goo blog サービス終了のお知らせ 

花鳥風月猫三昧 Ⅱ

京都にて四匹の猫とマッタリ暮らしています・・・ バオバオ

クロアゲハ

2009年11月08日 | 居候猫

20091007_009 良く晴れた暖かい日の午後、

庭の枝垂桜の葉にしがみついているのは、黒いアゲハチョウのペア。

ひらひら舞っているときはなかなか撮りにくいのですが、この時はずい分落ち着いていて、ゆっくり撮ることが出来ました(^^♪

図鑑で調べるとクロアゲハの文様は様々で、写真のようなのは見つかりませんでした。

それに、このアゲハには尾状突起と呼ばれる、後ろの翅に突起が見当たりません。

20091007_012 このペアを屋根の上から

いっしょに あそぼー♪

と呼びかけているのは カリニャンです。

そして、ついでにちょっとだけ舐めてみたいなと思っています。

Pb0610453  それら、一部始終を青い空を旋回しながら見ているのはトンビさん。

この時はカラスに付きまとわられることもなく、悠々と風に乗って、猛禽類の風格を見せていました。

猛禽類といっても、トカゲ、カエル、小魚などの小さな生き物のほかは、動物を襲うことはなく、もっぱら死体の清掃係りに専念し、時折、その視力にものをいわせて、遥か上空から急降下して、観光客の弁当のおかずを掠めることがあるくらいの、心優しい猛禽類なのです。

カラスとは餌が似ているので競合関係にあり、犬猿の仲です。

一回り小さいカラスは複数で鳶に嫌がらせをし、追っ払ってしまいます。


忍び込んだ秋

2009年09月27日 | 居候猫

20090926_019 誰も植えてないのに咲きました。

庭に3本の曼珠沙華。

20090926_014 繁殖力が旺盛だから、いまに庭を埋め尽くすのではないだろうか。

ところで、「白花彼岸花」といって、白い彼岸花があるそうですね。

黄色い「ショウキズイセン」と赤い「彼岸花」が交雑した結果だそうです。

黄と赤をかけると白になるそうですよ。

そして、もう一つ。

早朝、庭に水を撒いているとそこはかと木犀の香りが漂ってきます。

嵐山は金木犀が其処かしこに植えられているので

「あぁ、そろそろ金木犀の花が咲く季節やな~」

なんて思いながら、鼻をヒクヒクさせていると、その香りはすぐ側から・・・??

それは、目の前の「銀木犀」ではないですか。

20090926_006

引っ越してきた年に植えた「銀木犀」は何年も一度も咲いたことはなかったのです。

「今年咲かなかったら、切り倒して、白椿をうえてやるぞ」と脅していたからかもしれません。

米粒ほどの大きさの花がポロポロ咲いて、一人前に甘い香りを漂わせているのです。

黙って成長していたのですね。

20090913_001_2 チェリニャンは点滴を嫌がって逃げ回るので病院へ連行されました。

そこでは大人しくなされるままで、4,5日ぶりの点滴です。

ついでに受けた血液検査では

BUN━29mg/dl (正常値)

Cre━2.9mg/dl (高) 

T-Cho(総コレステロール)━367mg/dl (正常値は61~99)

Creが悪化しているのと、T-Choの数値がやたら高くなっていました。

数日間、点滴が出来なかったことと、療養食の脂肪が多すぎるのか、またまた悩むところです。

本人は至って元気なんですが・・・


肝臓病やて~

2009年09月06日 | 居候猫

ちょっと、聞いてぇにゃ~

あんまりや 思わへんか~

20090905_027_2 

エッ!どうしたん??

20090905_026

バオバオさんゆうたら さくらちゃんのこと、ずーっとアレルギーや言うといて、

今度は じんぞう病にちがいないて、病院へつれていかはったんや

20090905_023

そしたら、カンゾウがわるかったんや。

ジンゾウなんかどうもない。

センセかて はじめて気がついたんやて~

さくらちゃんのアタマをガシッとつかんで、むりに口をあけて、おクスリ ほおりこまはんね。

20090905_024 ふにゃ~

そやけど あたらしいカリカリ おいしいにゃ~

20090905_022

テンテキもせんでエエしにゃ~(^^♪

むにゃん~

さくらにゃんには本当に悪いことをしました。

もっと早く血液検査をしていれば、こんなに痩せ、衰えることはなかったでしょうに!

水を頻繁に飲む、吐く、痩せる、毛並みが悪くなる・・・腎臓障害の症状とよく似ています。

肝機能の数値は恐ろしく高く、肝硬変でも起こしてないか?と心配しました。

先生がおっしゃるには(頼りないけど)食欲もあるし、黄疸も出てないから、食事療法と投薬で、良くはならなくても、悪くはならないそうです。

ところで、原因は何だろう?

