今朝の朝刊にフランス・ブリュッヘンの訃報記事が出ていて、ほんとうに驚きました。
今年に入って、クラウディオ・アバドやロリン・マゼールという巨匠たちの悲報が相次いでいましたが、ブリュッヘンも逝ってしまうとは・・・。
鉄工所のおやぢは、指揮者としてのブリュッヘンよりも、リコーダーやフラウト・トラヴェルソ奏者としての方が馴染み深い。
20歳代後半から始めた、ビルスマやレオンハルトとの活動が、ピリオド楽器を用いたバロック音楽演奏の地位を高めたことは間違いないところ。さらに18世紀オーケストラでの活動では、古楽器演奏の世界を古典音楽まで拡大。
ブリュッヘンなしでは古楽器は語れない。不世出の古楽器演奏家ですね。