ものずき烏の無味乾燥?文

ブログ発想 LP/LD/CD コレクション作業 進行中。ジャズばっかしじゃないかと言われたら身も蓋もない。

ドン・チェリー:ホーム・ボーイ

2005-05-02 | 音楽 の 紹介

HOME BOY: Don Cherry



 まえに紹介した、ブラウン・ライスと同じように、民俗音楽的要素が入り混じったジャズらしくないジャズである。電気ギターとコンガ/ボンゴ・ドラムがウォーキング・リズムを打ち出す。ドン・チェリーの歌声がスキャットを交えながらトランペットを歌い上げる(二重録音かも知れん)。
 このアルバムのタイトルが疑問。このジャケットの背と表(左下)に HOME BOY とあり、裏に表からの続き帯びでSISTER OUT とある。中身のレーベルは HOME BOY | SISTER OUT となっている。このアルバムの日本盤が出たかどうかはわからない。
ブラウン・ライスの場合は、わたしの所有するイタリア盤(EMI)ではモキ・チェリーの手芸品デザインがいい味を出していたのだが、日本盤(A&M)ではドン・チェリーの写真に替えられてしまっている。レコード・ショップでマニアが、ジャケットを食い入るように見ることの、一つの要素がこの辺にもある。

"Home Boy " Barolay(FRA)827_488-1
Butterfly Friend / I Walk / Rappin' Recipe
Reggae To The High Tower / Art Deco / Call Me
Treast Your Lady Right / Alphabet City
Bamako Love
Don Cherry (tp) Ramuntcho Matta (g) Jannick Top (b)
Claude Salmieri (ds) Negrito Trasante (bongo) 1985/06


投稿済み・準備中を含め アルバム・ジャケット一覧 を用意しました。
2005/05/02 ものずき烏
(参考)
2005-03-31 ドン・チェリー:ブラウン・ライス
2005-05-03 ドン・チェリー:アール・デコ
2005-05-04 ドン・チェリー:相対性組曲

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