B型肝炎?C型肝炎?はたまた脂肪肝か?・・・まさかアルコール性肝障害じゃあるまい。

あの程度の検査では、原因までは分からないのかもしれませんね。

サクラニャンの頭をガシッとつかまえて、むりやり口を開け「プロヘパゾン」というサプリメントを一日一錠、放り込んでいます。

一、二回目は吐き出されますが、三回目には飲み込んでいます。


ももにゃんは知りたがり

2009年08月09日 | 居候猫

カーテンの薔薇柄を透かして、瞬きもせず外を凝視するモモニャン。

20090806_001

にゃ~、マガリニャン 

原っぱは イヌのトイレやニャ~

知らん人は ねそべったはる~

にゃ~、 マガリニャン 

あのいぬ ちょっと おかしいにゃ~

走ってくる車 ぜんぶに かみつこうとしてる~

おばさんに きつう おこられてるにゃー

にゃーッ!

(裏の)コテツちゃんがムクドリつかまえた!

にゃにゃ!!

どうきょにんさん ヘクソカズラとまちがえて アサガオのつる ひきぬいてしもたにゃ!

おこられるにゃ~

20090806_003

にゃ~!、マガリニャン!!

あの ちゃぱつのおにいちゃん

どこ 行かはんニャロ~

20090806_004 もう ねむいのに おこさんといて~にゃ~

クラブに 行かんはんにゃて~

くらぶて にゃんヤロ??

ひよこくらぶ

おたまじゃくしくらぶ

ふにゃ~・・・ねむなってきたにゃ~

20090806_002 

ろうじん・・くらぶ

・・・ほすと・・くらぶ・・・

・・むにゃん・・・・・


チェリニャンのご難

2009年07月05日 | 居候猫

20090704_010_2

きつ~おさえて ほねがおれるかと 思たにゃー

おまけに チクチク なんかいも 刺すし(~_~;)

在宅,皮下点滴から全力で逃げ出したチェリニャンの怒りとぼやきです。

2日に一度、150ccのリンゲルを皮下に点滴するのですが、これが、なかなか巧くいきません。

一人がチェリニャンを固定して(押さえつけて)もう一人が、21Gの針をチクッ!とするわけです。

大きな洗濯ネットにチェリニャンを入たまま、床の上に箱座りをさせたのを両足で挟み、その上からバスタオルで押さえ込みます。

もう一人がチェリニャンの背中の皮を指でつまみ揚げ、三角に持ち上がったところを、

針でチクッとやって、もう一方の手で壁に吊るしたリンゲルのパックをギューっと握って、液を押し出します。

そうしないと、針が細いので液が落ちないのです。

太い針は猫が痛がるのと組織をいためるそうです。

思い切りの悪い同居人は、なかなかチクッと出来ません。

(本人と私の耳に、表情一つ変えることなく、ピアスの穴を開けた過去があるというのに。

また、鶏肉の皮を持ち上げて針を刺す練習もしたというのに。)

やっと成功して、パックを力いっぱい絞っても、液が流れないこともあります。

我慢の限界に達したチェリニャンは、渾身の力を込め、生まれながらの瞬発力を発揮して、洗濯ネットとバスタオルを跳ね除け飛び出して行きます。

後には、細いチューブの先端の点滴針が、勢いよく輸液を放射しているというわけです。

残された看護師たちは、全身汗だくのうえ、放心状態でしばらくへたり込んでしまいます。

そんな日は、また病院へ行って処置をお願いするわけです(ーー;)

「キャットコントロールバッグ」というのを、ネットで見つけました。

これに猫を入れ、点滴をして成功した人の記事があったので、さっそく注文しましたが、どうでしょうね~?

ところで今回、検査して解った事ですが、姉妹猫のチェリニャンとモモニャンは、両方とも片方の腎臓が小さいそうです。

20090704_011今年も 東公園のヤマモモの木に、熟した実がいっぱい生りました。

木の下の地面は薄桃色に色づいています。

そこで、私は雨傘を、同居人はたたんだ釣竿を持って公園へ出かけました。

私が広げて逆さにした傘の中に、同居人が伸ばした釣竿でヤマモモの実を叩き落すというわけです。

乱暴に叩くものだから、実は赤いのやら青いのやらマチマチですが、

木の上で実をついばんでいるヒヨドリが加勢をしてくれたこともあって、瞬く間に収穫しました。

そんな面白いことをしていると、見物人が寄って来て、

「なんや?なんや?」というわけです。

そこで、数人の女子中学生や、乳母車を押した男性、複数の老人に赤くて美味しそうな実を上げると、

皆パッと嬉しそうな顔になって、たいして甘くも無いけど、とても美味しそうに口に含んでいました。

20090704_015 熟れた実を洗って、小さな鍋で煮詰め、とろりとしてきたら、種を苦労して取ります。

砂糖の代わりにエリスリトール(果実や発酵食品に含まれている、天然の糖アルコールで、カロリーがほとんど無い)を入れてジャムをつくりました。

冷たくした晩柑(酸味の少ない、グレープフルーツの小型判)数きれの上に、プレーンヨーグルト、その上にヤマモモジャムを載せます。

ほのかに甘く、かすかな酸味がヒンヤリ喉を潤し、昼間の労働を癒してくれました。

ヤマモモは雌雄異株なので、雌株を植えておけば20~30kmも離れた雄株から花粉が飛来して実がなるそうです。

中国大陸南部と日本を原産とするそうですよ。