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伝えるネットねこレポート

「水俣」を子どもたちに伝えるネットワークのブログ。
首都圏窓口の田嶋いづみ(相模原市在住)が担当してます。

水俣の甘夏の生産者グループ「きばる」の高橋昇さんとの交流会

2012-02-07 06:36:12 | 出前レポート


水俣の甘夏の生産者グループ「きばる」の高橋昇さんとの交流会


1月18日(水)10:00~12:00
雄踏文化センター(浜松市西区)


生活クラブ生協主催の交流会、当日は、池谷が、急遽行けないとの事で、パネルを持って、単身の参加でした。

参加者のほとんどが、小さな子どもを連れた若いママたち。
隣の部屋で託児をしながらでしたが、高橋さんのお話を、食い入るように聴くママたちの真剣な姿に感動してしまう程でした。




高橋さんは、水俣病の話を交えながら、なぜ、甘夏栽培を始めたか、なぜ低農薬にこだわるのか、
農薬に頼らない栽培の難しさ等、ビデオを見せながら、わかりやすくお話してくださいました。






原発事故以来、子育て中のママたちの関心は放射能汚染ですが、
水俣の経緯を聴きながら、東電とチッソ、国と企業・・・類似した構図、そして食の安全についても、より強く感じたようでした。

最後に5分程、時間を戴きました。

ちなみに「水俣病を知っていた人?」と質問したところ、年配者2~3名しか手が挙がらず・・・
20~30代は小中学校ではほとんど、触れられていないという事実に、改めてショックを受けました。




「水俣から届けられた『あまなつ』に添えられた『毒を食わせられた者は、人に毒を食わせられん』という生産者の声に
心を動かされたひとりの母親が、この『伝えるネット』の代表をしています。」
「この『あまなつ』がはじまりでした。」
そう、話しながら、出前授業で使う、パワーポイントや写真を見ていただきたい気持ちになりました。

試食で出たのは、甘夏の皮のピールと甘夏入り生チョコでした。
「きばるのあまなつ」は、マーマレードにしても安心。
そこに、一緒にいた子どもたちの笑顔を守りたい母親の強い思いも感じた一日でした。

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