伝えるネットねこレポート

「水俣」を子どもたちに伝えるネットワークのブログ。
首都圏窓口の田嶋いづみ(相模原市在住)が担当してます。

いま、子どもたちと向き合うために ~シンポ開催のお知らせ

2013-05-11 12:13:00 | 会員レポート
年次総会にあわせて、フクシマで
シンポジウムを開催します



諸事情のために、昨年度は総会を持ちませんでした。
なので、2年ぶりの伝えるネット総会となります。
ひとりひとりの発意をもとに、その発意を相互に讃え、支え合って、子どもたちに伝えることを活動のメインに据えています。
そんなんで、ご縁のままに、会員の住まいは各地に広がっています。
せっかく、各地に散らばるみんなに声かけするんなら、と、あわせて シンポジウムを開催することにしました。

総会は、福島県教育会館で午後3時から。
そして、そのまま、同じ会場で、下記のシンポジウムを開催します。

もともと伝えるネットの輪郭は曖昧です(あえて、です)。
総会もシンポジウムも、どなたでも自由に参加できます。





子どもたちに「水俣」を伝える活動を始めてから、どのようなことでも、「子どもたちに伝えるとしたら、どのように伝えるか」という視点で考えるようになりました。

このごろ、今ここで起きているさまざまなことを、とても伝えにくくなっていると感じるのは、私たちだけでしょうか?

どう伝えますか?
死後36年経ってようやく水俣病と認定された溝口チエさんのこと。
最高裁判所が水俣病と認定したあとの、環境省の対応のこと。

どう伝えますか?
なおも、原発を止めることができないわけ。



子どもたちに伝えるならば「希望」をこそ伝えたい。
水俣病患者に寄り添いつづけた原田正純先生の言葉です。

水俣病こそ、自分の守護神だった。
水俣病の語り部となった杉本栄子さんの言葉です。

私たちが、子どもたちの「いのち」そのものが希望と知り、子どもたちとともに未来をはかりたいと願うなら、まず、私たち自身がどうあらねばならないか、そんなことを考えるきっかけとしたい、です。


そして、もうひとつ。

せっかく遠方から集まるのですから、あわせて、下記のフィールド・ワークを計画しました。
あわせて、ご参加をお誘いする次第です。








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