日々是後悔也 ver.3.60

備忘録代わりのちょっとした旅行記と書き物

新しい風 (その1

2017-05-29 19:25:22 | Weblog
東の四季島、西の瑞風と話題に事欠きませんが、われらが東海様は、といわれるとリニアにご執心なのでそういった列車を持つ予定はないようですね。
造ったところで目玉になるようなところも区域内にはないわけなんですが。


@なかのひとは夜勤移行なのでこの時間を使ってたまったネタを消化して行こうと思います。
今回のネタは西の瑞風。O氏のおかげで伯備線山陰線の奥のほうを通るトワイライトを引退前に撮ることができたわけですが、GW前にO氏から「瑞風の試運転の情報をもらったから撮りいかん?」とお誘いをもらいました。
「瑞風なぁ・・・どこまで行くん?」「鳥取のあたり。停車時間を利用して2回は撮れるよ?」「・・・して、いつ行くの?」「平日。実は月曜に病院に検査に行くんだけど、再検査しに来いってことにして次の日も休み取ったんだわ」
「(・・・ずる休みですかいw)」

GWもこの時点ではどこにもいく気はなかったので「まあ1回ぐらいは瑞風見にいってもいいか」というすごく軽い気持ちで金魚のふんさせてもらいます。




前日月曜を午前中のみの仕事にして、家で準備をします。当初は22時くらいにO氏の家を出発する予定でしたが、途中で電話がかかってきて「仕事片付けてたら遅くなったんで0時前くらいに着て?」と注文が。
既に家は出てしまっていたので途中のコンビニで夕食をかねて時間調整。0時過ぎにO氏の家を出発します。

名阪国道から西名阪、近畿道から中国道につなぎます。最近遠征というと中国地方ばっかりですが、地元ではネタになるものが少なくて・・・。
休憩、仮眠を挟みながらR178経由で午前中のポイント、香住ー鎧間に着いたのは8時。朝日に照らされる橋梁はなかなか地元ではない光景。
橋の向こうを越えるとすぐ日本海。距離にして100mもないくらいなので山が迫る山陰でも川幅が広いのですね。


O氏、今回をネタは運転日報から拾ってきたとのこと。「出所は聞くなよ?w」
平日の試運転、しかも一般には出回らない瑞風の運転。とはいえ、同業者はどこから情報を仕入れたのか必ずやって来ます。(ホントにどこから仕入れてくるんだろうと疑問です
かなりのキャパがあるポイントではありますが、一応三脚だけ置いておきます。

今回の試運転、香住を11時発とのことなのでまだ時間があります。「まだ時間もあるし、もう1箇所ポイント見に行ってみよう」と移動。
やってきたのは

道の駅あまるべ。

・・・あー、懐かしいですねぇ。わたしがその昔、高校生だった頃に合宿で1回だけ来たことがあります。
まだ旧客もかろうじて残っており(年がばれる)、餘部で下りて2時間くらいお立ち台から撮った事がありました。いやぁ懐かしい。
当然当時あったトレッスルは件の事故がきっかけで新しく架け替えられ、現在ではPC橋が使われています。

8時半頃着きましたが「まだ道の駅が開くまで時間があるし、ちょうど着の列車があるから見に行こう」ということに。

現代と過去が並ぶ姿。


この駅に来たのは何十年ぶりでしょうか・・・。

旧橋脚があった頃はホームが逆向きでつけられており、その端から山の中腹にあるお立ち台まですぐに行くことができました。
現在では一回駅の階段を下り、橋の袂をくぐってから線路を越えるようになっていました。
1スパン分の橋は「空の駅」と名づけられ、日本海と餘部橋梁を見物できる名所として残っています。
(すぐ近くで工事が始まっており、数年するとエレベーターであがれるようになるのだとか。四方を強化ガラスで仕切り、見渡せるようになるようですが、個人的に高いところは嫌いなのでかなりいやな建築物ですね・・・)



「ここから瑞風撮ってもいいんだけど・・・」とO氏。でもさっき見てしまった矢田川にかかるデッキガーターを渡っていく姿のほうが撮りたかったので戻ります。


途中朝ごはんを調達。
川岸に咲いている藤の花を眺めながら朝食。

いやぁいい天気です。



11時過ぎ、前走になる普通が通過。どうやら香住で普通に道を譲ったよう。



15-30mm(23mm) 1/1250 f6.3
試運転らしい、ゆっくりとした速度で矢田川橋梁を渡っていきました。
ネットで画像を見てはいましたが、ボディがトワイライトと同じ深緑(どうやらメタリックも混ざっているよう)は露出がとても難しい題材ですね。
今までの鉄道車両にはなかったデザイン、天気によって露出を考えなくてはならないボディ色。うーむ頭が痛いw



さて、午後からの2発目は正式に運用を開始すると同じように長時間停車をする鳥取の停車時間を利用して移動をします。
R178を西へ。R9のバイパスで鳥取市街地を抜け、泊から県道を進みます。次のポイント、泊ー松崎に着いたのは13時過ぎ。
着いてすぐに踏切が鳴り出しました。「お。なんかくるぞ」
特急なんかの長編成なら瑞風の参考にもなります。とりあえず主力機のDfは出さずに見るだけ・・・

って!! ええー。何だあの四国の特急みたいな2両は?!
反射板をつけて通路は何かの板で塞いでの運行。四国では随伴の車両をつけないで単行で回送する姿もネットで見たことがあります。まさかそんな姿をこんなとこで見れようとは。
これならDf構えてればよかった、と思っても後の祭りですw



この区域



関西からの直通特急があるおかげで意外に退屈しません。特に智頭のスーパーはくとは流線型をしていることもあって写真栄えしますね。


通過が15時半くらいということでまだかなり時間があります。この間に昼食をのんびり取るとしましょう。
久しぶりにお湯を沸かしてカップラーメンとおにぎり。が、ラーメンをすすって通過していく特急を撮っているうちに雲行きが怪しくなってきました。
既に三脚を展開し、Dfも設置してあります。「やばいな。この天気、寒い風が吹いてきたらかなりの確率で雷雨になるんだけど・・・」



あれよあれよという間に分厚くなっていく雲。通過する予定の15時過ぎにはポツリポツリと雨が・・・。


80-200mm(86mm) 1/500 f5.6 +1
午前中にあれだけ晴れていたのに通過時はばっちり濡れてしまいましたorz
しっとりと濡れて走行する瑞風もかっこよくはありましたが、できれば晴れた中撮りたかったですね。






ということで2発撮る事ができました。15時も回っていますが後半はまた次に。
































□今日の瑞風

ヘッドライトが4灯で正面デザインがサンライズに似ているせいか、実車はなかなかかっこいいですね。
手すりの斜めラインの好みが分かれるところではありますが・・・。






















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