きつ~おさえて ほねがおれるかと 思たにゃー
おまけに チクチク なんかいも 刺すし(~_~;)
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在宅,皮下点滴から全力で逃げ出したチェリニャンの怒りとぼやきです。
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2日に一度、150ccのリンゲルを皮下に点滴するのですが、これが、なかなか巧くいきません。
一人がチェリニャンを固定して(押さえつけて)もう一人が、21Gの針をチクッ!とするわけです。
大きな洗濯ネットにチェリニャンを入たまま、床の上に箱座りをさせたのを両足で挟み、その上からバスタオルで押さえ込みます。
もう一人がチェリニャンの背中の皮を指でつまみ揚げ、三角に持ち上がったところを、
針でチクッとやって、もう一方の手で壁に吊るしたリンゲルのパックをギューっと握って、液を押し出します。
そうしないと、針が細いので液が落ちないのです。
太い針は猫が痛がるのと組織をいためるそうです。
思い切りの悪い同居人は、なかなかチクッと出来ません。
(本人と私の耳に、表情一つ変えることなく、ピアスの穴を開けた過去があるというのに。
また、鶏肉の皮を持ち上げて針を刺す練習もしたというのに。)
やっと成功して、パックを力いっぱい絞っても、液が流れないこともあります。
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我慢の限界に達したチェリニャンは、渾身の力を込め、生まれながらの瞬発力を発揮して、洗濯ネットとバスタオルを跳ね除け飛び出して行きます。
後には、細いチューブの先端の点滴針が、勢いよく輸液を放射しているというわけです。
残された看護師たちは、全身汗だくのうえ、放心状態でしばらくへたり込んでしまいます。
そんな日は、また病院へ行って処置をお願いするわけです(ーー;)
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「キャットコントロールバッグ」というのを、ネットで見つけました。
これに猫を入れ、点滴をして成功した人の記事があったので、さっそく注文しましたが、どうでしょうね~?
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ところで今回、検査して解った事ですが、姉妹猫のチェリニャンとモモニャンは、両方とも片方の腎臓が小さいそうです。
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今年も 東公園のヤマモモの木に、熟した実がいっぱい生りました。
木の下の地面は薄桃色に色づいています。
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そこで、私は雨傘を、同居人はたたんだ釣竿を持って公園へ出かけました。
私が広げて逆さにした傘の中に、同居人が伸ばした釣竿でヤマモモの実を叩き落すというわけです。
乱暴に叩くものだから、実は赤いのやら青いのやらマチマチですが、
木の上で実をついばんでいるヒヨドリが加勢をしてくれたこともあって、瞬く間に収穫しました。
そんな面白いことをしていると、見物人が寄って来て、
「なんや?なんや?」というわけです。
そこで、数人の女子中学生や、乳母車を押した男性、複数の老人に赤くて美味しそうな実を上げると、
皆パッと嬉しそうな顔になって、たいして甘くも無いけど、とても美味しそうに口に含んでいました。
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熟れた実を洗って、小さな鍋で煮詰め、とろりとしてきたら、種を苦労して取ります。
砂糖の代わりにエリスリトール(果実や発酵食品に含まれている、天然の糖アルコールで、カロリーがほとんど無い)を入れてジャムをつくりました。
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冷たくした晩柑(酸味の少ない、グレープフルーツの小型判)数きれの上に、プレーンヨーグルト、その上にヤマモモジャムを載せます。
ほのかに甘く、かすかな酸味がヒンヤリ喉を潤し、昼間の労働を癒してくれました。
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ヤマモモは雌雄異株なので、雌株を植えておけば20~30kmも離れた雄株から花粉が飛来して実がなるそうです。
中国大陸南部と日本を原産とするそうですよ。