。


地デジOK

2011年07月01日 | 居候猫

ひどく騒がしいと思ったらムクドリさんが3羽

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遠くから見るとこんな風

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「ねえ、アンタとこ、もう地デジの準備すんだ?」

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「チデジってなに?」

「アンタ、地デジ知らんの~?」

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「地デジにしとかな、”SMAP”も”嵐”も”サザエさん”も見れへんね~!

あほやな!」

「あほ、てなんやの!」

「フンッ!」

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「フンッ!!」

P617418411 「アンナ人がいるさかい災害の復興も遅れるのや」

P61741871 「なあ、アンタもそう思うヤロ?」

P61741951 「ナンヤ、行ってしもた」

[今日の居候猫]

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このくそ暑い中、トドが2頭、紫外線浴


福砂屋のカステラ

2011年03月04日 | 居候猫

20110224_0221我家を頻繁に訪れる男の子がいる。

名前は人気野球選手からとった名前だとすぐ分かります。

キーキー・ヒーヒー、全くうるさい。

家の周りを回っては、全てのガラス戸を覗いて回り、当家の避妊済みのお嬢さんたちにチョッカイを出す。

彼も去勢済みのはず?

夏など、網戸にヤモリのようにへばりついて歯を剥いて威嚇する。

網戸が蚊の出入りをゆるしてしまった。

そして、小さな畑はトイレと化しました。

もっとも反応するのはモモニャン。

尻尾をプンプンに膨らませて応戦する。

ご飯中でも彼の気配がすると駆けつけずにはいられない。

あるとき、この状態が飼い主さんの耳に入ったらしい。

飼い主さんは福砂屋の黄色い紙袋を門の外から大きく振りながら息子の非礼を詫び、どうしても受け取ってほしいとおっしゃる。

断ると、地団太踏んで強要する。

寒い中で何時までも、こんなショーモナイことで揉めるのははしたない。

その上、あのカステラは絶品ではないですか。

ハイ、あちらさんの思惑通りになりました。

「にゃー」の首にカステラをぶら下げて外に出してやりたかったにゃぁ

P12101201 冷蔵庫に小さめのが3個ころがっていました。

スプーンで芯をえぐりだし、中に溶かしたバターと(ブランデーがないので)湯でふやかした干しブドウ、砂糖、シナモン、柚子酢(又はレモン汁)を詰めて150度のオーブンで小一時間焼きました。

量、時間、温度はすべてアバウト

舌を火傷しそうになりながら、バターとシナモンの香りに包まれた、そのとろけそうに甘い果肉をハフ・ハフ、スプーンで食べます。

美味!

冷蔵庫で冷やしたやつ。

これが、シャーベットのようでまた、美味しいのです。

次回は180度の余熱で焼いてみましょう。

早く食べたいので


サクラニャンが逝きました

2011年02月15日 | 居候猫

サクラニャンが逝きました。

P21028501 3mほどの間のトイレとベッド、水のみ場をたまに行き来するこのごろでした。

ずっとこの状態が続けばいい、と想っていましたが、もう立てなくなりました。

それでも、ベッドから降りて用を足そうとします。

昨日(バレンタインデー)の朝は声をかけると何度かに一度は

「ウ~~ン」と鼻にかかった、小さな甘えた声が返ってきました。

一度は「にゃ~ん」と呼んでくれました。

小さな注射器で水を口の横から入れるといくらか呑んだように見えたので、今度は高カロリーのフードを同じように入れました。

もう、食べ物は受け付けなくなっていたのは解っていたのに、また元気にしたいと思い出したのです。

この場に及んで!

ジュルジュルと口から溢れてきて、ようやく我に帰りました。

夕方、お腹の辺りは小さく、ゆっくり息づいていますが、手足はずい分冷たかったです。

水色の目は大きく見開いていました。

暖めようとそっと、ゆっくり撫でてやりました。

するとビックン!と大きく伸びました。

あの子が私から離れていくのが感じられました。

あの子が大人になってから転がり込んできたので、実際の年齢は不明だけど、10年近くは一緒に住みました。

2人はとても気が合ったのです。

大往生ではないか。

桜色のバスタオルに包み、小さな箱に入れて昨夜は一緒の部屋で寝ました。

今晩もそうします

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ねこぼーしさんから咲いたばかりの白い雪割りそうが届きました。

有難うございます。


サクラニャンがいけません

2011年02月11日 | 居候猫

P21028491 このところ、ずい分、食が細くなっていたサクラニャン。

3,4日前には胃の中にわずかに残った食べ物を大量の液と一緒に吐き、血の混じった下痢便を少量しました。

病院で新しく貰った肝臓のサプリメントを砕いてフードに混ぜ食べさせたり、無理に口を開け飲ませようとしたのですが、それを嫌って吐いたのがきっかけです。

それ以後、水以外は何にも受け付けず身動きもしなくなりました。

呼吸も小さくゆっくりしています。

それでも、トイレにはヨロヨロと行くのですが、(フードを取り除けた)トイレの周りに敷いた新聞紙の上で排尿してしまいます。

お腹はえぐれたようにペタンコ。

骨格が透けて見える手足の毛はさらに疎らになって、ピンクの皮膚があらわになってきました。

うつうつ、まどろんでは、時にあの吸い込まれそうな水色の目を薄っすら開けて遠くを見つめるのです。

夜中に様子を見に行くと、冷たくなった背に息を呑み、小さな顔に頬を寄せると微かに生きている気配。

手の平をしばらくサクラニャンの骨ばった背に置いて温もりを与え、バスタオルを上から掛けるのでしたが、物を掛けられるのは嫌いだったからどうでしょうね。

そして、昨日の午後、ウエットフードをお湯で薄く溶いたのを横たわっているサクラニャンの鼻先に持っていくと、鼻を僅かにヒクヒクさせると少量ですが、ピチャピチャと舐めるのです。

もう、ずっと前から弱ってきていましたから、このまま、そっとしておいてあげようと想っていた私ですが、希望が蘇ってきて休み明けのいつもの動物病院に連れて行って、栄養剤でも打ってもらおうか。なんて強い思いが湧いてきました。

しかし、この寒空、木の葉のように軽くなって、壊れそうなサクラニャンを、たとえ二人係でも連れて行けるかな?

検診の時でさえ泣き続けたサクラニャンにとって、車で20分はかかる道中のストレスはいかばかりだろう。

それに、消えそうな息使いの中、まどろんでいる今、ちっとも苦しそうではない。

この世との永遠の別れをする時、ベリーもにゃーも、母や妹もその苦しみ方に看る者は耐えられない辛さを味わい、病院に連れて行くか否かを苦しいほど迷ったものですが。

母などは全く今のサクラニャンに似た状態でした。

入院などさせず、あのまま家のベッドで過ごしていたら、あのように辛い一ヶ月は経験しなくて良かったのではないかと、今も強い後悔に苛まれます。

サクラニャンも病院に行って、栄養剤でも注射してもらったら、いくらかは元気になるかも知れないけど、それも長くは続かないだろう。

等など、思いつくことは堂々巡りして胸が苦しくなります。

そして訊ねるのです。

「なあ、サクラニャン。

あんた、どうして欲しいの?」

夜診の始まる5時過ぎ決めました。

このままにしておこうと。

夜9時過ぎ、また、しゃぶしゃぶのフードを鼻先に持って行きました。

すると、ぺチャぺチャと僅かですが舐めます。

そしてまた、ウトウト寝入ります。

安らかな日が一日でも長くつづきますように・・・